去る7月1日は,渡名喜島伝統の水上運動会。大正年間に始まり,第2次大戦中の中断を挟み,今年で88回目となる行事です。元々,水産業の盛んな土地だったこともあり,漁業従事者(うみんちゅ,ですね)を養成する目的で始まったとか。
海で運動会を行う地域はたくさんあるようですが,渡名喜島の特徴は「ターン台」と呼ばれる巨大構築物。海中に25mプールをつくってしまうのです。このターン台も,現在のものはフロート式で,設置に掛かる時間や負担は随分軽くなったそうです。それでも,地域の方々の多くの協力が無ければできない行事です。今年は天候にも恵まれて,素晴らしい水上運動会になりました。
ご協力いただいた皆様,本当にありがとうございました。
2006/07/01 撮影