かっぱの巣

日々つれづれ、読書と、日記。
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その他の本(「なんでわかってくれないの!」と思ったときに読む本 )

2007-06-15 23:54:56 | vその他の本v
☆トーマ ダンサンブール
「「なんでわかってくれないの!」と思ったときに読む本 」

なんでわかってくれないの!と思ったとき、
あなたは、その相手に対して「暴力的なコミュニケーション」を
しているのです。

相手に対して不満や怒りが生じたときに、
ちょっとだけ冷静になって考えてみる。

この本には、基本的なコミュニケーションの方法として、
「観察」「感情」「欲求」「要求」の4段階を
経て、自分の要求を相手に伝えることが重要だと
書いてあります。

実際、こういう風に冷静に相手と話すことが出来たら、
もっと自分も相手も気持ちいいコミュニケーションが
できるだろうな、と思います。

でも、実際こんな言い方する人間いねーよ!と
思いましたが(^^;

例文:(うろ覚え)
相手が待ち合わせに2時間遅刻してきた!

悪い言い方「2時間も遅刻するなんて!まったく
きみはあてにならないな!最低だ!」

よい言い方☆「約束は8時半だったのに、もう10時半だ。(観察)
僕はとても怒っているし、心配している。(感情)
どうして遅れたのか知りたいんだ。なぜなら、これからも
きみのことを信頼したいからね。(欲求)
なぜ遅れたのか、理由を話してくれないか?(要求)

ちなみにこの本を貸してくれた友人は、
「あたしこんなこと冷静に言われたらはったおすけどね」
と言ってました(笑)

でもねー
実際、「欲求」と「要求」の違いを見極めるとか、
大事だなと思いました。

ものすごくためになりました、この本。

というわけでお勧めです!
この理論を実践できるように心がけます。