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仮想環境研究所

Microsoft Teamsは全力でLinux排除中 + Flatpak

 オンライン会議が今度はMicrosoft Teamsを使用するので、準備で挫折、おまけに本番でもうまくいかず。

 まず準備段階。確かこの手のオンライン会議ツールはwebブラウザだけでも使えるんだよな。とりあえずTeamsの入り口をググって、マイクロソフトアカウントでサインインする。

 マイクロソフトアカウントに設定した姓名で表示されているので、問題が有れば適当にいじり、続行。
 あらら、デスクトップアプリをインストールさせようとしています。嫌な予感しかしない。
 デスクトップアプリと言っていたのに、webアプリってどういうこと? こういう風に表記が一貫しないときって、放置プレイで荒れ放題な事例しか知らない。
 さっきのタブに戻って、「代わりにWebアプリを使用」をクリックしてみると、同じところを別のタブで開くという極めて謎仕様なので、Firefoxで行ってみる。
 Firefoxはダメだってさ。じゃあChromiumでやるしかないのか…ってChromiumに戻ったらなんだよこれ。
 ダウンロードいただき、ありがとうございます!って、何もダウンロードしてねえよ。他のタブを見てみると

 さっき「英語 日本語」で隠れていた所に「Download Teams」があったのだけれど、結局同じページが開く謎仕様。

 一体このMicrosoft Teams progressive web appってなんなんだ?
Microsoft
Microsoft Teams progressive web app now available on Linux
by Anupam Pattnaik
Published Nov 07 2022 08:00 AM




 こんなポップアップ出てこないよ。
Benmhall                                                                                                            
Brass Contributor
Nov 07 2022                    06:14 PM

this feels to me like the rug is being pulled out from beneath us.
 日本語で言う所の「はしごを外されるような思い」みたいなやつですかね。

                                                                                               Jesse_Litton                                                                                                            
Brass Contributor
‎Nov 10 2022                    05:08 AM

This really feels like MS just dropped support for the Linux client after using it to get Teams accepted into many companies as a crossplatform solution these past few years.
 ほんこれ。

 しかしまあ、最近のM$関係のものは、どういうわけか、インストールや設定の具体的方法の説明がなかなか見つからないんだよなあ。
 flathubって使ったことがないけど、そういうサイトがあるのか。あああった。
 teamsをsearchしてみるか。


 あった。
 それはそうとして、flatpakっていう似たような名前のものも出てきたな。

PC-Freedom
【やってみよう!】Flatpak であのソフトも!このソフトも!かんたん管理!#Linux

ちなみに Flatpak は freedesktop.org のプロジェクトとして開発が始まり、以前は xdg-app という名称でした。
そのため、例えばブラウザなどから関連するアプリケーションを起動させる際に xdg-app の文字を見かけることがあります。
xdg-app という文字が出てきても「なんじゃそれ?」とか言わないで「あぁ Flatpak のアプリね」と思ってあげてください。
そして Flatpak のソフトウェアは Flathub というところからダウンロードとインストールを行います。
 へー。
Snap は Ubuntu を支援している Canonical によって推進されているパッケージ管理ツールで、Flatpak 同様に依存関係も含めて一つのパッケージにして、サンドボックス上で動作する仕組みです。
Snap も Flatpak のように、ディストリビューションの垣根なく使うことができるツールですが、この2つの一体何が違うのでしょう?
その大きな違いは、Flatpak はアプリケーションソフト専用に対して Snap はバックグラウンドで動作するサービスや、カーネルを含めたシステムまるごとをパッケージ化できるところです。
 これは、動作確認するのに既にネイティブアプリをインストールしてある環境だとややこしくなりそうだから、1台PCを準備する必要がありそうだなあ。

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