5月5日~6日の1泊2日で丹沢を縦走。正月の燕以来。
5月5日(金)
大倉→塔ノ岳→丹沢山→蛭ヶ岳→檜洞丸青ヶ岳山荘(泊)
7:00 9:45 10:50 13:00 16:15
今回の山行は、1日先行している山仲間に追いつくために、いつもののんびり単独行ではなく、久しぶりにしっかり歩く。
始発のバスで7:00に大倉着。登山届を提出して準備運動の後に歩き始める。
(登山届を出さない人がほとんど。どこかで提出済みかもしれないけど、最低限のルールは守りたいものです)
塔ノ岳までは登山道がしっかり整備されていて、高低差はあるけどハイキングコース。木道と新緑と山桜が美しいと富士山がうつくしい。9:45塔ノ岳到着。異様に広い山頂。山頂からは本日のコースが一望できたけど、うんざりするほど遠く、アップダウンの連続。10分休憩後、気を取り直して歩き始める。途中、旧日本陸軍の格好をした人に遭遇。頭から足までばっちり決まっていた。驚いたけど、あそこまで一貫して凝ると感心してしまう。丹沢山までは高低差もあまりなく、穏やかな山道。野鳥のさえずりと森林浴を堪能しつつ、黙々と歩く。
10:50に丹沢山に到着。ここで昼食。といってもレトルトの五目飯を半分食べて30分後に出発。トイレも使わせてもらったけど、丹沢山系の主な小屋のトイレはほとんどバイオトイレ(微生物を使った消滅型のトイレ)。トイレットペーパーは流すといけないらしいが、浄化槽の微生物槽にセルロース分解菌がいれば、紙も流してOKになるような、と思いながら用を足す。
稜線を歩いて気持ちいいし、道もしっかりしていて歩きやすいが、ところどころ斜面の崩壊の後が痛々しい。植林をしているようだったけど、ある程度入山制限をしたほうがいいのか?山の自然といえば、植生保護柵がいたるところに。シカによる食害から樹木や下草を守るためのもの。食害といっても、平地の開発によって山に追い上げられた鹿が、エサがないため樹木の皮等を食べることが原因(他に開発によって天敵もいなくなって、シカが増えていることも原因)。もともとは自然の恩恵を当たり前のものとして開発をしてきたニンゲンが一番の原因。この辺は、横浜国大のCOEなんかで研究しているので、なんとか改善して欲しいと思う。
途中、1日先行している山仲間からメールが届く。すでに蛭ヶ岳を過ぎているとのこと。さすがに追いつけないか。
13:00神奈川県最高峰の蛭ヶ岳に到着。あまりの暑さに脱水症状気味だったので、小屋でポカリ500mlを買って飲む。今回はあまり水場がないし、小屋でも水は有料。ということで2日分の水はもって来ているが、あまりの暑さにポカリが欲しくなった。
蛭ヶ岳から青ヶ岳山荘までは、高低差の激しいアップダウンの連続。蛭ヶ岳から一気に下って(この下りから道が荒れてくる)、また登って、下って・・・。
すでに6時間歩き続け。ガイドブックではこのコース、ここで1泊。ところが、今回の山行は、ここからさらに3時間歩かなければならない!
もう6時間以上歩いているので、疲れてはいたけど、ペース配分も分かって、コースタイムよりも早く歩けた。ようやく身体が慣れてきた様子。といっても、さすがに檜洞丸山頂近くにある青ヶ岳山荘までの最後の50分の登りは疲れた。
16:15山荘着。すでに先行者は小屋の宿泊者らと飲んでいたので、私も混ぜてもらう。暑い中9時間も歩き続けたので、ビールがうまい!
今回は、節約のため、素泊まり。みんながおいしそうなカレーを食べているのを横目に見ながら、レトルトの夕食。ちょっと悲しい。
夜は、いびきであまり眠れなかったので、シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星を見るために外へ。久しぶりの夜空で、星座が分からなひ・・・。う~ん、昔は天文マニアだったのに!といっても肝心の東から天頂にかけて薄い雲がはっっていて、さすがに彗星を肉眼で確認できず。大変残念である。
今度は、望遠鏡を担ぎ上げて、山で星を見たい、と思った。
この山荘、メジャーな縦走ルートでは通過地点にあるので、あまり混雑してなく、アットホームな感じ。スタッフも宿泊者もみんなで楽しく食事をしたり話をしたり飲んだり。気持ちのいい小屋でした。次回も機会があれば宿泊したい小屋。今度は差し入れを持っていこうかな。
5月6日(土)
青ヶ岳山荘→檜洞丸→西丹沢自然教室
7:50 8:00 11:00
みんな急ぎの出発ではないので、のんびり朝のひと時を過ごす。気持ちのいい朝。6時に朝食、8時前に出発。小屋を出る時は、小屋のスタッフが鐘を鳴らして見送ってくれた。姿が見えなくなるまで手を振り、別れを惜しむ。
本日は先行していた山仲間と一緒に下る。といっても2時間ちょっと下山すると目的地。独りで山を楽しむのもいいけど、仲間と話しながら歩くのもいいものです。11時に目的地である自然教室に到着。
バスが13時発だったので、川辺で宴会突入。バスで中川温泉で途中下車。ゆっくり温泉で疲れを癒すが、その後ビール。小田急新松田駅についてもビール・・・とにかく山の後のビールは最高!それと仲間と下山後に飲むビールもね(もちろん小屋で飲む時も)。
温泉といえば、今回は天候に恵まれ、日差しが強烈、夏のよう。ということで、日焼け止めを塗り忘れた二の腕は、真っ赤に日焼け。やけどみたいに痛くて、温泉に腕をつけることが出来ず。触っても痛い。もう若くないのだから、皮膚は大事にしないとね。ちょっと反省。これ、前回の夏山やダイビングの時にいつも思うけど、つい忘れるんですよね~。
今回の山行、体力不足を痛感。昔は地図のコースタイム以下で余裕で歩けたのが、歩けなくなった。山に行って身体を鍛えないと。
次はダイビングかな?
5月5日(金)
大倉→塔ノ岳→丹沢山→蛭ヶ岳→檜洞丸青ヶ岳山荘(泊)
7:00 9:45 10:50 13:00 16:15
今回の山行は、1日先行している山仲間に追いつくために、いつもののんびり単独行ではなく、久しぶりにしっかり歩く。
始発のバスで7:00に大倉着。登山届を提出して準備運動の後に歩き始める。
(登山届を出さない人がほとんど。どこかで提出済みかもしれないけど、最低限のルールは守りたいものです)
塔ノ岳までは登山道がしっかり整備されていて、高低差はあるけどハイキングコース。木道と新緑と山桜が美しいと富士山がうつくしい。9:45塔ノ岳到着。異様に広い山頂。山頂からは本日のコースが一望できたけど、うんざりするほど遠く、アップダウンの連続。10分休憩後、気を取り直して歩き始める。途中、旧日本陸軍の格好をした人に遭遇。頭から足までばっちり決まっていた。驚いたけど、あそこまで一貫して凝ると感心してしまう。丹沢山までは高低差もあまりなく、穏やかな山道。野鳥のさえずりと森林浴を堪能しつつ、黙々と歩く。
10:50に丹沢山に到着。ここで昼食。といってもレトルトの五目飯を半分食べて30分後に出発。トイレも使わせてもらったけど、丹沢山系の主な小屋のトイレはほとんどバイオトイレ(微生物を使った消滅型のトイレ)。トイレットペーパーは流すといけないらしいが、浄化槽の微生物槽にセルロース分解菌がいれば、紙も流してOKになるような、と思いながら用を足す。
稜線を歩いて気持ちいいし、道もしっかりしていて歩きやすいが、ところどころ斜面の崩壊の後が痛々しい。植林をしているようだったけど、ある程度入山制限をしたほうがいいのか?山の自然といえば、植生保護柵がいたるところに。シカによる食害から樹木や下草を守るためのもの。食害といっても、平地の開発によって山に追い上げられた鹿が、エサがないため樹木の皮等を食べることが原因(他に開発によって天敵もいなくなって、シカが増えていることも原因)。もともとは自然の恩恵を当たり前のものとして開発をしてきたニンゲンが一番の原因。この辺は、横浜国大のCOEなんかで研究しているので、なんとか改善して欲しいと思う。
途中、1日先行している山仲間からメールが届く。すでに蛭ヶ岳を過ぎているとのこと。さすがに追いつけないか。
13:00神奈川県最高峰の蛭ヶ岳に到着。あまりの暑さに脱水症状気味だったので、小屋でポカリ500mlを買って飲む。今回はあまり水場がないし、小屋でも水は有料。ということで2日分の水はもって来ているが、あまりの暑さにポカリが欲しくなった。
蛭ヶ岳から青ヶ岳山荘までは、高低差の激しいアップダウンの連続。蛭ヶ岳から一気に下って(この下りから道が荒れてくる)、また登って、下って・・・。
すでに6時間歩き続け。ガイドブックではこのコース、ここで1泊。ところが、今回の山行は、ここからさらに3時間歩かなければならない!
もう6時間以上歩いているので、疲れてはいたけど、ペース配分も分かって、コースタイムよりも早く歩けた。ようやく身体が慣れてきた様子。といっても、さすがに檜洞丸山頂近くにある青ヶ岳山荘までの最後の50分の登りは疲れた。
16:15山荘着。すでに先行者は小屋の宿泊者らと飲んでいたので、私も混ぜてもらう。暑い中9時間も歩き続けたので、ビールがうまい!
今回は、節約のため、素泊まり。みんながおいしそうなカレーを食べているのを横目に見ながら、レトルトの夕食。ちょっと悲しい。
夜は、いびきであまり眠れなかったので、シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星を見るために外へ。久しぶりの夜空で、星座が分からなひ・・・。う~ん、昔は天文マニアだったのに!といっても肝心の東から天頂にかけて薄い雲がはっっていて、さすがに彗星を肉眼で確認できず。大変残念である。
今度は、望遠鏡を担ぎ上げて、山で星を見たい、と思った。
この山荘、メジャーな縦走ルートでは通過地点にあるので、あまり混雑してなく、アットホームな感じ。スタッフも宿泊者もみんなで楽しく食事をしたり話をしたり飲んだり。気持ちのいい小屋でした。次回も機会があれば宿泊したい小屋。今度は差し入れを持っていこうかな。
5月6日(土)
青ヶ岳山荘→檜洞丸→西丹沢自然教室
7:50 8:00 11:00
みんな急ぎの出発ではないので、のんびり朝のひと時を過ごす。気持ちのいい朝。6時に朝食、8時前に出発。小屋を出る時は、小屋のスタッフが鐘を鳴らして見送ってくれた。姿が見えなくなるまで手を振り、別れを惜しむ。
本日は先行していた山仲間と一緒に下る。といっても2時間ちょっと下山すると目的地。独りで山を楽しむのもいいけど、仲間と話しながら歩くのもいいものです。11時に目的地である自然教室に到着。
バスが13時発だったので、川辺で宴会突入。バスで中川温泉で途中下車。ゆっくり温泉で疲れを癒すが、その後ビール。小田急新松田駅についてもビール・・・とにかく山の後のビールは最高!それと仲間と下山後に飲むビールもね(もちろん小屋で飲む時も)。
温泉といえば、今回は天候に恵まれ、日差しが強烈、夏のよう。ということで、日焼け止めを塗り忘れた二の腕は、真っ赤に日焼け。やけどみたいに痛くて、温泉に腕をつけることが出来ず。触っても痛い。もう若くないのだから、皮膚は大事にしないとね。ちょっと反省。これ、前回の夏山やダイビングの時にいつも思うけど、つい忘れるんですよね~。
今回の山行、体力不足を痛感。昔は地図のコースタイム以下で余裕で歩けたのが、歩けなくなった。山に行って身体を鍛えないと。
次はダイビングかな?
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