Kazuaki Katori's Cyber Retreat

OCNのblogzinから引っ越してきました。。
気が向いたらまた新しい記事を追加することにします。

私のしごと館

2005-01-30 17:30:33 | 奈良方面

関西文化学術研究都市(京都府精華町)にある「私のしごと館」に行ってきました。この施設は独立行政法人雇用・能力開発機構が運営しているもので、中高大学生などがさまざまな仕事を体験できるプログラムを提供しています。 建坪だけで一万二千坪あるという建物の威容にすっかり圧倒されてしまいました。p1000056.jpg


湯河原の狸

2005-01-29 16:48:17 | 湯河原

湯河原の駅で御覧のような可愛い二匹の狸をみつけました。 傍らの説明書によると、湯河原の温泉を最初に発見したのは傷ついた狸だったとか。 傷が治って喜んだ狸は人間に化けて村人たちを温泉に案内したのだそうです。 ですから、湯河原で美しい女性や男性に会ったら、狸かもしれませんよと書いてありました。p1000043.jpg


社員対話会

2005-01-22 21:55:02 | 監査役の仕事
 監査活動の一環として支店への往査を行なっています。細かいデータの収集などの定常的な調査は監査役スタッフがやってくれているので、私の往査は支店長を始めとする支店幹部からのヒアリングや現場視察が中心となります。経営上の課題を見つけたり監査上のテーマや課題を発見することを目的として行なっています。

 しかし何度かこうした活動を続けているうちに、幹部からのヒアリング調査だけでは物足りなく感じるようになりました。現場の第一線で働いている社員の皆さんが何を考えているのか、社員の目には経営トップの考えや行動がどう映っているのかなどを知りたくなったからです。

 そこで社員の皆さんとの対話会を始めることにしました。とはいえ他にもやらなければならないことがあります。それに社員の皆さんも忙しい中から時間をさいて来てもらっているので、あまり多くの時間をかけるわけにはいきません。ですから一時間だけということにしています。

 最初に簡単なアンケート用紙に記入してもらい、その中から参加者の関心の高いテーマを選んで議論をするという形を取っています。
 会場はコの字形の座席配置にして白板を用意します。私が司会進行役となって、皆さんの意見がでやすいような質問をして、だされた意見を白板に書き出していきます。一時間で白板がいっぱいになるのでそれをデジカメで撮って帰ります。

 このワークショップ形式の社員対話会を始めた頃は、社員の皆さんからだされる現場の生の声を収集する場として活用したいと考えていました。

 しかし、何回か回を重ねるうちに違った目的が見えてきました。それは社員の皆さんが自ら考え行動するための手助けをすることであり、私自身も社員の皆さんと一緒になって考えるということでした。

 きっかけになったのは、ある対話会の後で参加者と雑談をしていたときに「今日の対話会でいろいろな質問を投げ掛けられたことで、日頃あまり深く考えていなかったことについて皆と探求することができてよかった」というコメントをもらったことでした。

 私が主催する対話会では無理に結論を出そうとはしません。参加者の気づきが起こるような場作りに心がけています。

 私は単に問題点を指摘するだけではなく、現場の人々が自ら課題解決をする手助けのできる「パフォーマンス・コンサルタント」的な監査役になりたいと願っています。ワークショップ形の社員対話会のやり方をさらに工夫することによって、私の考える監査手法があるいは開発できるかもしれないという希望がわいてきました。