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仮想環境研究所

<<9月修正済みだそうだ>>【うちは未適用】Winアップデートでデュアルブート環境をぶち壊されるらしい

20241104 1120JST追記
 設定して戻してではマンドクサイから、我が家のデュアルブート環境にある2台(Critea VF3とz book15 G3)はしばらく放置していたけれども、今日M$のサイトを確認したら、Windows Updateが修正済みの模様。

Microsoft Ignite
Windows 10 バージョン 22H2
2024 年 8 月
2024 年 8 月のセキュリティ更新プログラムは、デュアルブート セットアップ デバイスでの Linux ブートに影響する可能性があります

状態発生元の更新プログラム履歴
軽減OS ビルド 19045.4780
KB5041580
2024-08-13
最終更新日: 2024-09-20、 12:41 PT
オープン: 2024-08-21、18:33 PT



大事な: この既知の問題は、2024 年 8 月のセキュリティ更新プログラムとプレビュー更新プログラムのインストールでのみ発生します。 2024 年 9 月のセキュリティ更新プログラム (KB5043064) 以降の更新プログラムには、この問題の原因となった設定は含まれていません。 2024 年 9 月の更新プログラムをインストールする場合は、以下の回避策を適用する必要はありません。 
(追記以上)

Gigazine
2024年08月22日 11時10分 ソフトウェア
WindowsのアップデートによりLinuxとのデュアルブートが不可能になったとの報告

 11だけでなく10もですかね。我が家は4台中2台がデュアルブートなので、そいつらのWin領域起動はしばらく見合わせるか。

2024年8月14日に配信されたWindows Updateでは、セキュアブートメカニズムが回避される可能性のある脆弱(ぜいじゃく)性「CVE-2022-2601」に対して修正パッチが当てられました。

Microsoftはこのパッチについて「このセキュリティの問題に対処するために、セキュアブートアドバンストターゲティング(SBAT)アップデートを適用してWindowsセキュリティに影響を与える可能性のある脆弱なLinuxブートローダーをブロックします。なお、SBATアップデートはWindowsとLinuxの両方を起動するデュアルブートシステムには適用されず、これらのシステムに影響を与えることはありません」と説明していました。

しかし、一部のユーザーからアップデート後「Linuxディストリビューションを起動できなくなった」という報告が相次いでいます。

海外メディアのNeowinによると、DebianやUbuntu、Linux Mint、Zorin OS、Puppy LinuxなどのLinuxベースのOSをインストールしたデュアルブートPCユーザーの多くがこの問題の影響を受けているとのこと。

  んー、赤帽系は平気ということか? で、マイクロソフトはこの問題を認識していないとな。存在しても無視するという意味か。一応記事には修正方法が載ってるけど、今後マイクロソフトが対応する見込みはあるんだろうか?

20240824 2355JST追記
 マイクロソフト、対応したらしい。

窓の杜
2024年8月のパッチ適用でWindows/Linuxデュアルブート環境が破壊、Microsoftが認める
 「Windows Update」適用完了前なら対策があり 
樽井 秀人
2024年8月22日 15:07
影響するプラットフォームは、以下の通り。 
  • Windows 11 バージョン 23H2
  • Windows 11 バージョン 22H2
  • Windows 11 バージョン 21H2
  • Windows 10 バージョン 22H2
  • Windows 10 バージョン 21H2
  • Windows 10 Enterprise 2015 LTSB
  • Windows Server 2022
  • Windows Server 2019
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2012
 10も思いっきり入っていますね。しかし、LTSC2019(1809)は大丈夫なんだ? LTSC2021は21H2と考えていいのか?
 で、適用完了前なら対策あり、って。ちなみに対策は

まだ2024年8月のセキュリティパッチ適用を完了していなければ、以下のオプトアウトレジストリキーをインストールすることでSBAT更新プログラムのインストールを防止できる。実行の際はかならずバックアップをとり、万が一トラブルが発生した場合は元の環境を復元できるようにしておくこと。  
reg add HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥SecureBoot¥SBAT /v OptOut /d 1 /t REG_DWORD
ということらしい。

窓の杜
2024年8月パッチのデュアルブート破壊問題、Microsoftが復旧方法を明らかに
 セキュアブートを無効化してLinuxからSBATアップデートを削除 
樽井 秀人
2024年8月23日 08:22

 やり方は、Gigazineで既報のものか。
(追記以上)

20240825 0007JST追記

 グーグル先生に「windowsアップデート デュアルブート 起動できない」として検索すると、Windowsアップデートに伴い、別の部分に障害が発生してブートできなくなる問題のお話もあった。

Qiita
@laineus
WindowsアップデートしたらデュアルブートのUbuntuが起動しなくなった
投稿日 2023年12月06日

Failed to open \EFI\ubuntu\grubx64.efi - Not Found
Failed to load image \EFI\ubuntu\grubx64.efi: Not Found
start_image() returned Not Found, falling back to default
Failed to open \EFI\ubuntu\grubx64.efi - Not Found
Failed to load image \EFI\ubuntu\grubx64.efi: Not Found
start_image() returned Not Found
 grubx64.efiが吹っ飛ぶ症例ですね。

 そう言えば我が家でヘタれたHDDをSSDに換装する時に遭遇したefiパーティション(fat)ぶち壊れの時にもこんな情報を提供してくださっているところがヒットしていた。

Qiita
@NewGyu
DELL XPS13 (9350 2015/11モデル) Windows10のアップデートでGRUB2を消されてUbuntuが起動しなくなる
最終更新日 2016年07月12日投稿日 2016年07月12日
https://qiita.com/NewGyu/items/49703922c2f35def43b9

 Windowsアップデートでgrubをふっ飛ばすのは恒例行事ですね。


エンジニアぽむの備忘録
デュアルブートのUbuntuが起動しなくなった場合の解決方法!
2024.08.11
 奇しくも今回のWindowsアップデート禍が発生する直前の投稿記事ですね。こちらでは、
その原因の1つが「Windowsアップデート時にFast Bootが有効になってしまう。」というものでした。
という別の理由。

Ubuntuが起動しなくなった原因はあくまで1例ですので、すべての方が当てはまるとは限りません。ご了承ください。
 ほんこれ。

(追記以上)

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