ソニーｖｓアップル

携帯音楽端末でしのぎを削るiPodのアップルとウォークマンのソニー。
面白いのは、それが同時にそれぞれが持つコンテンツポータル、ITMSとモーラの対決でもあることです。

過去、パソコン市場では、チャレンジャーたるマイクロソフトに敗れたアップル。ハードをメインにしたアップルのビジネスモデルに、ソフト中心で挑んで勝利したマイクロソフト。

その１０年後、苦い経験をいかしてか、ハードとソフトをうまくミックスしたビジネスモデルで携帯音楽市場に殴り込んできたアップル。米国では勝ち続けていますが、日本では、まだ絶対的なポジションは築いていないようです。


そして、両者の対決は、オーディオからムービー（動画）へと飛び火しました。

ソニーの携帯ゲーム機ＰＳＰが、ネットを経由して、自宅で受信したテレビ番組、ＤＶＤレコーダーの録画映像を見られるようになったとのこと。つまり、ネットさえつながれば、屋外であっても、海外であっても、我が家と変わらない動画コンテンツが見られるわけです。

一方、アップルは、先日も書いたとおり、最新のｉＰｏｄでテレビ番組などのダウンロード購入に対応した。

さあ、この対決はどちらが先導するのか？



ＴＶも見られるＰＳＰ　ネット経由で映像転送サービス (朝日新聞) - goo ニュース

アップル、ビデオ再生が可能な新型『iPod』などを発表 (HOTWIRED) - goo ニュース