アラフォー親父の気まぐれブログ♪

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懐かしのゲーム紹介『火の鳥』

2021-02-09 22:31:00 | ファミコン

火の鳥 鳳凰編 我王の冒険

発売日1987年1月4日 日曜日
価格(販売当時)5,300円
メディアタイプカートリッジ
データ容量1M+64KRAM
メーカーコナミ
手塚治虫原作のアニメ映画「火の鳥 鳳凰編」(1986公開)からファミコン化。
操作するプレイヤーの真下に鬼瓦を設置して足場とするアクションは独特で
オリジナリティの光る良作となった。フクロウの鳴き声などのサウンドエフェクトも秀逸。


画面はサイドビュー右方向任意スクロール。
主人公の彫刻師・我王は失われた火の鳥の彫刻の
パーツを回収するため、時空を超えての旅に出る。
なお、同名のパソコン(MSX)版とは内容は異なる。

ステージは大和(現代)ラウンド7+1ステージ、
来世ラウンド5ステージ、太古ラウンド3ステージの合計16ステージ。
各ステージの最終地点にいるボスを倒すと火の鳥の彫刻の
1パーツが手に入り、次のステージへと進む。
各ラウンド同士は連続しておらず、各ラウンドの最終ステージを
クリアするとそのラウンドの最初にループする。
別のラウンドに移動するためにはステージ内に隠されている
ワープゾーンを見つけ出し(壊せるブロックの後ろに隠れている)
それを経由して移動する。
火の鳥の彫刻パーツは各ステージに1つで
ループにより同じステージをクリアしても
2度目からはパーツは手に入らない。

プレイヤーの武器は「ノミ」で連射はできない。
左右と真上の3方向に発射できる。弾数制限はない敵キャラクターへの攻撃のほか、壊せるブロックを
破壊したり、宝箱を開けたり、自ら設置した
鬼瓦を破壊することができる。
本作の最大の特徴ともいえるのは「鬼瓦」によるアクションで空中にいるとき↓とBボタンで真下に設置、足場に乗っているときは真横に設置できる。設置した鬼瓦は足場として上に乗ることが可能。これにより通常のジャンプでは到達できない遥か上方へも登っていくことができ、或いは画面下の穴に落ちてしまうところを鬼瓦を設置して回避するなど、これまでのサイドビューアクションでは考えられなかった操作系を実現した。鬼瓦は入手した数だけ設置できる。敵キャラクターを倒したときに出現するもので1つ、宝箱から出現するもので10ストックが増加する。ストック最大は99。

プレイヤーはライフ制。敵の攻撃を受けるとライフが1目盛り減少し、ゼロになるとミスとなる。アイテムのおにぎりを取得するとライフが全快する。アイテムの貝殻を入手するとライフの最大値が増加する。ステージクリアしてもライフは回復しないが、おにぎりが随所に設置してあるのでライフ回復にはそれほど苦労しない。ステージ中の穴に落ちる、残りタイムがゼロになってもミス画面上で先に進むことが不能になったときなどセレクトボタンを押すと自滅できる。残機ゼロでゲームオーバー。ステージ中のブロックは破壊できるものがある。ノミで破壊するか上に乗りしゃがんでジャンプを3回すると崩すことができる。自ら設置した鬼瓦も同様に扱われる。全てのステージをクリアし火の鳥の彫刻を完成させるとエンディングとなり、2周目がスタートする。

懐かしのゲーム紹介『ラビリンス』

2021-02-09 22:27:00 | ファミコン

ラビリンス

発売日1987年1月7日 水曜日
価格(販売当時)4,900円
メディアタイプカートリッジ
データ容量1M+64KRAM
メーカー徳間書店

同名映画をファミコン化。広大な迷宮がメインモチーフ。
仲間や味方の登場キャラクターの力を借りながら映画に
登場する多彩なステージを順番にクリアしていく。
主人公のサラは「ラビリンス」の迷宮を13時間以内に抜け
魔王にさらわれた弟のトビーを救出する。
主人公は残り時間という形のライフ制で、最大値は13時間からは増えない。
時間経過や、敵の攻撃を受けると減少する。

マップ上のロウソクや時計、或いはラビリンスの本で回復できる。
各ステージはラビリンスの名のとおり迷路状になっており
ステージによっては地下通路やワープゾーンでさらに
複雑な構造になっている。ステージ内に一つずつあるコイン、鍵を入手することが目的。
ステージは全部で13面だが、ステージ2以降はステージ2の中央にいる
「ワイズマン」の指示により移動することができる。
各ステージにある鍵を入手すると、自動的にワイズマンの元へとワープする。
このワイズマンを拠点として、以降のステージを順に攻略していく。
(ステージ2は中に入り込むと無限ループになっており
ワイズマンの指示に従わないと抜け出すことはできない)

コインは3つ入手するとワイズマンによりアイテムと交換できる。
指輪アイテムは攻撃力を、杖アイテムは防御力を強化する。
アイテム水晶玉を使用すると、ワイズマンの元に帰還できる。
マップ上のハートは、仲間の3人に割り振ることができる。
ハートを3つ以上割り振った仲間は、3つ目以上を割り振った
時点か或いはオルゴールを使用することで呼び出して
攻撃に加えることができる。3人ともそれぞれ性格が異なるが
階段通過やスクロールで消滅する上、プレイヤーとの当たり判定が
存在し狭い通路では邪魔となり、使いこなすのは難しい。仲間は同時に一人のみ呼び出せる。
マップ上の味方キャラ「リーチェン」は、ステージ内での鍵
コインの入手・未入手の別を教えてくれるほか、アイテムを売ってくれる。
魔王ジャレスが画面内に現れると猛スピードで時間を吸収される。
外国映画が原作のファミコンゲームと言えば
グーニーズやスパルタンXなど結構ありますが
そのほとんどが主人公の名前だけ借りてきて
ストーリーは別物だったりします。
しかし、このラビリンス魔王の迷宮では
主人公である普通の少女サラが13時間以内に
弟のトビーを救うために魔王の迷宮に飛び込むと
いうストーリー展開は原作とまったく一緒です。

発売元メーカーは徳間書店だけど開発は当時の新興メーカーだった
アトラスが担当しています。実は、のちのアトラスの主力となる
スタッフがこのゲームを担当しているだけ
あってなかなかの出来なのです。

主人公のサラの攻撃方法はただひたすら石を投げるだけ。
しかも連投はできない。ジャンプも出来なければ普通の人間なので
アイテムがなければこれといった特殊能力もなし。基本的に敵には
石を投げつけて、逃げまわるしかありません。
アクションゲームですが、時間制限付きの
ライフ制であり、13時間のタイムリミット内では
プレイを続ける事が可能です。敵の攻撃を受けると残り時間が
どんどん減っていきます。残り時間=ライフと
いう設定はかなりユニークです。

だからうまいことやればかなり長いこと
ゲームオーバーにならずに遊べます。
この独自のシステムが他のソフトにはない
個性となっており、映画同様のスリルを味わえます。