先回りをしないを試みる

2022-11-03 22:52:12 | 日記
オトはピアノ以外に、実は4月あたりから他の楽器の習い事を始めていました。


いつ辞めるかわからないし期待してはいけないと思い、なかなかブログに出来ませんでした。


今日はそのレッスンの日。


夜にレッスンなので、いつも私も一緒について行ってレッスン室の前で待機しています。


いつも通り帰る途中、駐輪場でオトが疲れた顔をしました。

「あのさぁ…
先生が
もうちょっとおぼえてきてほしいって
言ってきた。

おぼえてくれないと先に進めないって。



言い返したかったけどやめた…。

あの曲
正直 興味無いから覚えれないねんな。



それに今日は体調がよくなくてしんどかったし。」





人との関わりを避けている日常なので、ちょっとしたひと言に心を痛めているんだなと思いました。


そうやったんかぁ。

そんなん言われたらしんどかったなぁ。


そう共感する一方で
『 ついに辞めてしまうかもしれない』と思いました。

それから自転車を漕ぎながら
辞めないように私が何かできるフォローはないかと頭をグルグル回転させました。




ただ静かに2人で自転車を漕いで
暗い夜道を帰ります。


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真っ先に考えたのは、
オトに内緒で先生に連絡することでした。

不登校で人との関わりを苦手としていることや、習い事は急速な上達よりもゆっくりマイペースにさせてほしいと
連絡しようと思ってしまいました。

でも、果たしてそれは必要なことでしょうか。

オトは
「辞めたい」と言ってきたわけでもないし、
「先生に何とか言ってほしい」と言ってきたわけでもないんです。

ただ、言われて嫌な気持ちになったんだと言ってくれただけでした。


先生に事情を話したり
「辞めたかったら辞めていいよ」なんて言葉
をかけるのも
不要な先回りではないか



いつもオトが傷つかないように
私が傷つかないように

先回りをしてしまう私。

先回りこそが、オトの自立や自律に良くなく、また信頼を失ってしまった原因だったのではなかっただろうか。



新しい習い事が、続かなくても大丈夫。



オトがしたいようにさせてあげよう。

肩の力を抜いて
深く息を吐いて

来週の今日も 不安に勝つよう頑張ってみる。


※キーマカレーとチーズのパイ包み