知っておきたい「応急処置！！」

転倒したり、何処かにぶつけたりなどと日常生活やスポーツなどでありがちな「ケガ」の際に
知っていると助かる応急処置（ＲＩＣＥ）の方法です。

応急処置（RICE）
Rest (安静)　無理に動かずにそっとしておきましょう。
Ice (冷却)　冷やす事で痛みを軽くし、内出血＆炎症を抑えます。（保冷剤なんかを使うといいですよ！！）
Compression (圧迫)　包帯やテーピング等で出血や腫れを防ぐために圧迫します。
Elevation (挙上)　患部を心臓よりも高くすることで、内出血を防ぎ痛みも軽くなります。

以前に、当院に来院された患者さんでも・・・ＲＩＣＥの処置をされていればと言う方も数多くいらしゃいました。

例えば、階段で転倒し初めて足首を捻挫してしまった患者さんが、自己判断でお風呂で足を暖めてしまい、内出血がひどくなり足が３倍くらいに腫れてしまいました・・・腫れが引くのに２Ｗもかかりました。
腫れが引いた後にプラス２Ｗの施術を要し・・・完治までトータルで４Ｗかかっていまいました。（＾＾；）

上記とは逆に、すぐに冷やしてから来院された方の場合では腫れがほとんど無く完治までに２Ｗほどでした。

初期の応急処置だけでも、治療期間に大きな差が出ますので皆さんもＲＩＣＥの方法を是非覚えて頂ければと思います。

ＲＩＣＥはあくまでも応急処置ですので、ＲＩＣＥを行っていいのか？と判断がつかない場合や、ＲＩＣＥを行って症状が軽減したとしても一応は専門の先生に診ていただく事もお勧めします。

今の時期ですと、いがいにも多いもので「ぎっくり腰」や「寝違え」などの際にも、患部を手で触れてみて熱感があるような時は初期は冷やすと良いですよ。

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