第18話 激化
扉絵
今回の扉絵は白糸台高校。
でも、何だかこの淡は、今よりも幼く見える様な。
着ている制服も照たちと違うし、もしかしてこの淡って中学生?
本編
東3局 親:穏乃 ドラ:
ドラ
倍満キーを手にした鶴姫の配牌は、この門混二向聴。
和了りを阻止するため、淡が親の第1打から鳴いていくが、鶴姫はお構いなしに2巡目リーチ。
そしてそのまま、事も無げに和了り牌をツモってしまった。
ツモ ドラ
リーヅモ門混平和一通ドラで4000・8000。
キーに描かれた数字は「8」だったけど、実際にはツモが付いて9飜か。
飜数は絶対のものじゃなくて、高くなる事もあるんだね。
逆に、鶴姫の選択ミスなどで、安くなる場合もあるのだろうか?
淡の強さは認めつつも、哩との絆に絶対の自信を持つ鶴姫。
実際、2回戦の淡も、キーを手にした鶴姫は止められなかったのだとか。
「こん積み重ねが――――
おまえ一人ん中にあっか…!!」
回想が非常に偏ってる様にも、麻雀と全然関係ない様にも見えるが、細かい事は気にしない。
i・P・S、それが『咲-Saki-』世界の雀士がただ一つ共有した真の正義だったはず。
そして、二人の力で闘牌う新道寺を見て、竜華もかつての怜の言葉を思い出していた。
常日頃から竜華に膝枕をしてもらっている怜。
だが、怜によれば、そこにはちゃんとした理由があったのだ。
膝枕はパワーを分け与えるためだと言う怜と、それを聞いて納得した顔をする竜華。
竜華は、いま考えたら「ナニソレ」だと言いつつも、自らのふとももに怜の感触を思い出す。
「こっちかて ひとりやない…………!!」
そして、竜華がそれに気付いた時、隣に「怜ちゃん」が現れた。
「未来を見せたるわ」
そう言って、怜ちゃんが指差した方を見ると、
淡が生んだ暗闇の中、竜華の前に光の道が照らし出されている。
そして、竜華がこの順番に従って牌を切り出すと、道の先に見えた通りの手を現実でも和了っていた。
……って、ええええぇぇぇぇ!!!!
「ひとりやない…………!!」は気構えの話じゃなくて、文字通りの意味で二人なの?
怜、100巡先が見える様になるどころか、遠隔操作型のスタンドが発現してんじゃねーか。
なお、スタンド名は、「枕神 怜ちゃん」というらしい。
竜華の和了点は、全帯三色ドラ3で12000点。
放銃したのは、鶴姫の和了番だと思って、他への警戒を怠っていた淡だった。
これで各校の点数は、千里山:103100点、新道寺:100400点、阿知賀:99200点、白糸台:97300点。
先鋒戦以降、ずっとトップを走り続けていた白糸台が、この一撃で一気にラスまで転落。
まぁ、麻雀は強者必勝のゲームじゃないし、菫さんも本気ではなかったけど、まさか淡でラスに落ちるとは。
南1局は、鶴姫が6飜のキーを使って、3000・6000の和了り。
最高点で和了れる手順を教えてくれる「怜ちゃん」だが、当然和了れない局もあるらしい。
また、1巡先を読む怜とは違って、見えるのは自分の和了形だけなのだそうだ。
しかし、鶴姫は、2回続けて一通か。
一通は龍だから、鶴姫よりも竜華の方が近そうなのにね。
南2局は、竜華がクイタンのみで1000点を和了った。
これがこの局のベストと言っておいて、見えるのはベストじゃないとか、怜ちゃんは微妙に意味不明。
ベストと最高点は別のモノで、ベスト=最高点の時もあれば、ベスト≠最高点の時もあるということ?
2000・4000ではなく6400直撃が必要な時もあれば、和了らない方が有利になる局面だってある様に。
南3局も怜ちゃんが見せてくれた通りに打ち、竜華が2000・4000を和了った。
とても便利な能力だけど、まさに「打たされてる」だけという感じで、僕は好きになれないな。
こんなん、自分の和了れない局で、どう配牌オリするかくらいしか考える事ないじゃん。
竜華にはシリアスを期待していたのに、一気に緊迫感がなくなってしまったのもガッカリ。
個人的には、2回戦では見せなかった「最高状態の清水谷竜華」に結構期待していたのだが……。
もっとも、怜ちゃんが竜華の前に出て来られるのは、あと2回くらいらしい。
「ほな あとは用法用量をよく守って
大事に怜ちゃんを使ってなー」
……用法用量って。
まぁ、それなら、この借り物のネタバレ能力も許容範囲内かな?
残りが2回となると、鶴姫の和了確定局は避けつつ、自分の親番で使うのが無難そう。
ところで、このスタンド能力は貯めてたパワーを使うものだから、本体の怜に負担は掛からないんだよね?
南4局 親:淡 ドラ:不明
淡の能力下にあっても、構わず和了り続ける鶴姫と竜華。
そんな二人に対し、淡もこれまでは隠していた本気を出して来た。
本気モードに入った淡が見せたのは、アニメ第13局EDにもあったダブルリーチ。
地区大会でも1回使ったというこの能力は、果たしてどういった性質のものなのか?
前回は、たかみーに総合得点で負けたくなくて使ったという辺り、ただのダブリーのみでは済まなそう。
一方で、ここまで温存していたところを見ると、四巡の絶対安全圏とは違って、何らかの欠点があるのだろう。
使用回数に制限があるのか、見破られると反撃を受けかねない弱点があるのか、それはまだ分からないけど。
ただ、配牌悪化能力と併せて考えると、九種九牌や四風子連打による途中流局で止められ易そうな気も。
そして、
どうやら赤土監督は、既に大将のしずに何らかの対抗策を授けている様だ。
今回は空気だったしずだけど、次回は赤土拳100速や阿知賀玉なんかを披露してくれるかな?
なお、ここまでの点数状況は、新道寺:109400点、千里山:106100点、阿知賀:92200点、白糸台:91300点。
南3局の親っかぶりでラス落ちしたしずだが、淡のリー棒で再び3着に浮上した形。
ちなみに、個人の獲得点数は、鶴姫:+35600点、竜華:+10500点、しず:-20700点、淡:-26400点。
哩とのリンクで鶴姫が稼ぐのは分かってたけど、淡が前半戦最下位で終わりそうなのはちょっと意外。
もっとも、この作品の場合、前評判の高いキャラが活躍出来ないのはそう珍しい事じゃないケド。
次回掲載は、2月12日発売の『月刊少年ガンガン3月号』。
咲取り!! 阿知賀にゅーす GG版
という訳で、アニメ『阿知賀編』は全16話になったそうだ。
残り2話でどうやって終わらせるのか心配していたけど、これでちょっと安心した。
扉絵
今回の扉絵は白糸台高校。
でも、何だかこの淡は、今よりも幼く見える様な。
着ている制服も照たちと違うし、もしかしてこの淡って中学生?
本編
東3局 親:穏乃 ドラ:
ドラ
倍満キーを手にした鶴姫の配牌は、この門混二向聴。
和了りを阻止するため、淡が親の第1打から鳴いていくが、鶴姫はお構いなしに2巡目リーチ。
そしてそのまま、事も無げに和了り牌をツモってしまった。
ツモ ドラ
リーヅモ門混平和一通ドラで4000・8000。
キーに描かれた数字は「8」だったけど、実際にはツモが付いて9飜か。
飜数は絶対のものじゃなくて、高くなる事もあるんだね。
逆に、鶴姫の選択ミスなどで、安くなる場合もあるのだろうか?
淡の強さは認めつつも、哩との絆に絶対の自信を持つ鶴姫。
実際、2回戦の淡も、キーを手にした鶴姫は止められなかったのだとか。
「こん積み重ねが――――
おまえ一人ん中にあっか…!!」
回想が非常に偏ってる様にも、麻雀と全然関係ない様にも見えるが、細かい事は気にしない。
i・P・S、それが『咲-Saki-』世界の雀士がただ一つ共有した真の正義だったはず。
そして、二人の力で闘牌う新道寺を見て、竜華もかつての怜の言葉を思い出していた。
常日頃から竜華に膝枕をしてもらっている怜。
だが、怜によれば、そこにはちゃんとした理由があったのだ。
膝枕はパワーを分け与えるためだと言う怜と、それを聞いて納得した顔をする竜華。
竜華は、いま考えたら「ナニソレ」だと言いつつも、自らのふとももに怜の感触を思い出す。
「こっちかて ひとりやない…………!!」
そして、竜華がそれに気付いた時、隣に「怜ちゃん」が現れた。
「未来を見せたるわ」
そう言って、怜ちゃんが指差した方を見ると、
淡が生んだ暗闇の中、竜華の前に光の道が照らし出されている。
そして、竜華がこの順番に従って牌を切り出すと、道の先に見えた通りの手を現実でも和了っていた。
……って、ええええぇぇぇぇ!!!!
「ひとりやない…………!!」は気構えの話じゃなくて、文字通りの意味で二人なの?
怜、100巡先が見える様になるどころか、遠隔操作型のスタンドが発現してんじゃねーか。
なお、スタンド名は、「枕神 怜ちゃん」というらしい。
竜華の和了点は、全帯三色ドラ3で12000点。
放銃したのは、鶴姫の和了番だと思って、他への警戒を怠っていた淡だった。
これで各校の点数は、千里山:103100点、新道寺:100400点、阿知賀:99200点、白糸台:97300点。
先鋒戦以降、ずっとトップを走り続けていた白糸台が、この一撃で一気にラスまで転落。
まぁ、麻雀は強者必勝のゲームじゃないし、菫さんも本気ではなかったけど、まさか淡でラスに落ちるとは。
南1局は、鶴姫が6飜のキーを使って、3000・6000の和了り。
最高点で和了れる手順を教えてくれる「怜ちゃん」だが、当然和了れない局もあるらしい。
また、1巡先を読む怜とは違って、見えるのは自分の和了形だけなのだそうだ。
しかし、鶴姫は、2回続けて一通か。
一通は龍だから、鶴姫よりも竜華の方が近そうなのにね。
南2局は、竜華がクイタンのみで1000点を和了った。
これがこの局のベストと言っておいて、見えるのはベストじゃないとか、怜ちゃんは微妙に意味不明。
ベストと最高点は別のモノで、ベスト=最高点の時もあれば、ベスト≠最高点の時もあるということ?
2000・4000ではなく6400直撃が必要な時もあれば、和了らない方が有利になる局面だってある様に。
南3局も怜ちゃんが見せてくれた通りに打ち、竜華が2000・4000を和了った。
とても便利な能力だけど、まさに「打たされてる」だけという感じで、僕は好きになれないな。
こんなん、自分の和了れない局で、どう配牌オリするかくらいしか考える事ないじゃん。
竜華にはシリアスを期待していたのに、一気に緊迫感がなくなってしまったのもガッカリ。
個人的には、2回戦では見せなかった「最高状態の清水谷竜華」に結構期待していたのだが……。
もっとも、怜ちゃんが竜華の前に出て来られるのは、あと2回くらいらしい。
「ほな あとは用法用量をよく守って
大事に怜ちゃんを使ってなー」
……用法用量って。
まぁ、それなら、この借り物のネタバレ能力も許容範囲内かな?
残りが2回となると、鶴姫の和了確定局は避けつつ、自分の親番で使うのが無難そう。
ところで、このスタンド能力は貯めてたパワーを使うものだから、本体の怜に負担は掛からないんだよね?
南4局 親:淡 ドラ:不明
淡の能力下にあっても、構わず和了り続ける鶴姫と竜華。
そんな二人に対し、淡もこれまでは隠していた本気を出して来た。
本気モードに入った淡が見せたのは、アニメ第13局EDにもあったダブルリーチ。
地区大会でも1回使ったというこの能力は、果たしてどういった性質のものなのか?
前回は、たかみーに総合得点で負けたくなくて使ったという辺り、ただのダブリーのみでは済まなそう。
一方で、ここまで温存していたところを見ると、四巡の絶対安全圏とは違って、何らかの欠点があるのだろう。
使用回数に制限があるのか、見破られると反撃を受けかねない弱点があるのか、それはまだ分からないけど。
ただ、配牌悪化能力と併せて考えると、九種九牌や四風子連打による途中流局で止められ易そうな気も。
そして、
どうやら赤土監督は、既に大将のしずに何らかの対抗策を授けている様だ。
今回は空気だったしずだけど、次回は赤土拳100速や阿知賀玉なんかを披露してくれるかな?
なお、ここまでの点数状況は、新道寺:109400点、千里山:106100点、阿知賀:92200点、白糸台:91300点。
南3局の親っかぶりでラス落ちしたしずだが、淡のリー棒で再び3着に浮上した形。
ちなみに、個人の獲得点数は、鶴姫:+35600点、竜華:+10500点、しず:-20700点、淡:-26400点。
哩とのリンクで鶴姫が稼ぐのは分かってたけど、淡が前半戦最下位で終わりそうなのはちょっと意外。
もっとも、この作品の場合、前評判の高いキャラが活躍出来ないのはそう珍しい事じゃないケド。
次回掲載は、2月12日発売の『月刊少年ガンガン3月号』。
咲取り!! 阿知賀にゅーす GG版
という訳で、アニメ『阿知賀編』は全16話になったそうだ。
残り2話でどうやって終わらせるのか心配していたけど、これでちょっと安心した。
あと、決勝まで隠しておきたかったとか言っていた、淡のダブリー、ここで見せたことで決勝では対策する人とかチームがあるのかも?
たとえば、あの清澄の部長とか。
使ったら実力関係なく誰でも強くなれてしまうな
豪運やツモ牌偏りがある打ち手ならともかく、単に最善手を選択するだけの打ち手なら、元々の実力が埋もれてしまうな
というか怜って能力に目覚める前から膝枕してもらってたんじゃないの?
和了らない方がいいっていうのは、この中堅戦みたいなものか
最高状態の竜華が姿を現すのかも
まあ、しずが次号動き出すんで期待!
ダブリーって相手降りないし、良形になってないとしたくないなぁ。
普通に防御を捨てた攻撃って点で使いたくないとかの可能性も。
今のところ淡の絶対安全圏で4回中3回和了できる未来が見えてるけどちょい高すぎる気がするんで
残り二回のうち一回は和了れない局で使うことになってほしい所
阿知賀は能力者すこし多すぎな気がするな
全国で強豪チームだから仕方がないのはわかるが
能力がない特徴的な打ち方する人を応援してしまう
・・・フナQとか