週刊少年ジャンプ 2017年25号 感想
斉木楠雄のΨ難
5周年突破記念、表紙&巻頭カラー。
5周年記念という事で、今回は『ぼくのわたしの勇者学』という作品のキャラクターが登場。
悪いけど、僕はその作品をよく知らないので、何が面白いのかサッパリだった。
それにしても、『ジャンプ』で5年以上連載した作品は40作品だけというのは意外だった。
ダラダラと引き延ばしているイメージがあったけど、実際にはそうでもないのかな?
どうして区別したのかは分からないが、1990年以降に5年以上連載したのは24作品だそうだ。
リストアップされている中で、僕が本誌で全話読んだのは『斉木』含めて4作品だけ。
昔は『ジャンプ』を購読していなかったし、話の進まない作品は読まなくなってしまう。
約束のネバーランド
未知の人喰い植物が登場したものの、エマの持つ冒険小説に問題解決のヒントが載っているのか。
エマたちが試行錯誤しながら乗り越えるならともかく、最初から攻略本出されてもなぁ……。
Dr.STONE
千空、大樹、司のトリオは無敵感があって好きだったので、もう取り返しが付かないのは悲しい。
でも、親友同士であっても、主義主張、所属、価値観等々が異なれば殺し合う事だってあるよね。
こんな世界になってしまい、今や彼等の意思決定がそのまま世界の選択になるのだから仕方ない。
千空の死に号泣する大樹。
だが、大樹は千空と交わした約束を守り、司と闘う事を選択した。
大樹は巨岩を持ち上げると、怪力で以てそれを司の頭上に投げ飛ばした。
司はそれが囮である可能性を考え、巨岩からも大樹からも目を離さず、警戒を怠らなかったが、
本命は巨岩でも大樹でもなく、杠!!
こういう場面で仕事をしてくれるヒロインというのは良いね。
杠が投げた壺を反射的に蹴りで叩き割る司。
不意を突かれても反応出来るのは流石だが、そのせいで司は全身に黒色火薬を浴びてしまう。
そこに降って来た巨岩が火花を散らし、
黒色火薬に引火して大爆発。
この爆発に耐えられるほど人間やめてないだろうし、対司戦はこれで決着かな?
千空と司が本当に死んだのか、それとも助かるのかは気になるところ。
個人的には二人とも助かって欲しいけど、物語的には死んでいた方が面白くなるかな?
自分が望む展開と、自分が面白いと思う展開は、必ずしも一致しないから歯痒くて面白い。
青春兵器ナンバーワン
今回は、零一たちがファミレスで初バイト。
だが、同じくバイトとして雇われたNo.03,06,09と鉢合わせし、今度はバイトで対決する事に。
369は、こうやってちょくちょく再登場して、零一たちと勝負するのかな?
初登場時はネタ切れを心配したけど、こういうのは良いね。
今回は、前回と同じ構図でセルフパロしてたけど、もしかして登場する度にやるのだろうか?
ナンバーズ6人の反応はいつも同じで、北斗の反応だけが変わっていく、てな感じで。
あと、冒頭の「青春は雨上がりのように…」って……(笑)。
さて、いざバイトに入る……その前に、
ペット枠2人が退場(笑)。
制服まで着て並んでいるのに、この扱いは酷い。
この後のハチとNo.09の有能対決も、零一とNo.03の無能対決も笑えた。
人の出来た店長は、失敗を続ける零一やNo.03も温かく見守ってくれ、バイトは無事に終了。
まさかの隣人(笑)。
しかも、マナーのいい外人扱いとは。
シングルナンバーズは、時々MAPPOよりも常識的だから困る。
ゆらぎ荘の幽奈さん
支離式の儀って、物理的に尻に敷くのかよ(笑)。
あと、次回予告で、コガラシがヒロインとルビられていて笑った。
火ノ丸相撲
仮令今年優勝を逃しても、潮はいずれプロになれる。
読者が考える事を大和国の口から言わせ、それを駿海さんに、潮はプロになりたいのではなく“横綱”になりたいのだと否定させるところが良いね。
以前、駿海さんが、力士が目指す所は「横綱」以外に無いと言い切っていただけに尚更説得力がある。
そう、潮の目標はあくまで横綱。
ならば、外野の様に次があるなどとは言っていられない。
鬼炎万丈の相と静謐の相。
仕切りの体勢ながらも迸る潮と草介のオーラ。
鬼丸国綱対草薙剣 いざ…――発気揚揚!!
左門くんはサモナー
今回のサブタイトルは「左門くんは召喚術士」。
左門くんの母、左門召呼登場。
両サイドのトンガリが、悪魔の角にしか見えない(笑)。
さて、盛り塩が言っていた通り、左門くんの実家は祓魔士の名家。
だが、現代では祓魔士という職業は儲からず、今は門下生もゼロ。
そもそも、過去の門下生も自殺志願者等を勧誘したもので、月謝を取っていなかったらしい。
う~ん、これは意外。
てっきり、厳格な祓魔士の名家で、大金持ちだとばかり思っていた。
しかし、そうなると盛り塩はどういう経緯で門下生になったんだろう?
左門くんの両親は、貧しくても、忙しくても、他人を助けられる事に喜びを見出だせる人間だった。
だが、息子の目には、そんな両親の姿は善良さを食い物にされている様にしか映らなかったらしい。
両親と同じ生き方を忌み嫌い、次第に真逆のものを求め始めた左門くん。
その末に左門くんが見出した理想が、絶対悪アンリ・マユだったそうだ。
成程ねぃ。
左門くんがてっしーを嫌う理由は、両親に似ていたからだったんだね。
てっしーが肯定されると、逆の生き方を選んだ自分が否定された気分になるというのは頷ける。
一方で、世の中を白と黒で考えてしまうのは子供だという左門母のセリフはごもっとも。
「世の中が白と黒だけでできてないって教えてあげて」
左門母がてっしーに言ったこのセリフは、重要なキーワードになりそうだね。
視点を変えれば、地獄に堕ちるのも必ずしも悪い事ではないという話にもなるし。
まぁ、これまでに登場した悪魔たちを思えば、何を今更だけど。
さて、次回は妹様が入学して来る様だ。
ROBOT×LASERBEAM
ロボと理音で「ロボリオン」って(笑)。
食戟のソーマ
おお、アンが脱いだ上に巨乳化した。
それはいいけど、雑魚の料理に1話使わんでも……。
ぼくたちは勉強ができない
「生きてるってすばら…ッ」
この主人公も、すばら教徒だったのか。
うるかの日焼け跡は相変わらずすばら。
キスの後遺症か、テンパっている理系ちゃんも可愛かった。
一方で、文系は化学よりも空気だったな……。
U19
最後の記念に、事前に考えていたキャラと能力を次々紹介。
彼等にとって「大人を越える」というのは、人を傷付ける事を指すんだなぁ(笑)。
僕の感覚では、それは出来ない事ではなく、すべきでないからしない事なのだが。
まぁ、大昔の子供が、学校のガラスを割る事で偉業を為し遂げた気になっていた様なものか。
テロリスト集団ガレキに対し、四季総理は局所破壊弾「旭」を投下した。
兵器には詳しくないんだけど、半径1kmを更地に変える爆弾を“局所”破壊弾っていうの?
あと、半径1kmだとUFOも巻き込まれる気がするけど、そこは高粒子バリアとやらで防ぐのかな?
残念ながら、せっかくの「旭」もゲートで逃げられるガレキには通用しない。
だが、主人公は自分たちだけが逃げる事を良しとせず、糸で自衛隊員を「旭」から守ろうとした。
さっきまで喜々としてテロっていたのに、最高に意味不明なところがこの作品らしくて最高。
流石、戦争を止めるという話だったのに、自分たちがテロ戦争を引き起こしているだけの事はある。
「オレは大人が嫌いなわけじゃねェ… 理不尽が嫌いなんだ!!」
理不尽?… 谷先生のことか…
谷先生のことかーーーーーー――ッ!!!!!!
だから、その人達はお前等がテロって人殺すから出動しているのだが(笑)。
それとも、リビドーによる殺傷は人道的、兵器による殺傷は非人道的みたいな考えなのかな?
銃の何処が人道的かって? BANG! ほら、苦しまずに死ねるだろ。HAHAHA!! みたいな。
何故か、いつまでも爆発しない「旭」を巨大化したガレキリーダーがナイスキャッチ。
不発弾―――ではなく、衝撃を与えないと爆発しない設定なのだろうか?
次回はリーダーがこの「旭」をUFOに投げ返すんだろうなぁ。
ところで、前回新たに登場した3人の人工旭民だけど、そろそろ溶けた頃合いだよね。
主人公、敵に文句言うだけ言って、何もしないどころか、1話経ったら覚えてもいないんだな(笑)。
さて、次回で15話だけど、打ち切りだとしても18話くらいまでは続くのだろうか?
でも、あと4話も何を描くんだろう? 四季総理を斃した後は、マックに行くくらい?
個人的には、大人党大勝利END後、四季総理を主人公にした『O19』を描いてもらいたい(笑)。
斉木楠雄のΨ難
5周年突破記念、表紙&巻頭カラー。
5周年記念という事で、今回は『ぼくのわたしの勇者学』という作品のキャラクターが登場。
悪いけど、僕はその作品をよく知らないので、何が面白いのかサッパリだった。
それにしても、『ジャンプ』で5年以上連載した作品は40作品だけというのは意外だった。
ダラダラと引き延ばしているイメージがあったけど、実際にはそうでもないのかな?
どうして区別したのかは分からないが、1990年以降に5年以上連載したのは24作品だそうだ。
リストアップされている中で、僕が本誌で全話読んだのは『斉木』含めて4作品だけ。
昔は『ジャンプ』を購読していなかったし、話の進まない作品は読まなくなってしまう。
約束のネバーランド
未知の人喰い植物が登場したものの、エマの持つ冒険小説に問題解決のヒントが載っているのか。
エマたちが試行錯誤しながら乗り越えるならともかく、最初から攻略本出されてもなぁ……。
Dr.STONE
千空、大樹、司のトリオは無敵感があって好きだったので、もう取り返しが付かないのは悲しい。
でも、親友同士であっても、主義主張、所属、価値観等々が異なれば殺し合う事だってあるよね。
こんな世界になってしまい、今や彼等の意思決定がそのまま世界の選択になるのだから仕方ない。
千空の死に号泣する大樹。
だが、大樹は千空と交わした約束を守り、司と闘う事を選択した。
大樹は巨岩を持ち上げると、怪力で以てそれを司の頭上に投げ飛ばした。
司はそれが囮である可能性を考え、巨岩からも大樹からも目を離さず、警戒を怠らなかったが、
本命は巨岩でも大樹でもなく、杠!!
こういう場面で仕事をしてくれるヒロインというのは良いね。
杠が投げた壺を反射的に蹴りで叩き割る司。
不意を突かれても反応出来るのは流石だが、そのせいで司は全身に黒色火薬を浴びてしまう。
そこに降って来た巨岩が火花を散らし、
黒色火薬に引火して大爆発。
この爆発に耐えられるほど人間やめてないだろうし、対司戦はこれで決着かな?
千空と司が本当に死んだのか、それとも助かるのかは気になるところ。
個人的には二人とも助かって欲しいけど、物語的には死んでいた方が面白くなるかな?
自分が望む展開と、自分が面白いと思う展開は、必ずしも一致しないから歯痒くて面白い。
青春兵器ナンバーワン
今回は、零一たちがファミレスで初バイト。
だが、同じくバイトとして雇われたNo.03,06,09と鉢合わせし、今度はバイトで対決する事に。
369は、こうやってちょくちょく再登場して、零一たちと勝負するのかな?
初登場時はネタ切れを心配したけど、こういうのは良いね。
今回は、前回と同じ構図でセルフパロしてたけど、もしかして登場する度にやるのだろうか?
ナンバーズ6人の反応はいつも同じで、北斗の反応だけが変わっていく、てな感じで。
あと、冒頭の「青春は雨上がりのように…」って……(笑)。
さて、いざバイトに入る……その前に、
ペット枠2人が退場(笑)。
制服まで着て並んでいるのに、この扱いは酷い。
この後のハチとNo.09の有能対決も、零一とNo.03の無能対決も笑えた。
人の出来た店長は、失敗を続ける零一やNo.03も温かく見守ってくれ、バイトは無事に終了。
まさかの隣人(笑)。
しかも、マナーのいい外人扱いとは。
シングルナンバーズは、時々MAPPOよりも常識的だから困る。
ゆらぎ荘の幽奈さん
支離式の儀って、物理的に尻に敷くのかよ(笑)。
あと、次回予告で、コガラシがヒロインとルビられていて笑った。
火ノ丸相撲
仮令今年優勝を逃しても、潮はいずれプロになれる。
読者が考える事を大和国の口から言わせ、それを駿海さんに、潮はプロになりたいのではなく“横綱”になりたいのだと否定させるところが良いね。
以前、駿海さんが、力士が目指す所は「横綱」以外に無いと言い切っていただけに尚更説得力がある。
そう、潮の目標はあくまで横綱。
ならば、外野の様に次があるなどとは言っていられない。
鬼炎万丈の相と静謐の相。
仕切りの体勢ながらも迸る潮と草介のオーラ。
鬼丸国綱対草薙剣 いざ…――発気揚揚!!
左門くんはサモナー
今回のサブタイトルは「左門くんは召喚術士」。
左門くんの母、左門召呼登場。
両サイドのトンガリが、悪魔の角にしか見えない(笑)。
さて、盛り塩が言っていた通り、左門くんの実家は祓魔士の名家。
だが、現代では祓魔士という職業は儲からず、今は門下生もゼロ。
そもそも、過去の門下生も自殺志願者等を勧誘したもので、月謝を取っていなかったらしい。
う~ん、これは意外。
てっきり、厳格な祓魔士の名家で、大金持ちだとばかり思っていた。
しかし、そうなると盛り塩はどういう経緯で門下生になったんだろう?
左門くんの両親は、貧しくても、忙しくても、他人を助けられる事に喜びを見出だせる人間だった。
だが、息子の目には、そんな両親の姿は善良さを食い物にされている様にしか映らなかったらしい。
両親と同じ生き方を忌み嫌い、次第に真逆のものを求め始めた左門くん。
その末に左門くんが見出した理想が、絶対悪アンリ・マユだったそうだ。
成程ねぃ。
左門くんがてっしーを嫌う理由は、両親に似ていたからだったんだね。
てっしーが肯定されると、逆の生き方を選んだ自分が否定された気分になるというのは頷ける。
一方で、世の中を白と黒で考えてしまうのは子供だという左門母のセリフはごもっとも。
「世の中が白と黒だけでできてないって教えてあげて」
左門母がてっしーに言ったこのセリフは、重要なキーワードになりそうだね。
視点を変えれば、地獄に堕ちるのも必ずしも悪い事ではないという話にもなるし。
まぁ、これまでに登場した悪魔たちを思えば、何を今更だけど。
さて、次回は妹様が入学して来る様だ。
ROBOT×LASERBEAM
ロボと理音で「ロボリオン」って(笑)。
食戟のソーマ
おお、アンが脱いだ上に巨乳化した。
それはいいけど、雑魚の料理に1話使わんでも……。
ぼくたちは勉強ができない
「生きてるってすばら…ッ」
この主人公も、すばら教徒だったのか。
うるかの日焼け跡は相変わらずすばら。
キスの後遺症か、テンパっている理系ちゃんも可愛かった。
一方で、文系は化学よりも空気だったな……。
U19
最後の記念に、事前に考えていたキャラと能力を次々紹介。
彼等にとって「大人を越える」というのは、人を傷付ける事を指すんだなぁ(笑)。
僕の感覚では、それは出来ない事ではなく、すべきでないからしない事なのだが。
まぁ、大昔の子供が、学校のガラスを割る事で偉業を為し遂げた気になっていた様なものか。
テロリスト集団ガレキに対し、四季総理は局所破壊弾「旭」を投下した。
兵器には詳しくないんだけど、半径1kmを更地に変える爆弾を“局所”破壊弾っていうの?
あと、半径1kmだとUFOも巻き込まれる気がするけど、そこは高粒子バリアとやらで防ぐのかな?
残念ながら、せっかくの「旭」もゲートで逃げられるガレキには通用しない。
だが、主人公は自分たちだけが逃げる事を良しとせず、糸で自衛隊員を「旭」から守ろうとした。
さっきまで喜々としてテロっていたのに、最高に意味不明なところがこの作品らしくて最高。
流石、戦争を止めるという話だったのに、自分たちがテロ戦争を引き起こしているだけの事はある。
「オレは大人が嫌いなわけじゃねェ… 理不尽が嫌いなんだ!!」
理不尽?… 谷先生のことか…
谷先生のことかーーーーーー――ッ!!!!!!
だから、その人達はお前等がテロって人殺すから出動しているのだが(笑)。
それとも、リビドーによる殺傷は人道的、兵器による殺傷は非人道的みたいな考えなのかな?
銃の何処が人道的かって? BANG! ほら、苦しまずに死ねるだろ。HAHAHA!! みたいな。
何故か、いつまでも爆発しない「旭」を巨大化したガレキリーダーがナイスキャッチ。
不発弾―――ではなく、衝撃を与えないと爆発しない設定なのだろうか?
次回はリーダーがこの「旭」をUFOに投げ返すんだろうなぁ。
ところで、前回新たに登場した3人の人工旭民だけど、そろそろ溶けた頃合いだよね。
主人公、敵に文句言うだけ言って、何もしないどころか、1話経ったら覚えてもいないんだな(笑)。
さて、次回で15話だけど、打ち切りだとしても18話くらいまでは続くのだろうか?
でも、あと4話も何を描くんだろう? 四季総理を斃した後は、マックに行くくらい?
個人的には、大人党大勝利END後、四季総理を主人公にした『O19』を描いてもらいたい(笑)。
ギャグのネタは悪くなかったけどまぁ読むのが辛かったし早くに打ち切られたのもやむなしという感じ
ひどく屈折した環境でもなければ壮絶な体験があったわけでもないけれども、というのを少年漫画で描けるのは凄い
冷やすだけで済めば治るが、点滴が必要なレベルなら死ぬな