キートンの四方山話

大学で産学連携や知財をやっています。海洋・深海や船舶関係が多め。発言はあくまで個人的見解で所属の組織とは関係ありません

『サマータイムマシン・ブルース』

2005-09-05 02:33:18 | 映画・コミック等の感想
個人的に今年の邦画で1番面白かった。面白すぎ。タイムマシンものなので、最初の伏線を
久しぶりに続けて2回も見てしまいました。ちょうど次がレイトショーで安かったから。続けて2回見たのは去年の『スウィング・ガールズ』に続いて2回目かな。
(子供の頃は入れ替え制じゃなかったので、面白い映画は何度も見てたんですけどね~)

本広監督の作品だとか上野樹里が出ているというのも惹かれたのもたしかですが、
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マジに暑すぎる夏、とある大学の「SF研究会」部室。SF研究などせずぐったりと夏休みを過ごす5人の男子学生と、2人の女性写真部員。前日にクーラーのリモコンが壊れて猛暑に悩まされるなか、ふと見ると部屋の隅に突然タイムマシンが!!!! 「ためしに昨日に帰って壊れる前のリモコン取ってこよう」と軽い気持ちで乗ってみたら、さぁ大変。想像もつかないような事態が次々と巻き起こって…!?
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という映画の紹介文にたまらなく惹かれた。身近な日常にSFがあるっていう日本的な設定と"SF研にタイムマシン"なのにタイムスリップの目的が昨日のリモコンかよ!っというバカらしさがたまらなくいとおしい。

んで、初日は仕事でいけなかったので、日曜日に。
タイムマシンが出てくるまでは???で、ちょっと期待はずれかな?と思っていましたが、タイムマシンが出てきてからスクリーンに引き込まれていきました。前半の???も分かってくるし、笑いもあるし、コネタやオマージュもあるしで、あっという間の107分。一度流れを理解してから、もう一度見るとなお面白い。何度見てもそのつど発見があって面白いと思う。3回目にチャレンジか?渋谷の映画館でクーラーのリモコン割引なんてのをやっているらしいので、行ってみるか?

上野樹里さんはもちろんですが、他の役者さんも良い味をだしていて良かったし、音楽も良かったし、ちょっと引き気味の画面も舞台を見ているようで良かった。
それから、脚本が良かった。昨日と今日という短い時間軸とクーラーのリモコンというネタだけなのにうまくタイムパラドックスを表現していたし、笑いもあるし、物語の終盤になればなるほど引き込まれている展開にもう満足。柴田の相手は?甲本は田村に苗字を変えることが出来たのか(笑?)など、見ている人に続きも見たい!と思わせる最後もgood。続編あったらみたいな!舞台で続編やってくれたら、京都まで見に行くよ。絶対。

ということで、ヨーロッパ企画の舞台版の方も是非みたい!!。
って、東京での公演終わってるじゃん!のこりは福岡か・・・福岡の公演、あと1週間前だったら行けたのにな~。現在売切れになっているDVD版が再販されることに期待しましょう。また、来年新作を東京でも上映するらしいので、それを楽しみに。

今年22本目。

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