シノハユ the dawn of age 感想

第60話　敬慕


　団体戦決勝では、全局を１人で和了るという離れ業を見せたちひ。
　だが、この個人戦で口火を切ったのは、意外にも起家のユズだった。



　ユズは、混一色ドラドラの3900オールと、リーヅモ一通の4000オールを和了り、独走。
　そして、慕によれば、ユズはワザと手を遅らせて和了っているのだとか。

　敢えて手を遅らせ、本来とは異なる展開にする事が、ちひ攻略の鍵になるのかな？
　もしかして、慕が野津部長なら勝てるといったのも、ミスってナチュラルに手を遅らせるから？
　いやいや、まさかそんな……。


　さて、ユズに先制を許したものの、ちひも黙ってはいない。



　門混一盃口発ドラ３、16000の２本場は16600。
　ちひは、ユズからの倍直で、あっさりとトップを奪う。
　流石に強い。




　ユズとちひ。



　ちひが好きだから、対等でありたいと言うユズ。



　ユズが好きだから、そんな事は関係ないと言うちひ。



　この２人の関係性は良いね。




　東２局　　親：森脇曖奈　　ドラ：

　東１局が終わり、東２局は曖奈ちゃんの親番。
　とドラが対子のチャンス手だが、ユズは鳴こうと決めている牌はなかなか出してくれないらしい。

　そこで、



　曖奈ちゃんは、何とここから打！！
　萬子の下はないと思わる事で、ユズからを釣り出した。



　最後は自力でツモ和了り。
　中ドラドラは、点パネで2600オール。
　曖奈ちゃん、やるぅ～！！

　点数状況は、ちひ：36100点、ユズ：34500点、曖奈ちゃん：29900点、慕：19500点。
　このハイレベルな戦いに、慕はどう参戦するのか！？

　次回掲載は、次の9月25日発売号。