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ケアマネ★DH華子の花道

歯科衛生士から不動産やコンサルティングの仕事を経て、ケアマネに転身した華子の奮闘記。

C処 (カリエス処置)

2011年02月16日 | 日記
では・・では、本日からは「華子マニュアルのひとつずつ」を公開しましょう。


今から、歯科に夢をもって働く方の為に・・・・。少しでもお役に立てばと。



まず。『C処』(カリエス処置) もっとわかり易く言えば・・・虫歯の治療。





アシスタントとして準備する物。

(医院によって、またドクターの好み。診療方針によって処置が異なるので注意は必要ですので、あしからず・・)


①デンタル撮影 ・・・カリエスの状態を調べるために撮影。

②表面麻酔(必要な場合有) ・・・すぐ、麻酔をすると痛みがあるので、先に痛み軽減を行います。

③浸麻(必要な場合有) ・・・カリエスが深い場合、麻酔してから歯を削ります。痛み軽減。

④バースタンド   ・・・タービン用のバーを準備

⑤検知液  ・・・カリエスの有無を調べる。染色剤(カリエス部分が赤く残る)

⑥ウルトラエッチ ・・・エッチング

⑦ADゲル  ・・・ 歯面処理剤

⑧フジナイン ・・・裏層剤

⑨充填用シリンジ  ・・・使わない場合もあります医院によって。

⑩アルコール綿球 

⑪ワセリン ・・・あれば便利。対合歯にひっつかない様に使います。



形成後・・CR充填or 印象


⑫仮封剤 (ストッピングorキャビトンorデュラシール)



と言った具合ですかね。

これは、C1程度なら、裏層剤は不要です。

C2からC3手前の処置では、抜髄する程度でもない場合に、裏層剤を用います。


それ以上にカリエスが進行していれば・・・抜髄になります。

ただ・・・保険点数との関係。患者さんによっては、知覚過敏が強い方。

クレーマーの方の場合だと、後々で・・・「水がしみる」などというクレームを残さない為に

あっさり、抜髄する場合もあるかもです。


ドクターの方針によって、このあたりはずいぶんと違ってきます。

治療方針について聞いてみることもひとつです。


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1 コメント

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参考になります! (みゅう)
2012-03-24 23:46:29
私は4月から歯科衛生の専門学校に通う者です。幼い頃通っていた歯科医院でアルバイトをしているのですが、専門用語などをまだ習っていない私にとって、とても大変なことです。そんなとき、院長が「C処の準備して」とバイトの私に言ってきたのですが、何を用意していいのか分からずにいました。ですがこの記事を見て参考になりました!感謝です^^
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