びほうろく

2007年CPA資格を目指しつつ時事問題などを徒然なるまま記す。

カブコムとMeネット証券、05年度中の合併で合意

2005年07月15日 18時50分28秒 | 時事
カブコムとMeネット証券、05年度中の合併で合意
 三菱東京フィナンシャル・グループとUFJホールディングスが系列のインターネット専業証券を統合する。UFJ系のカブドットコム証券と三菱東京系のMeネット証券(東京・港)は15日、2005年度中の合併で基本合意したと発表した。合併後の口座数は約35万口座(6月末の単純合算ベース)となり、ネット証券業界で3位に浮上する。持ち株会社統合に合わせ、ネット証券業務でも収益拡大を目指す。
 存続会社はカブドットコム証券。両社は持ち株会社の統合に伴い、協業の方法などを検討していた。今後は合併を前提に協議を進め、合併後の商号や合併比率などを詰める。〔NQN〕 (18:06)
カブコムとMeネット証券、05年度中の合併で合意


先のマネックスと日興ビーンズに続き、株ドットコムとMeネット証券でも合併が行われる。銀行の合併はメガバンクに限っては収束していると思われ、今後は証券会社の合併が本格化されそうだ。

今回の合併は東京三菱系とUFJ系の合併ということで、銀行の合併と関係したものだと思われるが、資本関係のない合併も今後は加速されるだろう。もちろん、一人がちのEtrade証券と独自の考えがある松井証券はないと思うが、その他証券会社、特にインターネット専業証券会社は今後も合併や提携などが加速されると考えられる。

また、東京三菱系は他に三菱証券もあり、またUFJ系はUFJつばさ証券もあるが、これらはホールセールとして存続していくようである。しかし価格競争の激化や、インターネット人口の増加に伴い、インターネット専業の証券会社の方が将来性がある以上、同証券会社も同時に合併したほうがいいのではないか。

さて、ユーザにとって関心が高いのは合併後の証券会社のあり方だが、東京三菱銀行とUFJの銀行の合併の力関係とは逆で、株ドットコムの方が収益性や口座数は多いし、注文方法や投信の充実度は高い。そのためシステムでは株ドットコムをベースにすると思われる。しかしMeネット証券の分析系ツールは他社で類似のサービスがないため、これらをどう反映させていくのかがこれからの課題といったところであろうか。

統制強化、資本の充実や経費削減が目的であろうが、ユーザの視点にたって、間違ってもサービス低下にはならないことを祈る。
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1 コメント

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Unknown (みんなのプロフィール)
2005-07-17 03:11:29
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