ざわざわ

2021-06-11 21:28:15 | 日記
昨日は心療内科の日でした。

診察室の扉を開けると

「あぁ、娘さん来てくれなかったか」って
開口一番 言われました。


(前回 もう来ないと思いますと伝えたのにな)なんて思いながら

「最近の外出は自分の行きたい所でなければ外出しません。
先週火曜ピアノ(振替)
水曜日はパパと映画にいき
木曜日はピアノ(通常)で
さらに土曜日はカウンセリングについてきてくれました。
一方、今週は
木曜日のピアノ(通常)のみの外出です。

行きたいところや、行く意味のあるところには外出できている状態です。

カウンセリングについては
行くまでがしんどい様子で、
『行く意味があるのかどうか』でいえば、
まだ『ついて行っているだけ・意味は無い』という意識が強いのかもしれません。」

また、日々のニュースで大坂なおみ選手の鬱の事に反応していたこと。
私も一緒なのかな?なんて言っていたことを伝えました。

「娘さんは鬱じゃないですよ。
鬱なら、ピアノも映画も行けませんから。新型鬱などと、最近は言われているものもありますが、僕が診るにはそれにしても鬱っぽさがありません。

性格なんだと思います。
自分の思いに反することはしたくない。
指図されたくない。
思春期と反抗期 人格形成されていく中で今うまくいかないだけだと思います。


『鬱ではない』と断言してくれた事はすごく心強く感じましたが、一方で
なんだか曖昧でだからどうしたらいいんだと思う気持ちが湧き出てきました。

「だから僕は娘さんの言うことをハイハイと聞くだけでなく、少し後押ししたかったんです。」


「先生、不登校の段階では
今、娘は『安定期』という段階らしく見守るしかない時期だと聞きました。
変に刺激をすると後退してしまうらしいです。」


「そうでしょうね。」


「??」

私の理解力が無いせいか話が噛み合いませんでした。


ただ、また先生は
自分がしようとしていたことは
正しい事だ
と言いたかったかのように感じました。

先生にとって
娘の信頼を失ってしまった事は
少し自信を無くした出来事だったのかもしれないです。
「僕は、十分に信頼関係をつくれていたと思っていたんです。
だけど、僕の言った言葉は娘さんの意に反していたんでしょう。」


先生と娘は、まったく信頼関は無かったように思います。
ただ
「外にでて、心療内科に来るまでがリハビリになるからね」
という先生の言葉で、
なんとか心療内科に足を運んでいただけでした。


そしていつもの薬を処方されて早々に診察が終わりました。

なんだか・・・
この心療内科に行く意味が段々なくなってきたような虚しさが残りました。


『鬱じゃない』
『娘さんの性格』
じゃあ、やっぱり今こんな風に黙って回復を待つことは無意味なんだろうか。

何かやっぱり後押ししなくちゃいけないんだろうか。

胸がザワザワします。

いつまで待てばいいんだろうかと
急に焦ったりして


こんな気持ちでいること
娘には内緒にできている自分は

偉いと思う


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4 コメント

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Unknown (masamikeitas)
2021-06-12 10:35:55
ネイロさん、おはようございます。

>こんな気持ちでいること
娘には内緒にできている自分は
偉いと思う

ネイロさんは偉い!😊
進歩されていますね。

先生というものは、非常にプライドが高いと思います。
昔 義父が癌センターの事務長をされていたことがあります。
義父が「医者ほど、どうしようもない人間はいない!」と言ってました。
私もそのように思います。

先生というものは、絶対に誤りを認めません。
そのように思って接触されたらいかがでしょうか。
返信する
Unknown (ネイロ)
2021-06-12 10:49:39
@masamikeitas さん、おはようございます。
わかりました。
今度からそういう目で先生を見ます(笑)

ただ、心療内科は信頼関係が大切じゃないかと患者目線で思うんですけれどもね。

キャリアをつんで色んな事例をこなしてきた人が陥ることかもしれません。
ひとりひとりに対応するは難しいですものね。

私も、『わかってほしい』という気持ちを少しなくしてたんたんと伝え、薬をもらうという事にしばらくしようと思います。


おそらくですが、心療内科の先生は
不登校専門のカウンセリングに行けているということに
少し気分を悪くされているのかもしれないなーと思う時もあります。
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Unknown (tochika)
2021-06-12 11:19:22
ネイロさん、こんにちは。
「後押し」と「見守り」とても難しい判断ですね。
きっとどんな親でも悩むところだと思います。
どうしても親としてはあれこれ考え「声をかけたり、行動を促したり」が本人が望まない後押しとなることが多くなりそうに思えます。

「待つこと=見守り」も容易では無い「行動」ですね。このままで良いものか?と考えがちです。自分の中で「我が子を信じる、大丈夫なんとかなる」と固い信念を持てば、肩の荷がふっと降りるような気がします。

ウチの息子、未だに眠っています。
気持ちよさそうに。

私の経験だと、医師と歯科医師、薬剤師は厄介でワガママな人が少なくありません。上から目線、挨拶できない、謝れない、自分は絶対...みたいな。
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Unknown (ネイロ)
2021-06-12 16:35:10
@tochika さん こんにちわ。

『大丈夫 なんとかなる!』

そっか、これが1番私が思えない1つでした。
今まで出来ないことだからとしてこなかったことは、必ずまた時間をかけてやってきて苦しみました。
今から少しずつでも思えるように、娘の小さな成長や小さな変化に気づいていこうかと思います。
小さな変化に気づくためには、大きな流れで変化を見ていかないといけませんね。
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