東野圭吾の『パラドックス13』を読んだ。
本来なら私は買わないし読まないタイプの内容。読み始めて見たものの、やはり好きな内容ではないので中々読み進むことができなかった。職場の人に借りた本だからとガンバッテ読んでいたら、いつの間にか夢中になっていた。
よく分からない有り得ないであろう状況の中で、登場人物がそれぞれ右往左往しながら強く生きようとする。文字を読んでいるのに、まるで映画の中にいるような臨場感。一緒にドキドキ、ハラハラ…結末を早く知って、安心するのか、落胆するのか…とにかく知りたくて知りたくて一気に読んでしまった。
これはSF小説かと思ったら、ヒューマンドラマだった。