BOPビジネスでいつもネックになるのがラストマイル問題、つまり地方部奥地の消費者に対して商品やサービスを実際に届けるためのコストアップが大きな障害となる、という問題である。その理由はもちろん、奥地になればなるほど道路などの交通インフラが整備されていないことである。主要道路からわかれて奥地に入っていくわけだが、販売数量が少ないわりに目的地までの距離が長くなり、悪路となるので輸送のためのコストが大きな . . . 本文を読む
このブログ開始からちょうど１年が経過した。投稿回数がちょうど１００回目である。あっと言う間の１年だった。すっかりケニアの生活に慣れてしまった。この１年間、ソーラーランタンの販売や高効率コンロの試作などに取り組み、ケニアでBOPビジネスとして成功させるためにどうしたらよいかを自分なり模索してきたつもりである。いずれ博士論文にまとめてみたい（冗談）。また、ケニアの社会、地方部の人々の暮らし、ケニア人の . . . 本文を読む
インド洋沿岸のMombasaやビクトリア湖に面したKisumuあたりからNairobiに出てきた人たちは、故郷でいつも食べていた魚料理が懐かしいのであろう。そういう人たちが集まるレストランがYayaセンターのそばのMama Oliechである。ここではほとんどの人が魚料理を注文している。
魚はテラピアだ。メニューは大き目のテラピアのから揚げと煮つけ（シチューと呼んでいる）がある。写真はから揚げだ . . . 本文を読む
ナイロビに来る時、着陸２０分ほど前に飛行機の右窓側からケニア山が見えるときがある。雲に覆われている場合が多いのだが、このときは特徴的な山容を見ることができた。
いよいよ来年８月の総選挙に向けての与野党の活動が活発化してきている。現政権の評判があまりよくないので、政権交代という事態も十分予想される。その場合、社会的な混乱を最小限に食い止めてもらいたい。現大統領の目玉プロジェクトだったはずのLapt . . . 本文を読む
約１年ぶりにアンボセリ国立公園近くのBOP実験サイトを訪問した。ちょっと雨模様だったため、車でJoshua君の村まで行くのは悪路にはまってトラブルになる可能性があるので、国立公園のゲートに車を止め、彼にオートバイで迎えに来てもらった。元気そうである。そこから２０分ぐらいオートバイの後ろに乗って村に到着。途中、新しい象の糞があった。このあたり象が多い。昔、チーターのカップルに遭遇した道である。
親 . . . 本文を読む