先日、両親の高校時代の同窓会がありました。
私もお手伝いなどと言いつつ
少しだけ参加したのですが
当時の古文の先生がいらしていて
お歳は92歳。
ステキなお着物を着られた紳士で
シャンパンも実に美味しそうに召し上がっていました。
15人ほどが集まった同窓会では
先生が帰られる時に
お土産の とらやのようかん と
その袋にそっとタクシー代を入れてお渡ししたところ
タクシーの中から
こちらに向かって
タクシー代2千円を
サッとかかげられたそうです。
気付いてくれたかなーって心配になる、
こちらの心情を知っているからこその
「ありがとう。確かに頂いたよ。」という合図です。
後日、
先生からお礼状が届き
「タクシー代は800円でした」と
千円札1枚と
小銭はチャラチャラするからと
80円切手が3枚同封されていたとのこと。
さりげない仕草に心遣いに
粋な先生だなー！と感動したので
日記に記させて頂きました。
“先に生まれると書いて先生”って
小学校の時に先生に教わったことがあるけれど
良い先生はいつまでたっても
我々に素敵な生き方を教えてくれるのだなー。
