このブログを普段見てくださってる方々はすでにご存じだと思われますが,2月12日の土曜日にアニメダイの大冒険にてマァムVSアルビナスの戦いが放送されます。私個人としても前々からとても楽しみにしていた回だったので,放送記念に漫画版マァムVSアルビナスのおさらいを記事にしておこうと思います。主観・ネタバレがかなり入っていますが,ご了承のほど,よろしくお願いします。
・概要
マァムVSアルビナスの戦いはダイの大冒険26巻(ジャンプコミック)に収録されています。バーンパレスに乗り込んだ勇者パーティを待ち受けていたハドラーがダイとの一騎打ちを行うべく,新鋭騎士団に命じてダイ以外のパーティメンバーを別の場所に連れ去ります。その際マァムと対峙したのがアルビナスであり,彼女は新鋭騎士団最強の駒と名高い実力を持っているのですが,これまであまり目立った戦闘描写はありませんでした。しかし,マァムとの戦いでその実力を開放し,圧倒的スピードでマァムを追い詰めます。マァムVSアルビナスはそんな強敵アルビナスに苦戦するマァムの描写が多く,リョナシーンとして非常に有名です。
・見どころ1:マァム唯一のタイマン勝負であること
作中にマァムのバトル描写はいくつかありますが,開始から決着まで一人だけの戦闘はこれ一回だけです。ほかのパーティキャラがいる中でヒロインがボロボロにされるシーンももちろん好きですが,余計な横やりがなく,ほかのバトル以上に互いの心理描写が深く描かれているため,苦戦しているシーンも一層盛り上がります。
・見どころ2:殴り合いの勝負で一方的に攻撃を受けていること
剣と魔法の世界でありながらまさかの女同士で殴り合い。マァムは格闘家でアルビナスは女性型の金属生命体なのでそこまで違和感はないのですが,これは衝撃でした。しかもアルビナスが圧倒的なスピードで一方的にマァムに攻撃していくというシチュはリョナ沼に引き込まれるには十分すぎましたね。
・見どころ3:鎧化によるパワーアップ後に苦戦していること
戦闘序盤ではアルビナスのサウザンドボールに苦戦するマァムでしたが,鎧化によって呪文を無効化し,攻勢に出ます。しかしそれも束の間,スピードを生かした打撃に切り替えたアルビナスの攻撃を受ける…というのが一連の流れ。漫画で見ると鎧化してからアルビナスに攻撃が当たらくなって苦戦し始めるまで10ページくらいしかないんですよね,これ。強くてかっこいいマァムが見れるかと思いきやあっという間にアルビナスにボコボコにされてしまうことも,リョナシーンをいい感じに引き立ててくれてますね。
・見どころ4:随所に見える色気
鎧化したマァムのコスも中々攻めていますが,この戦いにおけるマァムは色気があります。アルビナスの左フックをくらっているマァムの顔が代表例ですね。個人的には腹パンをくらった後にお腹をおさえながら反撃するシーンや,露出してる右脚を攻撃されているコマなんかも好きです。
・その他あるある?
●アルビナス戦が単行本2冊にまたがってないのが地味に嬉しい
●自炊してみようとしたがアルビナスのデザインがㇺズすぎてあきらめる
●このシーンを読みまくったため,効果音含め暗記してる
●コマをつなぎ合わせたり反転させてさらに良シーンを作ろうと画策する
●単行本25巻の印象が薄い
・惜しい部分1:セリフ・悲鳴が少ない
鎧化後の戦闘ではマァムはあまりしゃべったり悲鳴を上げたりはしていません。リアルな殴り合いって感じがしてこれはこれでアリなんですが,もう少し悲鳴を上げたり,自分の状態を説明してくれるような描写があったらな~,と思いました。(「集中攻撃を受けて脚がうごかない…」みたいな。)アニメでは悲鳴なんかは多少増えるでしょうし,どうなるか楽しみですね。
・惜しい部分2:事後のダメージ描写
どうしても違和感を持ってしまった部分ですが,まずサウザンドボール連発でボロボロになってしまった服や体が鎧化によって綺麗になったこと。ボロボロの状態でパワーアップしてもあまりかっこよくないからっていうことなんでしょうが,サウザンドボールによって体がキズ(?)だらけだっただけに,一瞬で綺麗になったことにどうしても違和感を持ちました。また同じくアルビナス戦後にヒュンケルと合流した時もアルビナス戦で負った傷が無くなっていたことも気になりましたね。多分リョナ好きじゃないとあまり気にしない部分なんだろうな~…
・お気に入りシーン5選
①ニードルサウザンドをくらい倒れこむマァム
いきなりベギラゴンを全身に浴びて体中がボロボロになってしまうマァムの姿に衝撃を受けた覚えがあります。体から煙が上がってる描写もダメージ感が強くて好きです。内股具合もGOOD。
⓶左フックをくらうシーン
オリハルコンの拳で顔面を殴らているシーン。マァムの表情や口の形が何とも言えない色気を放ってる一コマです。
③アルビナスの猛攻を受けているシーン
一方的に殴られている姿が全身拝める貴重なシーン。なびいてる髪や踏ん張っている脚がいいですね。
④脚を攻撃されているシーン
鎧で守られている左半身ではなく,むき出しの右半身を攻撃されているシーン。防御が手薄な個所を狙って攻撃しているところが妙にエロく感じます。
⑤アルビナスの猛攻を受け吹き飛ぶマァム
アルビナスの圧倒的スピードになすすべなく吹き飛ばされるマァム。鎧化してからたった20ページでこうなるとは…
以上,主観10割でつらつら書かせていただきました。このシーンがいよいよアニメ化するということで私個人含めワクワクしている方も多いと思います。表現の規制なんかもあって完璧にこのシーンを再現するのは難しいかもしれませんが,アニメ化にこぎつけただけでも凄いことですし,リアタイでばっちり視聴したいと思います。