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麗澤の杜から『日々是探究』

企業勤務から民間人校長として奉職(14年間)。2025年度より学校現場を離れて、新たな社会貢献の道を探究します。

剣道部 白熱の真剣(本当は竹刀?)勝負!

2024年03月22日 05時58分51秒 | 明星の部活動

先日、剣道部の道場がある「至誠館」に初めて足を踏み入れ、幸運にも白熱の団体戦を見学する機会に恵まれました。というのはこの日、顧問の八幡先生から「卒業生を送る会」があると聞いていたので、どのようなセレモニーがあるのかを見ようと思ったのです。ちょうど私が道場に足を踏み入れたところ、卒業生と現役生との対戦が始まるところでした。

試合は中学生から始まり、高校生の部へと移ります。ホワイトボードにメンバーの名前が書かれ、見ているこちらにも、緊張が漂ってきます。試合が始まると、剣士の気合とともに仲間の掛け声が響き、たちまち道場の空気が一変しました。きりっと引き締まった冬の冷たい空気は、ぱんぱんと竹刀を打ち合う音を、いっそう冴えわたらせる感じがしますね。厳寒期はもとより、防具をつけた真夏の猛暑も、部員たちにとっては過酷だったことでしょう。文字通り、自分たちが流した汗の沁み込んだ道場での最後の打ち合いは、感慨深いものがあったことでしょう。

それにしても剣道の判定は難しいですね。「おっ、一本!」と思っても、審判の旗が上がらないこともしばしば。判定基準によると「竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突すること、さらに残心をすることで一本の有効打突であるとされています。有効打突を取得するためには「気」「剣」「体」の一致が必要であると言われています。「気」とは動作を起こす心意気であり、「剣」とは竹刀の働く作用のことであり、「体」とは体のさばき方で、体勢や四肢の動かし方のことです」ということで、素人には立ち入れない世界のようです。文字通り鍛錬を重ねてこそ、一本を取る境地へ達していくのですね。卒業生においては、道場で積んだ経験と学んだすべてが、これからの人生の糧になるでしょう。頑張ってください!

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