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へぶつい (Heavenly Twins)

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咲 -Saki- 感想

2012-04-20 14:40:44 | 咲-Saki-
第96局 抵抗


扉絵



 今号は巻頭カラーで、扉絵は姫松高校。
 愛宕姉、なに妹の胸に顔押し付けてんだ……。




本編

 今回は末原さんの愚痴からスタート。



「なんなんやこの卓…
 予想以上に怪物の見本市 普通の麻雀させてーな
 大将戦まできて点数が平らとか ホンマおもんないわ…
 もう めげたい 投げたい つらいつらい」

 「普通の麻雀させてーな」と、「めげたい 投げたい つらいつらい」という韻を踏んだ泣き言に笑った。
 大将戦の面子は、能力者3人に無能力者が1人。
 この構図だと、どうしても末原さんを応援したくなる。



「いやいや メゲたらあかん
 相手が怪物なら凡人に出来ることは『考える』ことや
 思考停止したらホンマの凡人
 サイコロまわして頭もまわすで! 親番…!!」

 頑張れ!
 凡人代表、末原さん。




 東2局  親:末原さん  ドラ:


 今局、末原さんが最も警戒するのは、



 永水のおっぱいオバケ――… 石戸霞!!


 前局から攻勢に転じ、ハネツモで姉帯さんの親を流した霞さん。
 しかし、霞さんにとって、前局見せた門混ツモは能力の片鱗に過ぎなかった。
 この局、同卓者の3人は、そう思い知らされる事となる……。


 9巡目。



 末原さんの手牌は、索子が1枚もない絶一門の形。
 また、河にも索子は少なく、切っているのは対面のみ。
 どの牌が手出しかは分からないものの、索子は上家や下家が固めていそうな場況。


 そして、この東2局は、一人が索子の門清をツモって終局となる。
 ただし、和了ったのは、上家でも下家でもなく、唯一索子を切っていた霞さん。




 門清ツモ一盃口は、倍満で4000・8000。




「捨牌に萬子と筒子がひとつもないまま染め上げてる…」

 咲の言う通り、霞さんの河には索子と字牌しか切られていない。
 つまり、霞さんは、配牌でもツモでも、索子と字牌しか引かなかった事になる。
 その上、咲も姉帯さんも、末原さんと同様、索子は1枚も持っていなかった。

 という事は、今の霞さんの能力は、一色独占と他色断絶?
 自分は一色麻雀状態、他家は絶一門状態にする能力だとすると、凶悪に過ぎるな。
 一色麻雀と二色麻雀とでは、スピードも手の高さも段違い。
 おまけに、守備面では、独占色の9種36枚全てが完全安牌じゃん。

 この能力への対策は、ちょっと思い付かない。
 まずは鳴いてみて、ツモがズレるかどうか試してみる?
 玄のドラ独占能力の事を考えると、それも期待薄だけど。
 弱点は、こちらも数牌を切れば、霞さんは出和了り出来ない事くらいか?


 ところで、霞さんは、どんな手でを切ったんだろう?
 取っておけば、カンの一盃口なんかじゃなく、三面待ちやツモり四暗刻になってたっぽいケド。
 からを切ったら、が暗刻っちゃったのかね?


 それと、咲は相変わらず、嶺上開花で和了る気満々だな。
 そんな役なしの手、即リーして裏ドラ期待した方が期待値高いのでは?
 ああ、でも、この卓では、リーチすると姉帯さんからバックスタブされる可能性があるんだっけ。




 さて、これで点数状況は、永水:115000点、宮守:101700点、清澄:93200点、姫松:90100点。



 8000点の親っかぶりで、末原さんは遂にラスまで転落してしまった。
 堕ちるところまで堕ち、生気のない表情で、指先を震わせている末原さんが素敵。
 『咲-Saki-』ではよくある事だけど、冒頭で弱気な自分に活を入れた直後に、このラス落ち。
 サブタイトルは「抵抗」なのに、何の抵抗も出来なかった末原さん、ホントにかわいそかわいい。




 なお、霞さんは、一度「攻撃モード」に入ってしまうと、自分では戻れないのだそうだ。



 祓うのは、巴さんや滝見春の役目なのか。
 でも、その制限って、むしろ有利なんじゃないの?
 神代みたいに、途中で弱くなる不安定さもない訳だし。

 ただ、よく分からない事が一つ。
 上でも書いたけど、防御に徹したいなら、独占色だけ切っていれば安全なのでは?
 霞さんも神代同様、ナニカを降ろしている間の打牌は、自分の意思とは無関係なのだろうか?

 だとしたら、カツ丼さんは、神代や霞さんにも言ってやって欲しいな。
 「おまえのは打ってるんじゃない。打たされてるんだ」って。




 東3局  親:咲  ドラ:


 この局も霞さんの能力は発動しているらしい。
 末原さんたちは萬子を1枚も引かず、河に萬子を置いているのは霞さんのみ。


「宮守と清澄………
 気づいてんのか? この異常事態



「こいつが永水で一番ヤバい…!!」

  あきらめたら終わり~ 気持ちをリセットして~♪
 ――と、『残酷な願いの中で』が聴こえて来そうな引きで、次回に続く。
 前評判の高かった神代やハッちゃんではなく、実は霞さんが一番ヤバかったという展開は良いね。

 というか、霞さん、これで苦手分野だったら、得意分野はどれだけなんだよ。
 放銃しないのは当然として、ツモで削られる事すらないとでもいうのだろうか?
 まぁ、衣が似た様な事をやっていたから、絶対に無理とも言えないけどさ。


 この霞さんを攻略出来るとすれば、やっぱり主人公の咲かなぁ?
 フツーに考えたら、一人で一色を完全に独占するのは不可能なハズ。
 霞さんが使える牌は、鳴きが入らなければ、配牌13枚+ツモ18枚の31枚が限度。
 でも、同種の数牌は9*4=36枚あるから、最少でも5枚は独占出来ない計算になる。
 おまけに、霞さんの手には字牌も入るから、その枚数分だけ独占出来る枚数も減る。

 では、その分をどうするかと言われたら、王牌に入れるしかないだろう。
 だが、大抵は誰のものにもならずに終わる王牌も、咲ならば容易にその不可侵域に干渉出来る。
 嶺上から上手いこと霞さんの独占している色を引いて来れば、霞さんを狙い撃つ事も可能かも。
 まぁ、霞さんの独占色は、全て槓ドラや裏ドラの表示牌になると言われたら、それまでだけどね。



 次の5月2日発売号は休載。
 次回掲載は、5月18日発売号にて。




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45 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-04-20 15:21:24
9万点で絶望とか華菜ちゃんに失礼だし
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Unknown (Unknown)
2012-04-20 15:59:18
ある色に引きこもるってことですかね
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Unknown (Unknown)
2012-04-20 16:14:21
普段は攻撃モードを抑えてるってことは、何か弱点があるのかな?
1回降ろしたら、次の対局は降ろせないとか。
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Unknown (Unknown)
2012-04-20 16:26:18
岩戸ならば開け方もあるんでしょう。
神話では岩戸は外の喧騒につられて開けたんだから
鳴き(音)に弱いとかかなあ。
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Unknown (Unknown)
2012-04-20 16:42:27
何かしらの弱点というか対策はあるんだろうけど、現状衣のとき並の絶望感。魔物×3とか、永水女子のメンツやばいな。強豪ぞろいの全国でもシード校はどこも流石の強さ
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Unknown (Unknown)
2012-04-20 16:50:52
あきらめたら終わり~ 気持ちをリセットして~

麻雀が分からないがEDに実感させた。
逆転しなくてもよい、二位で準優勝に出られるでしょ。
はやく臨海高校との対決を見たいな。

次回は1ヶ月隔たるかよ。待てない…
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Unknown (Unknown)
2012-04-20 17:28:30
凡人の前に立ちはだかる永水のおっぱいオバケ…。衣とどっちが強いのだろう。で照さんはもっと強いのか…照さんはさらにわけのわからない領域の強さなのかな。でも阿智賀編を見てると…なんだかよく分からなくなってきた。
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Unknown (Unknown)
2012-04-20 19:00:18
http://www.saki-anime.com/blog/information/post_352/
管理人さんは咲らじ聞く?
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Unknown (Unknown)
2012-04-20 20:04:33
霞さん、四暗刻と九連宝橙、どっちの方が和了り安いのかな
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Unknown ( )
2012-04-20 20:51:14
画像使いすぎ。
スクエニにまた怒られるぞ。
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