
昨日、私にとって懐かしいお客さまがいらっしゃいました。ベネッセコーポレーション・副社長の山河健二さんです。山河さんとお会いするのは、およそ30年ぶりくらいでしょうか。私が同社に勤務していたのが、2004年まででしたが、おそらく最後に話をしたのは20世紀までさかのぼると思います。この度、一貫コースで同社のグループ企業である「東京個別指導学院」が、一貫コースの放課後学習をサポートしてくださることになり、皆さんで打ち合わせにいらっしゃいました。
「全国の高校3000校以上を訪問してきました」という、学校事情に通じている山河副社長の話によれば、「校内塾」のような形で、民間企業が学習のサポートをするのは大きな流れとのこと。学校それぞれの事情に合わせて、効果的な学習プログラムを導入していくので、本校でも「状況に合わせて柔軟に対応いたします」と、頼もしいお言葉をいただきました。余談ですが、ベネッセでは昔「社内運動会」をしていた時期があり、ある年のメインイベントが、香川県・直島の浜辺で夜間に開催された「社内相撲大会」でした。中学校時代に相撲部だった私は、経験者の強みで決勝に進出。一方、大学時代に体育会野球部のキャッチャーで足腰を鍛えていた、山河さんとの対戦になったのです。取り直しとなった白熱の一番、結末はさておき、楽しい思い出話になりました。以前、山河さんには本校で高校生向けに講演をしていただいたこともあるとか。たいへんな熱量を発する山河さんですから、生徒の心に響いたことでしょう。また機会あれば、ぜひともお話をしていただければと願います。
※山河さんとの初めての出会いが入社面接。私は面接官として向き合い「実に胆力のある青年だ!」と最高評価をしたことを思い出します。そうした昔ばなしでも盛り上がりましたが、こうして大活躍されている姿を拝見するにつれ、感無量です。