kazekozoo・Blog

コンセプトは昭和30~60年代の漫画やテレビ、映画…もっとも、人々が活き活きしていた昭和を語りつくします。

『 すきっ腹のブルース 』

2020-02-23 09:32:01 | 手塚治虫
"はてなBLOG"からの続きです。




















手塚治虫自らの青春を描いた短編は他にも『がちゃぼい一代記』
未完となった『どついたれ』いずれもかなりフィクションが入っています。
前作の『紙の砦』『すきっ腹のブルース』は当時の構想では三部作に
する予定だったそうです。
『紙の砦』とは、原稿を描くことでの闘いを象徴する意味でつけたとも
言ってます。

『 やけっぱちのマリア 』

2020-02-09 10:09:37 | 手塚治虫
手塚治虫…本日9日、滅後31年を迎えました。
手塚の下に、多くの漫画家志望者が集まり輩出されました。
戦後の漫画が市民権を得、世界へと漫画文化を広められたのは「わが国に手塚治虫」がいたからこそ------------------------その事実は誇ってもいいのではないでしょうか。
『やけっぱちのマリア』
少年チャンピオン・・・1970年(昭和45年)8号~71年11月
あばれん坊の焼野矢八のエクトプラズムが、矢八の親父のダッチワイフに憑依し
"マリア"と呼ばれて人間生活を送るようになる。


















この年、昭和45年に『火の鳥』で講談社出版文化賞(児童漫画部門)受賞。
大阪万万国博でフジパンロボット館をプロデュース。『やさしいライオン』
で、毎日映画コンクール大藤信郎賞受賞---------------------------------------と
流れは良いものの、『ハレンチ学園』を超える性教育漫画だったのが
これが、少年チャンピオン本体を"有害図書"として指定されてしまった。
なので、『やけっぱちの手塚』のサブ・タイトルなのだ。
しかし、手塚はこの翌年に『ふしぎなメルモ』を発表するのだから、したたかさは
半端ではなかった証明なのだ。

『 ブラック・ジャック 』

2020-01-18 10:32:46 | 手塚治虫
本編に入る前に--------------------------------------------------------------------
『ブラック・ジャック』が連載されていた、"週刊少年チャンピオン"だが・・・・・・・・・・・
1975年4号の現在販売価格・100000円なり・・・「まんだらけ」
再収録されてない第28話・[指]と共に第58話・[快楽の座]が掲載されているからだ。
国会図書館に所蔵されるため、読めるし遠隔複写サービスもされている(要・年会費)

1973年~1978年連載…その後、不定期掲載された(全242話)
[快楽の座]でなくて、申し訳ない😓
   
 「ドラキュラに捧ぐ」…1975年6月掲載








"ドラキュラ"をゲストとは恐れ入りました。