かよです。

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麒麟の翼

2012-03-03 08:35:07 | Weblog
東野圭吾著『麒麟の翼』『真夏の方程式』を読んだ。

加賀恭一郎と湯川学博士の推理だけでなく、関係する人々の生き様、
人間味までもしっかりと描かれ、家族愛に溢れている。

どうしたことか、東野作品は常に頭の中に映像が浮かんでくる。
自分が作品の中にいるよう。
そして、胸がキュンとなり優しい気分になれる。
ミステリー作品でありながら、読後は「いいお話だった」と呟いてしまう。

『赤い指』『容疑者Xの献身』に次ぐ作品。
『聖女の救済』『プラチナデータ』は私の好みではなかった。