札幌で菜食  別館

菜食食品をひっそり紹介する・・・予定だったけれど、雑記に変更。今のところ主に子育て

何度言ってもできない

2009-01-30 | Weblog
ドアをきちんと閉めないで部屋を出入りする子供に、「閉まってないよ」「閉めなさい」と、何度も何度も注意しても、さっぱり改まらなかった。(北海道は気温が低いので閉まるのと隙間があるのでは消費する燃料がかなり違う)


そこで、大きな紙を冷蔵庫に貼り、○と×それぞれ20個ほど書きこめるマスを書いた。
きちんと閉めたら○、閉まっていなかったら×を書き、○がいっぱいになったらご褒美、×がいっぱいになったら泣くくらいホッペをつねるよ、と伝えた。
注意したり叱ったりは一切せず、ただ淡々と○と×を書き込んでやった。

初めの5つくらいは×が続いたが、二日目からはほとんど○になった。とても気になる様子で、何度も表を確認していたし、慎重にドアを閉めるように豹変した様は、見ていて面白いほどだった。

モノでつる教育は良くないかもしれないが、大声で怒鳴ったり、毎日毎日小言を言い続けるよりはずっとよかったと思う。

褒美に二人で散歩して、学研の雑誌「科学」を買ってあげた。大喜び。


他のことをなおすための、2回目の○×表からは褒美も罰も設定しなかったが、〇を増やして×を減らすために、子供が自分から頑張っていた。

褒めることは子育てにとても大切なことなのだけれど、○が増えていくことは、それと同じような効果があったようだ。


「毎日毎日同じことを言わせてうちの子はほんとにもー」と親が言うのは、親の側の工夫が足りないせいでもあるのだな、と知った。


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