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小学校受験 ワンポイント アドバイス 「ふろしき包み」

2016年06月29日 | 日記

洋服をたたみ、ふろしきに包んで結ぶ。多くの学校で出題されていますね。

私はふろしき包みを指導する時、洋服はもちろんですが本や立方体の積木も使い
練習しています。理由の一つは物を包む時に、ふろしきの角と包む物の角を
合わせない…という事を覚えてもらいたいからです。
子どもたちは本のような角は比較的理解してくれますが、洋服や立方体になると
当然ながら迷います。子どもたちを指導する時に心がけている事はイコールに
すること。洋服の角も、本も積木も角は みな同じだよ…
この事は運動でも勉強でも全ての事に共通するものだと思います。
もう一つの理由は「力加減」を体験して覚えてもらいたいからです。
積木や本は結ぶ力が強すぎても形は変わりませんが、洋服はどうでしょうか。

子どもたちは ひも結びの練習で、よくギュッと結んで!とか しっかり結びなさい!
などと指導されることが多いせいか、ふろしき包みでも力を入れすぎる子どもたち
が少なくありません。
その感覚などを体験して身につけます。
そもそも何故、ふろしきを使うのか…から教えてあげることが大切です。
小学校受験の種目として練習すれば上手くはなりますが、身にはつきません。
大切なことは理解することです。理解していれば当然、応用できます。
物を包まなくても、運ぶことも出来ますよね。

あと難しいのは結ぶ時です。子どもたちがイライラしてしまう理由は次に通す穴が
分からないのです。ポイントは ふろしきをしっかり握り、細く(ひも状)して
次に通す穴を自分の目で確認することです。ひも も ふろしき も同じイコールです。

最後に、ふろしき包みをする時にお尻をついて座ったり、ふろしき をまたいだり
しないように気をつけてください。床で行うことが多いですよ。
こちらの方が大切であり、先生方の興味のあるところではないでしょうか。

理解し、身につけば あとは小学校で上手になれば いいのです。



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