d.light社の営業部長と意見交換

ソーラーランタンの販売数量を増やすと同時に在庫量、販売量、売上代金、売掛金などの記録をきちんとつけていくことの重要性をスタッフに認識させ、定着させていかなければならない。とは言ってみても簡単なことではない。毎日の生活費の工面に苦労している人々を雇っているのだから、売上金が行方不明になるということもある程度は覚悟しなければならないだろう。ＢＯＰビジネスにおける構造的なリスクだ。方向性としてはモバイルマネーの利用なのだが・・・。我々も使っているが１００％ではない。

d.light社がKitui郡担当として雇用している数名のスタッフの活動内容についてちょっと疑問があったので、会社幹部に面会を要求して意見交換を行った。気が重い話だったが、営業部長は話の分かる人物で善処を約束してくれた。d.light社の支援が確認できたので一安心だが、我々としての業務管理についてもこれからは改善していかなければならない。当面は製品認知度向上のために販路拡大が重要なので内部管理体制の強化は後回しになってしまったが、いずれ販売数量が一定の規模に達する前にそういった内部管理体制の刷新、レベルアップをしなければならないだろう。