野庭高校の演奏の何に感動したかというというと、
説明すると月並みな言葉になってしまうが、
今思い出してみると、
スピード感。普通の演奏だと、ただテンポを上げるだけだったり、音量を上げたりだが、このときの演奏には何かキレのようなものを感じた。
サウンドの色彩感。吹奏楽はともすればサウンドが単調になりがちだ。
しかし、このときの演奏は、50人のサウンドが離合集散し、非常に色彩豊かなサウンドを聞くことができた。一瞬一瞬をどういうサウンドに組み立てていくかという明確なビジョンを感じたように思う。しかも、自分がバリトンサックス奏者ということもあり、木管低音も活躍するサウンドに余計に反応したのかもしれない。
そして、いつもいうことだが、自然なフレージング。
その後この演奏のCD買ったけど、だれかに貸したままもう数年。
・・・返せよ