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ワンダー君は太陽 映画レビュー

2020-03-24 21:26:00 | 映画レビュー
アマゾンプライムstudentに入ってから見る映画の数が増え、その中でも加入してから最初に見た映画がこれだった。これは病気の関係でほかの人とは違う見た目で生まれてきた子の物語だ。

この映画では誰かと違うことで生まれてきた主人公のおぎーが初めて学校に通う話で、初めて学校に通いだした彼は、他と違う見た目というだけでいじめを受けていたが、ジャックという少年に出会うことで学校が楽しくなっていった。

でもそんなある日、学校主催のハロウィーンパーティに行った彼は、ジャックが陰口を言ってるのを聞いてしまいまた孤独の日々を過ごすことになった。そして新たに友達ができてからは、ジャックとも仲直りをして、次第に学校の人気者になっていく。

そして最後に彼は模範となる優秀生徒に贈られる賞を受け取る。このときの校長先生によるスピーチはとてもぐっとくるので是非聞いてほしい。

ここまで大まかな話をしたがこの映画を僕が面白いと思ったのにはもう一つ理由がある。それは映画の中で主人公が何人も出てくるという点だ。どういうことかというと、この映画ではそれぞれの人物の一日に焦点を当てて話が進んでいくのだ。

中でもおぎーのお姉ちゃんの話は感動的だった。おぎーが弟である彼女は、親がおぎーにつきっきりのため、家では悩みなどを一人で抱えていた。そんなときいつも彼女を支えていたのは友と愛犬だった。ある事件がきっかけで家族が壊れそうなとき、この愛犬は自分の命と引き換えに家族の大切さをみんなに教えた。

この映画では、僕は感動もしたのだが、何よりも学ぶことの方が多かった。何十億もの人が暮らすこの世界にはもちろんいろんな個性をもって生まれてくる人がいる、だから僕は自分と違うから差別するのではなく、自分と違うから彼のことをもっと知りたいと思える人になりたいと強く思った。

僕にとって映画は、いろんな作品に出会う旅に自分を成長させてくれる大切なものだと思う。だから皆さんにも、いろんな作品に出会い、それぞれの成長をしてほしいと思います。

読んでくださりありがとうございました。


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