ナイロビBOPビジネス日記

人生の終盤近くに始めたアフリカ未電化地域での新規事業 アフリカの大地で旋風を巻き起こすため未舗装道路を走り回る毎日

高効率コンロ 改良型

2015-12-29 | 日記
日本に帰ってきた。いつもながらの年末風景である。いろいろやることが増えているが、懸案の高効率コンロについて何とか方向性を見いだしたいものである。ビル・ゲイツ氏が来日したときのインタビューが新聞に出ていた。途上国で子供がマラリアなどの病気で多数亡くなっている状況を改善するために大規模な事業を行っているそうだ。マラリアも恐ろしいが、途上国では家のなかで薪を使って調理するため毎日大量の煙を吸い込んでしま . . . 本文を読む

BOPビジネスのアイデア(3) 写真プリント

2015-12-24 | BOPに関する考察
私は途上国でいろいろなプロジェクトを担当してきたが、その際に未電化村落などで住民から一番喜ばれた場面というのは、撮った写真をプリントして後日プレゼントしたときである。彼らが歩んでいる厳しい人生において、家族や仲のよかった友と過ごしたささやかな幸せの瞬間を思い出すことは我々の想像以上に価値のあることなのだろう。こういった家族、友人などと一緒に写った写真は一生の思い出、宝物なのである。残したい想い出の . . . 本文を読む

ワンガリ・マータイ平和環境研究所

2015-12-18 | 日記
ナイロビ郊外のナイロビ大学農獣医学部キャンパスにあるWangari Maathai Institute for Peace & Environmental Studies (WMI)を訪問した。故マータイ教授は長年の環境保護活動が評価され、2004年にアフリカ女性としては初めてノーベル賞(平和賞)を受賞した方である。ケニアの歴史に残る偉人と言ってもよいだろう。わが国の湯川秀樹博士に相当する。201 . . . 本文を読む

新製品のソーラーランタン売れ行き好調

2015-12-14 | 日記
以前紹介した新製品のミニサイズソーラーランタンの販売数量が増えている。これまで低価格帯のソーラーランタンについては、Kitui地区の場合、吊り下げ型に人気があった。ガッチリとしたボリューム感のある形状で明るさも2段階に調節できるというタイプだが、価格が1000シリング(約1200円)とBOP層にとってはやや高価格であり、購入できる階層は限られると思われ、爆発的な販売増はあまり期待できないものであっ . . . 本文を読む

ナイロビ生活(14) ナイバシャ湖とエルザミア

2015-12-12 | 日記
ナイロビからの日帰り行楽地としてナイバシャ湖は定番である。先日、息抜きにちょっと出かけてみた。こういうことが簡単にできるのもナイロビのよいところである。ここは淡水湖であるためフラミンゴはいないが、逆にカバが生息している。日中は水面から目と鼻だけ出して休んでいる。体重が重すぎて立っているのが辛いのである。食事時間は夕方でそのときには地上に上がってきて草を食べる。しかし、このカバ君 愛嬌のある姿には似 . . . 本文を読む