第16話 憧憬
今回の『阿知賀編』は、衣とはじめちゃんが清澄の宿泊先を訪ねて来たところからスタート。
「黒甜郷裡」の意味が分からなかった人は手を挙げて。はーい。
衣に馬乗りされた咲は、寝言で「みなも……」「さかな………」と口にしていた。
魚という単語は夢の中にも出て来たけど、水面?
もしかして、それがこの少女の名前なのだろうか?
みなもの能力の一つは、対局相手の真情を見抜く水鏡。
そして、その能力が照へと継承され、対局相手の本質を見抜く照魔鏡が生み出された。
なお、照魔鏡には照の力が反映されているため、元の能力とは似て非なるものとなっている。
↑ここまで妄想した。
これで、名前が「さかな」だったら笑っちゃうなぁ。
「みなも」が名字で、フルネームが「水面魚」とか。
まぁ、そうだとしたら、咲のリアクションがもっと違ったものになっているだろうけど。
それはさておき、みなも(仮)は、容姿や名前や雰囲気が何となく衣に似ている様な?
咲のハッとした顔も、ただ驚いただけではなく、衣がみなも(仮)に見えたからだったりして。
さて、のどっちが幼馴染みの試合を見に行っていると聞き、衣たちは阿知賀女子の事に思い至った。
そして、衣は咲に対し、「阿知賀の大将は一寸厄介だ」と、意外な忠告を口にする。
練習試合では死んだ魚みたいな目になっていたしずだが、衣に認められるだけの何かがあったとは。
完敗しても折れない心が評価されたのか、それとも描写されていない再戦時に何かを見せたのか?
それと、咲も相変わらず、よく分からないな。
昨日は「一番手強い人が残っちゃった」と言っていたのに、今日は「強い人と遊べる方が嬉しい」のか。
弄ぶなら強い相手の方が楽しいという意味でないなら、「強い」と「手強い」は違うのかな?
「今度(あんなに失点する人と)打ったら、たぶん(他の2人に)勝てません」って意味じゃないよね?
あと、ネットで見て成程って思ったんだけど、はじめちゃんは小学生の時に友達を失ってるんだったね。
それを踏まえて読むと、確かにはじめちゃんの「幼なじみかぁ… いいね…」というセリフは重みを感じる。
場面は変わって、阿知賀女子の控え室。
こちらでは、大将戦に備えて、しずの「ウォーミングアップ」が始められようとしていた。
「出番前に軽く打って1速上げとくよ」
「それなら2速まで上げとこうか」
「いや! 意味わかんないけど! 10速でお願いします!!」
ウォーミングアップ?
1速? 2速 10速?
takeoff speed VR?
衣の忠告の後なので何らかの能力かと思ったけど、しずが理解してない様だから違うのか?
そもそも、最後まで根性で戦い抜くとか、理論派だとかいう話が本当なら、しずは能力者じゃない訳だし。
軽く打つ事で脳を活性化させるとか、部長の「バナナと乳製品」程度の話なのだろうか? 分からん。
東2局1本場 親:フナQ ドラ:
やはり、哩が1本場でリザベーションを達成しても、鶴姫の試合に1本場がなければ無駄になってしまうらしい。
……にも関わらず、ドMの哩はこの局もリザベーションを発動し、自らに2飜縛りを掛ける。
そして、哩は見事に2飜を和了り切り、リザベーションを達成。
すると、鶴姫の手の上に、大将戦の和了りを約束する鍵が降りて来た。
鶴姫可愛い。
成程ね。
哩が予約に成功すると、鶴姫は鍵が貰えるんだ。
で、4飜で東2局1本場だから、表記は「4,E2-1」と。
哩の「リザベーション」に対して、鶴姫が和了る時は何て言うんだろう?
僕の頭にパッと浮かんだのは「約束された和了の鍵」。
東3局 親:亦野誠子 ドラ:
この局も哩はリザベーション、そして今度は4飜縛りをクリアしてみせる。
これで鶴姫は、大将戦東3局で倍満の和了りが約束された。
なお、哩の和了りは5飜だったが、飜数が丁度でなくともリザベーションは達成と見做されるらしい。
ただし、縛りを超えた分の飜数については、鶴姫にリンクされないのだそうだ。
すると、鶴姫は必ず哩の倍の飜数で和了るという訳ではないんだな。
前回の例が全て倍になっていたので、必ず倍になるものなのかと思ってた。
それはそうと、すばら先輩の「すばらくない」は、『阿知賀編』では初めてだね。
同級生相手だからか、珍しく丁寧語を使わないすばら先輩も可愛い。
それと、
「倍満くらいくれてやる」
この不敵な淡は良かった。
すっかりアホの子のイメージが付いちゃったけど、ちゃんとこういう一面も持っているのか。
東4局1本場 親:哩 ドラ:
東4局は、親の哩が亦野さんから和了って1本場。
そして、この1本場で、遂に灼も勝負へと参加する。
和了り競争をしている哩と亦野さんに、灼がリーチで割って入り、
「ツモ! 3100・6100!!」
一発ツモで他の2人よりも先に和了り切った。
メンピン一発ツモドラ赤で、跳満の1本場は3100・6100。
さて、この灼の能力に、フナQは「ダイナミックでファンタジックな仮説」を立てていた。
ふぅ~む、なるほどなるほどなるほどー。
フナQによれば、灼は「ボウリングの特殊なピンの残り方に似た筒子待ち」が多いらしい。
アニメでもワッシャーがどうとか言っていたし、やっぱりそれが能力なのかね?
でも、そうだとしたら、ボウリングに詳しくなければ、上手く対処するのは難しそうだなぁ。
少なくとも、僕なら能力を知ったところで、「筒子の多面張が多い」くらいの認識しか出来ない。
もっとも、不足しているデータから導いた仮説だから、これはミスリードという可能性もあるかな?
メタ的な事を言えば、副将戦はまだ続くみたいだし。
あと、ブランク+昔のハルちゃんへの憧れで、灼はスタイルが古いという設定は良かった。
南1局は、哩が2000・4000を和了。
南2局は、フナQが引っ掛けの七対子で亦野さんから9600点を和了った。
何でも、放銃した亦野さんは、ベタオリせずにスジや字牌で回し打つ傾向があるのだとか。
つまり、灼だけではなく、亦野さんのスタイルもちょっと古いという事になるな。
まぁ、三副露したら和了れるという能力を考えれば、攻撃的になるのも分からないでもないが、
その癖を知るフナQは、1本場でも字牌の地獄待ちで亦野さんを狙い撃つ。
フナQ、悪い顔してんなぁ。
でも、最近は能力者が増えて来たので、こうして普通に麻雀しているのを見るとホッとする。
南2局2本場は、灼が亦野さんを直撃。
今度は筒子の多面張が多いという印象を逆手に取り、萬子待ちに変えて和了ってみせた。
こうやって、待ちを待ちにしちゃう辺りが、灼のスタイルが古いと言われる所以なのかね?
フナQの言う通り、普通は多少待ちが読まれたところで、良形ならそのままツモ狙いだよね。
こーゆーのって、相手からリーチが入ったり、ベタオリされたりしたら、完全に裏目だし。
ただ、同じくスタイルが古く、中途半端に押して来る亦野さん相手なら、有利な打ち方かな?
ここで灼の回想。
灼を部長に任命した赤土監督は、自分も1年生で部長だったのだという。
同じ部長という立場を追体験し、灼がかつての「ハルちゃん」の気持ちを知ったというのは良いね。
でも、
正直、灼とレジェンドさんの話より、再登場した小走先輩の方が印象に残ってしまった。
小走先輩、いつの間にかツンデレ属性まで手に入れているし。
奈良個人1位という事は、小走先輩は個人戦に出場するのか。
全国の舞台でも、「王者の打ちしゅじ」をお見せしてくれると嬉しいな。
あと、壇上にいるって事は、塞とちゃちゃのんも部長だったの?
副将戦も後半戦の南2局が終わり、残り2局となった。
現在の点数状況は、白糸台:123000点、阿知賀:119200点、千里山:100300点、新道寺:57500点。
……って、白糸台、削られ過ぎだろ!
開始時点では177100点だから、亦野さんは54100点も失点したのかよ。
トップ目は死守しているみたいだけど、このマイナスは大きいな。
たかみーと違って、亦野さんにはオーラスで挽回出来る算段がある訳でもないし。
でも、亦野さんは2年生だし、白糸台では5位らしいから仕方ないかな?
哩に3年生ブースト、灼に準決勝ブーストが掛かっていたりと、同情の余地もあるし。
だから、亦野さんは敵の顔に水を掛け、白糸台の看板に泥を塗るなんて言うのはやめるのです、ボクたち!
一方の哩は、未だ最下位ながらも+25000点。
鶴姫とのリンクを考えると、数字以上に大きく稼いだものと思われる。
哩はアブノーマルな能力と性癖に反して、自身の打ち筋はオーソドックスだというのが厄介だね。
フナQみたいな分析型にとっては突く隙が存在しないし、素の実力は全国でも超エース級。
そこに来て、3年生ブーストまで掛かっているとあっては、ちょっと手に負えない。
南3局 親:灼 ドラ:不明
さて、哩が大きく稼いだものの、まだ新道寺と2着の間には6万点以上の差がある。
鶴姫とのリンクがあるとはいえ、それでも足りないと考えた哩は、
この配牌を見て、最大級の縛りを敢行した。
「リザベーション7飜…!!」
……この変態さんは、どれだけ自分を縛れば満足するんだろう?
それはさておき、7飜縛りという事はがドラなのかな?
それなら、白混一色ドラ3赤1とか、白対々ドラ3赤1とか、確かに7飜も不可能では無さそうだ。
アオリにも書かれている通り、達成すれば役満キーが鶴姫の元に届く事になるが、果たして?
これがオーラスなら失敗するだろうが、南3局だから達成する可能性も高そうだ。
結果は12月12日発売の『少年ガンガン1月号』にて。
そういや、哩の縛りはルールとは無関係だから、それより低い飜数で和了る事も出来るよね。
でも、その場合のペナルティは、リザベーション未達の場合と同じで済むんだろうか?
もしそうだとしたら、縛った点数で和了れそうになければ、妥協してしまった方が良い事になるが。
それとも、玄ちゃんみたいに、しばらく能力が使えなくなってしまうくらいのリスクはあるのかな?
最後に。
亦野さん、哩にルアーを取られて、「ちぇ」と言っているトコは可愛かった。
つか、哩はイメージ上のルアーを、ナチュラルに掴むなよ……。
今回の『阿知賀編』は、衣とはじめちゃんが清澄の宿泊先を訪ねて来たところからスタート。
「黒甜郷裡」の意味が分からなかった人は手を挙げて。はーい。
衣に馬乗りされた咲は、寝言で「みなも……」「さかな………」と口にしていた。
魚という単語は夢の中にも出て来たけど、水面?
もしかして、それがこの少女の名前なのだろうか?
みなもの能力の一つは、対局相手の真情を見抜く水鏡。
そして、その能力が照へと継承され、対局相手の本質を見抜く照魔鏡が生み出された。
なお、照魔鏡には照の力が反映されているため、元の能力とは似て非なるものとなっている。
↑ここまで妄想した。
これで、名前が「さかな」だったら笑っちゃうなぁ。
「みなも」が名字で、フルネームが「水面魚」とか。
まぁ、そうだとしたら、咲のリアクションがもっと違ったものになっているだろうけど。
それはさておき、みなも(仮)は、容姿や名前や雰囲気が何となく衣に似ている様な?
咲のハッとした顔も、ただ驚いただけではなく、衣がみなも(仮)に見えたからだったりして。
さて、のどっちが幼馴染みの試合を見に行っていると聞き、衣たちは阿知賀女子の事に思い至った。
そして、衣は咲に対し、「阿知賀の大将は一寸厄介だ」と、意外な忠告を口にする。
練習試合では死んだ魚みたいな目になっていたしずだが、衣に認められるだけの何かがあったとは。
完敗しても折れない心が評価されたのか、それとも描写されていない再戦時に何かを見せたのか?
それと、咲も相変わらず、よく分からないな。
昨日は「一番手強い人が残っちゃった」と言っていたのに、今日は「強い人と遊べる方が嬉しい」のか。
弄ぶなら強い相手の方が楽しいという意味でないなら、「強い」と「手強い」は違うのかな?
あと、ネットで見て成程って思ったんだけど、はじめちゃんは小学生の時に友達を失ってるんだったね。
それを踏まえて読むと、確かにはじめちゃんの「幼なじみかぁ… いいね…」というセリフは重みを感じる。
場面は変わって、阿知賀女子の控え室。
こちらでは、大将戦に備えて、しずの「ウォーミングアップ」が始められようとしていた。
「出番前に軽く打って1速上げとくよ」
「それなら2速まで上げとこうか」
「いや! 意味わかんないけど! 10速でお願いします!!」
ウォーミングアップ?
1速? 2速 10速?
takeoff speed VR?
衣の忠告の後なので何らかの能力かと思ったけど、しずが理解してない様だから違うのか?
そもそも、最後まで根性で戦い抜くとか、理論派だとかいう話が本当なら、しずは能力者じゃない訳だし。
軽く打つ事で脳を活性化させるとか、部長の「バナナと乳製品」程度の話なのだろうか? 分からん。
東2局1本場 親:フナQ ドラ:
やはり、哩が1本場でリザベーションを達成しても、鶴姫の試合に1本場がなければ無駄になってしまうらしい。
……にも関わらず、
そして、哩は見事に2飜を和了り切り、リザベーションを達成。
すると、鶴姫の手の上に、大将戦の和了りを約束する鍵が降りて来た。
鶴姫可愛い。
成程ね。
哩が予約に成功すると、鶴姫は鍵が貰えるんだ。
で、4飜で東2局1本場だから、表記は「4,E2-1」と。
哩の「リザベーション」に対して、鶴姫が和了る時は何て言うんだろう?
僕の頭にパッと浮かんだのは「約束された和了の鍵」。
東3局 親:亦野誠子 ドラ:
この局も哩はリザベーション、そして今度は4飜縛りをクリアしてみせる。
これで鶴姫は、大将戦東3局で倍満の和了りが約束された。
なお、哩の和了りは5飜だったが、飜数が丁度でなくともリザベーションは達成と見做されるらしい。
ただし、縛りを超えた分の飜数については、鶴姫にリンクされないのだそうだ。
すると、鶴姫は必ず哩の倍の飜数で和了るという訳ではないんだな。
前回の例が全て倍になっていたので、必ず倍になるものなのかと思ってた。
それはそうと、すばら先輩の「すばらくない」は、『阿知賀編』では初めてだね。
同級生相手だからか、珍しく丁寧語を使わないすばら先輩も可愛い。
それと、
「倍満くらいくれてやる」
この不敵な淡は良かった。
すっかりアホの子のイメージが付いちゃったけど、ちゃんとこういう一面も持っているのか。
東4局1本場 親:哩 ドラ:
東4局は、親の哩が亦野さんから和了って1本場。
そして、この1本場で、遂に灼も勝負へと参加する。
和了り競争をしている哩と亦野さんに、灼がリーチで割って入り、
「ツモ! 3100・6100!!」
一発ツモで他の2人よりも先に和了り切った。
メンピン一発ツモドラ赤で、跳満の1本場は3100・6100。
さて、この灼の能力に、フナQは「ダイナミックでファンタジックな仮説」を立てていた。
ふぅ~む、なるほどなるほどなるほどー。
フナQによれば、灼は「ボウリングの特殊なピンの残り方に似た筒子待ち」が多いらしい。
アニメでもワッシャーがどうとか言っていたし、やっぱりそれが能力なのかね?
でも、そうだとしたら、ボウリングに詳しくなければ、上手く対処するのは難しそうだなぁ。
少なくとも、僕なら能力を知ったところで、「筒子の多面張が多い」くらいの認識しか出来ない。
もっとも、不足しているデータから導いた仮説だから、これはミスリードという可能性もあるかな?
メタ的な事を言えば、副将戦はまだ続くみたいだし。
あと、ブランク+昔のハルちゃんへの憧れで、灼はスタイルが古いという設定は良かった。
南1局は、哩が2000・4000を和了。
南2局は、フナQが引っ掛けの七対子で亦野さんから9600点を和了った。
何でも、放銃した亦野さんは、ベタオリせずにスジや字牌で回し打つ傾向があるのだとか。
つまり、灼だけではなく、亦野さんのスタイルもちょっと古いという事になるな。
まぁ、三副露したら和了れるという能力を考えれば、攻撃的になるのも分からないでもないが、
その癖を知るフナQは、1本場でも字牌の地獄待ちで亦野さんを狙い撃つ。
フナQ、悪い顔してんなぁ。
でも、最近は能力者が増えて来たので、こうして普通に麻雀しているのを見るとホッとする。
南2局2本場は、灼が亦野さんを直撃。
今度は筒子の多面張が多いという印象を逆手に取り、萬子待ちに変えて和了ってみせた。
こうやって、待ちを待ちにしちゃう辺りが、灼のスタイルが古いと言われる所以なのかね?
フナQの言う通り、普通は多少待ちが読まれたところで、良形ならそのままツモ狙いだよね。
こーゆーのって、相手からリーチが入ったり、ベタオリされたりしたら、完全に裏目だし。
ただ、同じくスタイルが古く、中途半端に押して来る亦野さん相手なら、有利な打ち方かな?
ここで灼の回想。
灼を部長に任命した赤土監督は、自分も1年生で部長だったのだという。
同じ部長という立場を追体験し、灼がかつての「ハルちゃん」の気持ちを知ったというのは良いね。
でも、
正直、灼とレジェンドさんの話より、再登場した小走先輩の方が印象に残ってしまった。
小走先輩、いつの間にかツンデレ属性まで手に入れているし。
奈良個人1位という事は、小走先輩は個人戦に出場するのか。
全国の舞台でも、「王者の打ちしゅじ」をお見せしてくれると嬉しいな。
あと、壇上にいるって事は、塞とちゃちゃのんも部長だったの?
副将戦も後半戦の南2局が終わり、残り2局となった。
現在の点数状況は、白糸台:123000点、阿知賀:119200点、千里山:100300点、新道寺:57500点。
……って、白糸台、削られ過ぎだろ!
開始時点では177100点だから、亦野さんは54100点も失点したのかよ。
トップ目は死守しているみたいだけど、このマイナスは大きいな。
たかみーと違って、亦野さんにはオーラスで挽回出来る算段がある訳でもないし。
でも、亦野さんは2年生だし、白糸台では5位らしいから仕方ないかな?
哩に3年生ブースト、灼に準決勝ブーストが掛かっていたりと、同情の余地もあるし。
だから、亦野さんは敵の顔に水を掛け、白糸台の看板に泥を塗るなんて言うのはやめるのです、ボクたち!
一方の哩は、未だ最下位ながらも+25000点。
鶴姫とのリンクを考えると、数字以上に大きく稼いだものと思われる。
哩はアブノーマルな能力と性癖に反して、自身の打ち筋はオーソドックスだというのが厄介だね。
フナQみたいな分析型にとっては突く隙が存在しないし、素の実力は全国でも超エース級。
そこに来て、3年生ブーストまで掛かっているとあっては、ちょっと手に負えない。
南3局 親:灼 ドラ:不明
さて、哩が大きく稼いだものの、まだ新道寺と2着の間には6万点以上の差がある。
鶴姫とのリンクがあるとはいえ、それでも足りないと考えた哩は、
この配牌を見て、最大級の縛りを敢行した。
「リザベーション7飜…!!」
……この変態さんは、どれだけ自分を縛れば満足するんだろう?
それはさておき、7飜縛りという事はがドラなのかな?
それなら、白混一色ドラ3赤1とか、白対々ドラ3赤1とか、確かに7飜も不可能では無さそうだ。
アオリにも書かれている通り、達成すれば役満キーが鶴姫の元に届く事になるが、果たして?
これがオーラスなら失敗するだろうが、南3局だから達成する可能性も高そうだ。
結果は12月12日発売の『少年ガンガン1月号』にて。
そういや、哩の縛りはルールとは無関係だから、それより低い飜数で和了る事も出来るよね。
でも、その場合のペナルティは、リザベーション未達の場合と同じで済むんだろうか?
もしそうだとしたら、縛った点数で和了れそうになければ、妥協してしまった方が良い事になるが。
それとも、玄ちゃんみたいに、しばらく能力が使えなくなってしまうくらいのリスクはあるのかな?
最後に。
亦野さん、哩にルアーを取られて、「ちぇ」と言っているトコは可愛かった。
つか、哩はイメージ上のルアーを、ナチュラルに掴むなよ……。
最初の頃はキンクリすらありえるんじゃないかと言われてたのに
猿はわかんないけど、局が増えるほどツモがよくなるとかそんなんなのかなぁ
穏乃は追い込まれると(能力的ってよりは集中力的に)ブーストかかるので
開始前から試合モードにして、ある程度最初からテンション上げてくって狙いかと思った
野球の先発投手で言うブルペンでの投げ込みを、いつもより増やすみたいなイメージ
しかし、亦野さんやってしまいましたなぁ…、白糸台ファンだけど敗退覚悟完了したわ。
もう本編で照咲の過去回想をそれぞれの視点でじっくりねっとりやってくれさえすればそれでいいよ。
無理にあと3話に収めずに、分割2クールでやればよかったのに。
次号でなんとか1位になってほしいな。
清一赤1で7飜という可能性も一応ある。
が、普通は白混一で充分と考えるだろうなあ。