週刊少年ジャンプ 感想

週刊少年ジャンプ 2019年24号 感想


サムライ８ 八丸伝

　『NARUTO』の作者、岸本斉史原作の新連載。



　何ページか読んでみたが、僕には合わなかった。




Dr.STONE



　え、ソユーズには赤子の頃の記憶があって、石化から逃げて来た事を今思い出した！？
　怪し過ぎるんだけど、千空もゲンも疑っていないところをみると、スルーするトコなのかなぁ？


　宝島の住民登場。



　求婚されているのは、宝島の巫女とか女王？
　貝拾いにそぐわない派手な装飾品には合理性があるのか、それとも単なる漫画的記号なのか？

　ソユーズの「かわいい」も、微妙に意味を図りかねるな。
　宝島基準では彼女が最高級に美人なのか、それとも石神村や現代基準でも超美人なのか？
　そういや、千空やゲンに限らず、この作品は人の美醜に言及するキャラが少ないね。




ぼくたちは勉強ができない



「涙をこぼす彼女の姿を見て　なぜか俺は
　やっと彼女が久しぶりに泣きやんでくれたような気がした」

　今回の、このモノローグがすばらだった。
　「もっとちゃんとなでろ！」と命令する、あしゅみー先輩も可愛い。



　ラストのキスも良かった。




チェンソーマン

　デンジが姫野先輩とファーストキス。



　ただし、ゲロ付き。

　ファーストキスはゲロの味。
　姫野先輩、悪魔よりよっぽど悪魔だ。




　トラウマを負ったデンジを介抱する荒井君。
　……もう荒井君で良いんじゃないかな？（笑）




火ノ丸相撲

　今回のサブタイトルは、「鬼丸国綱とお義父さん」。

　千秋楽前夜、五條家にやって来た鬼丸。
　「娘さんを下さい」と頭を下げるが、相手は「断る」「帰れ」の一点張りで取り付く島もない。

　これは難航しそうだと思っていたら……、



　「君にお義父さんと呼ばれる筋合いはない！」 → 実は父じゃなくて兄、のコンボは笑った。
　つか、佑真は長男じゃなくて、上に兄がいたんかい！！


　一方、本物の父は、鬼丸の申し出を二つ返事で快諾……、



　……したかに見せて、現実的な話を淡々と続けるところに、親としての威厳を感じた。

　新婚早々介護生活、確かにそういう可能性も十分あるんだよなぁ。
　でも、厳しい事を言う礼奈の父に、鬼丸が自分なりの答えをちゃんと返せて良かった。


　一夜明けて千秋楽。
　遂に鬼丸国綱と太郎太刀が激突。



　ところで、礼奈が和服を着ている理由は分かったけど、堀ちゃんは誰のために着てるの？
　やっぱり、冴さんなの？




最後の西遊記



　へぇ～、サイは「子」ではなく「仔」なのか。
　空即是色に色即是空、「空しんり」を「悟」るで「孫悟空」というのは面白い。
　さて、孫悟空は分かったけど、第３話で触れられた玄奘三蔵の方はどういう扱いなんだろう？


　妖怪。



　理屈ではあるが、そういう世界観なんだ。
　ただ、そうなると、この世界ではどんな問題も妖怪化して倒せば解決してしまう気が。

　まずはパワーレベリングして、妖怪の実体化と退治をスムーズに行える様になったら理想郷完成？
　いや、妖怪という願望機を巡って人間同士の抗争が始まるかな？（笑）