秋風が実に心地よい季節になり、ここ数日で季節の変わり目を感じるようになりました。本校におけるもっとも明確なサインは、落下した銀杏の実です。南門を入ってすぐに、大きな銀杏の木があるのですが、私が本校に来た昨年の秋のこと。ある日、風に吹き寄せられた大量の銀杏に驚きました。季節の味覚に目がない私は、煎って塩を振りつついただいたら、さぞかし美味しいだろうなと、食指を動かされたものです。そして今年も、先週あたりから落下した銀杏の実が目につくようになりました。
そうした中、昨日は2学期最初の保護者会として、一貫中学1年生とMGS1年生の保護者さまをお迎えしました。中学、高校それぞれ、1学期を終えたところですので、皆さまにとっても大きな節目と感じられているのではないでしょうか。新しい環境というのは、どんなお子さまにとっても期待半分、不安半分のところがあったと思いますが、それぞれ「らしさ」が生まれてきていることと思います。一貫1年生の保護者の方から「いつもブログを読んでいます!」と嬉しいお言葉をいただきましたが、11月に宿泊行事を迎えますので、心の準備を整えておいてください。
またMGS1年生においては、早くも大学入試という言葉が出ることに、戸惑いがあるかもしれません。実際、学年主任の伊藤先生に聞くと、まだ文系なのか理系なのかも定まっていない様子。自分自身を振り返っても、明確に進路を定めたのは高3になる頃ですから、急ぐ必要はないとは思います。大切なことは、より高い目標を目指す気持ちだと思いますので、そのような話をさせていただきました。ぜひご家庭でも、お話し合いをしていただければと思います。