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麗澤の杜から『日々是探究』

企業勤務から民間人校長として奉職(14年間)。2025年度より学校現場を離れて、新たな社会貢献の道を探究します。

名残惜しいひととき~卒業式の余韻

2017年03月10日 05時27分44秒 | 日記
卒業式から一夜が開けましたが、帰宅してから卒業の実感がじわじわと沸いてきたのではないでしょうか。式が終わった後も、当然ながら生徒諸君が校舎内外で余韻に浸る風景が、そこここで見られました。私は所用で2時過ぎに出かけなければならなかったのですが、校内では遅くまで、高校生活の名残を惜しむ場面が展開されたことでしょうね。さて、校庭でウグイスの初啼きが聞かれた昨日、こちらに卒業生からのコメントが寄せられたので、バトン部と吹奏楽部。そして中西くんのためにもご紹介いたします。一つは『魔曲アルプス』と題されたコメント。『昨日は学校行事で泣いたことのない自分が泣かされてしまいました(笑)。正直中学までの式辞とか祝辞なんて全く聞く耳を持ってなかったのですが、校長先生のお話はひとことひとことしっかりと聞いてしまうほど感動しました。アルプスが流れた瞬間、近くの野球部と顔を合わせて涙がでました。文化祭で野球部と吹部とバトン部でライブしてもいいんじゃないかなー(笑)。ここまでいろいろありましたが、松国でよかった! いつも学校1熱い応援ありがとうございました! これからも野球部の現役、OB共に暖かく見守ってください! 本当にありがとうございました』。

そして、こちらは海外から。実名と進学大学が書かれていたので、そのままの転載は控えますが『Mです。昨日、お探しして直接報告しようと思ったのですがお会いできなかったのでコメントで失礼します。〇〇大学の方に進学するつもりです。今まで沢山話しかけてくださり、ありがとうございました。とても嬉しかったです。また、昨日の式辞、最高でした。アルプスが流れた瞬間涙が止まりませんでした。本当に感動しました。あんなに素晴らしい式辞は今までなかったので、校長先生の式辞で泣くなんてあり得なかったので、本当にすごかったです。松国はやっぱりアルプスですね! 自分は卒業式からそのまま出発し、マレーシアに今います。また校長室に行かせてください。今までありがとうございました!!!』。確かM君は皆勤で表彰されていましたね。遠距離通学ながら、厳しい野球部の練習に耐えてきたからこそ、胸にこみ上げるものが大きかったことでしょう。皆勤の表彰を受けた人たちは、本当に立派だと思います。日々の『挑戦』を乗り越えての受賞、おめでとうございました! ところでアメリカ留学に同行している細先生からは、毎日のようにメールを受け取っているのですが、Mくんはマレーシアとは…。近く、韓国へ行くというNさんの話も聞きましたが今、世界の耳目を集める国々に松国生が散っていくところに『らしさ』が表れていますね。

さて式が終わった直後、ばったり出会ったジェイコブ先生が「Students were crying!」と、自慢のヒゲをぴくつかせていました。さて、コメントをくれた2人はジェイクが目にした生徒たちなのかどうか…。式辞を読んだ者として、こうした言葉は嬉しい限りです。が、やはり皆が感極まったのは、バトン部の熱唱と吹奏楽部の熱演。そして中西くんのピアノ演奏が素晴らしかったからであることは、言うまでもありません。何しろあの手拍子と拍手は全くの想定外で、私は自分にとって大切な一行を読み飛ばしてしまいました。中西くんも手拍子にはびっくりしたそうですが、その後も安定したタッチでエンディングの『校歌アレンジ』を奏でたのは、さすがですね。そうした今回の演奏について、何名かの方から質問を受けました。すなわち、いつから練習を始めたのか。あるいはピアノと応援団のタイミングの合わせは、どれくらい練習を重ねてきたのか、といったことです。そこで式当日までの経過について、改めてお伝えしたいと思います。

※素敵な写真は牧野先生が撮影をしてくれました。
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