龍門山〜大朝日岳(日暮沢 周回コース)糖質制限登山vol .190

2018-07-19 | 山系

今日は日暮沢小屋から
龍門山〜大朝日岳を夫婦で周回という
ミッションを 山の神様
ゆうゆう館 佐藤社長にいただき
行ってきました!

ここを歩ければ大体の山はいける
そんな目安になる山行だそうです!
ルート定数は約50です
果たしてマダムは1日で歩き切れるのでしょうか!


覚書 朝2:00起床 自宅2:30発
4:30から歩き始める。

日暮沢小屋 へはアクセス道路の林道が
荒れてしまったため昨年まで5年程
クローズしていたそうで
道路状況は良かったですが
古寺鉱泉のように全舗装ではなく
いつものポルシェでは車高が低いので厳しく
SUVでの乗り入れで正解
普通車なら大丈夫なレベルの道ですが
これも年々掘れていくのでしょうか?
入るときは常に状況確認をした方が良いです



日の出4:30 日の入り19:00
累積標高差が2000m以上あり
ロングコースで天気が荒れる可能性もあるので
女子の能力も考え
最大の時間を取るべく
4:30出発


今回は虫対策として防虫加工メッシュの
ウエアーをゆうゆうにて新調
メンズは水色しかなく
ホモっぽいのでやめました。

いきなりの急登の暑さで
胸を開けていたためにメッシュの中に大きな
虫が入ってしまいパニックに
なる一幕もありましたが
ちゃんと着用すれば効果はあるようです


幕開けは これでもかと。。
三時間続く急登から


苔が美しい道
刺す虫がいないので
集中して歩けます!



歩き始めて3時間森林限界を抜けてユーフン山が見えて
ホッと一息

清太岩山到着!



ここで 山行を中止して降りてくる団体とスライド
西朝日岳あたりが風速20m程ある強風だということで
大朝日岳へは行かず
竜門小屋泊まりを勧められる

ウェザーニュースの新潟側と
山形側山麓の天気は晴天
てんきとくらす は夕方までC
低気圧は無しなので
回復基調と判断し多少の風なら大丈夫
ダメなら小屋に戻って一泊という
気持ちで
登ることに!


ここはガスがあるものの穏やか
美しい!
この後ユウフンからは強風とガス

4時間半 尾根に出た
竜門山山頂です
さあどおするか?
風は身体が飛ぶほどではないので
いつでも戻る気持ちを持って
西朝日岳(約1時間)まで行ってみることに!


竜門山から下っていくと
素晴らしい花畠
ただし風がむちゃくちゃ強く
期待していた視界も無し

暴風の中 時折耐風姿勢をとりながら
進み続ける
飛ばされる程ではないが
飛行機の羽の上に立っているよう




晴れてたら凄いだろうに


10:10西朝日岳 到着
ここで尾根の角度が大きく折れて変わるので
濡れて滑りやすい岩に注意しつつ
風が収まることを期待して中岳を目指す

途中風を隔ててくれる地形のところがあり
ゆで卵など食べて小休止


一瞬晴れるが相変わらず風が強い


なんとか中岳を巻いて
大朝日岳山頂小屋がみえるが
もうすぐだというのに
妻の足取りが重い
2時間半近くガスに濡れたうえの強風に
晒されてきたので
相当疲れているようだ!


最後の空元気で鐘をつく

小屋の中に入り脱力
この世界の片隅に 状態

濡れた靴下を変えて
管理人さんに温かいコーヒーをいただき
少し横になる
軽い低体温
身体が冷えてしまったようだ。

風がやんだようなので
彼女が休んでいる間
大朝日岳山頂へいってみる


小屋にザックを置いたので
身が軽くトレラン気分
山頂まで駆け上がる事6分



頂上で少し待ってみたものの
ガスは晴れない
一緒にピークに立ちたかったであろう
彼女の分も2つケルンの上に
石を積んで下山。


晴れ間が増えてくる


避難小屋の前は花でいっぱい


なんとか回復してきたので
下山開始
駐車場まで5時間程かかるようなので
ゆっくりしてはいられません


ガスが晴れ稜線がみえてくると
テンション上がります。


晴天の中動き出すと体温が上がり
急速に元気を取り戻します!


小朝日岳


山はもう秋を思わせる
トンボでいっぱいでした


小寺山
ここら辺が最後の登りかな?
そろそろ疲れて来たぞ〜


ハナヌキ分岐まで急降下
ここから日暮沢小屋まで下り続けます!

日暮前には着きそう。

実は分岐から本当に最後の登りが15分位?あり


30分も下り続けたか?
いよいよ下りも終盤
残すところ1/3

今回の標高差2000mオーバー
今までは1800mくらいから膝が痛くなるのですが
今日は日頃のスクワットのおかげか
荷物も重いのに最後まで膝は持ちました!


下り斜面が終わって
もう水平移動にうつる
沢沿い野道素晴らしい樹木が癒しを与えてくれます!

と!突然道が切れて
高所恐怖症の僕に大きなインパクト

嘘だろ? 嫌な予感
近ずいてみる


お〜 危ない
来た道戻ろうか?古寺鉱泉に下りて
ヒッチハイクかと
一瞬ルート計算 しちゃう
不安定な光景




とりあえず下りてみると
意外に浅かったので楽勝

妻が続く


問題のダランとしたはしごも
しっかりと固定されていたので
難なくクリア 一安心

この後大きな橋があり無事に沢を渡り
無事18:30 日暮沢小屋の駐車場に到着
クーラーボックスから
キンキンに冷えた 炭酸水とゼロコーラで
乾杯🥂
一緒に冷やしておいたタオルも
火照った身体にしみまくる!

暗くなる前に林道を脱出
近くの大井沢温泉に浸かって♨️
終了!
次回は西朝日の尾根を晴天で歩きたいものです

●立ち寄り温泉 27号線沿い 大井沢温泉 湯ったり館 入浴 300円 シャワードライヤーあり 良い温泉でした。

〜糖質制限コーナー〜
糖質制限を続けて僕が約2ヶ月
マダムは1ヶ月半

僕の日頃の糖質摂取量は 35g/日 程度
カロリー2300kcal
タンパク質量100g(肉が100gという意味ではなく
食品に含まれるタンパク質の量)
食物繊維15g
この位だとダイエット枯れせずに
引き締まって安定します。

〜今回の登山での摂取〜
朝糖質ゼロのプレーンヨーグルト1カップ
ブラックコーヒー

西朝日岳を超えたあたりで
ゆで卵1個マヨネーズで食べる

山頂小屋で
ゆで卵1個マヨネーズ
鯖缶
ブラックコーヒー

飲み物は
水2Lと
経口補水液OSー1500ml
塩飴2個
ウィーダーインゼリー1個

以上

エネルギー 811kcal
糖質 56g
おにぎり一個半分の糖質

糖質1gあたり4kcalの運動エネルギーなので
56g×4=224kcal

山行消費カロリーが4322kcalなので
エネルギーを糖質ベース考えるなら
前日のカーボローディングに始まり
当日の糖質補給をしっかりしなければ
ハンガーノックでヘタってしまう計算ですが

下山後山形に住む二男と夕食をとるまで
空腹感はなく
そこでとった低糖質な食事を合わせても
この日一日
エネルギー1850kcal
糖質 75g
タンパク質99g
という内容

累積標高差2055m
歩行距離21.3km
消費カロリー4322kcal (糖質換算1080g)
山行中摂取カロリー780kcal
山行中摂取糖質53.5g


帰宅後翌朝の体重もほぼ変わらず
(厳密には激しい運動後は筋肉が保水を増やしたり
タンパク質や内臓脂肪減ったり動いてはいる)

水分の取り方が良かったのでしょう
かなり希釈したスポーツドリンクを飲んでも
ロング登山のような場合口の中が糖で
酸性に傾き
虫歯になるリスクが上がるので
極めてこい飽和食塩水を小さな容器に入れて持参
少し口に運んでは水を飲むのが
最高でした
食塩はミネラルが多い沖縄の「ぬちまーす」
運動中〜後 喉の渇きが少なく
回復も早いようです。

マダムに関しては前回に引き続き
身体が糖質制限体になり切れていないので
スポーツ用の羊羹やエナジーバーで
チビチビと補給してみました。

翌日ケトン体試験紙で
チェックしたところ
マダム初のレベル4

ケトンが最高レベルで出ていたので
運動中であれば多少の糖質摂取は
制限者でも問題ないということを確認

僕はこんな感じ

多分ケトンが効率よく使われだしたので
尿中に少なくなったと思います。

結局 他の糖質制限アスリート達の言う通り
糖質制限したほうがハンガーノックも起きず
快適に長時間運動できるようです。

僕は昨日2時間の睡眠にもかかわらず
下山後の感じでは後4〜5時間は
歩く余裕を残せていましたから。

明けて今日も多少の筋肉痛はあるもののさわやかな目覚めでした。

スーパー糖質制限をすると
はじめの1ヶ月はフワフワして力が入りませんが
二ヶ月目くらいから力がみなぎってくるようです。
次回の登山が楽しみです!





今度は晴れの時また来ます
登山最高!


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