校長室だより ~ 武蔵野の森で紡ぐ友情『明星学苑・スクールライフ』

民間企業勤務から中学、高校、大学など、教育現場へ転じた『キャリアコンサルタント』の日常をお伝えします。

女子バレーボール部、感激の!

2015年11月24日 05時12分18秒 | 日記
県大会進出まで、あと一つとなった女子バレーボール部。県大会を賭けた戦いということもあり、1点を争う熾烈な点の取り合いが繰り広げられました。最初にペースをつかんだのは初戦で逆転勝利を飾り、勢いに乗っている松国女バレ。初戦で得点源となった長内さんのサーブ機会に3点、根岸さんのサーブ機会に4点を重ね、8-3とリズムに乗りました。ところがこれですんなりいかないのが、県大会への道。5連続得点を許してたちまち同点に追いつかれます。その後は互いに得点を奪い合う拮抗した展開になったのはいたしかたのないところでしょう。10-10、15-15、22-22という得点経過が、接戦模様を表しています。まったくどちらに転ぶかわからない緊迫の第1セット、ここで勝負を決定づけたのはエース根岸さんでした。連続アタックをコートに打ち込み、25-22で勝利をぐいっと引き寄せたのです。

続く第2セット、巻き返しを狙う相手に序盤で失点を重ね、1-4と厳しい立ち上がり。ところが三たび、長内さんのサーブ機会に3連続得点を重ねて追いつきます。その後、互いに得点を取り合った後、ピンチサーバーとして登場した伊藤さんが見せてくれました。なんと3連続サービスエースを含む7連続得点で、14-9と中盤の主導権を奪ったのです。第1セットでやはり垣尾さんがピンチサーバーでサービスエースを奪いましたが「ピンチサーバーは、よっぽど緊張するのに、二人とも大したものです」と石田先生が目を細めていたように、この試合はサーブが冴えていましたね。そして見逃せないのが渾身のレシーブ。リベロの吾住さんとセンターの妹尾さんをはじめ、チーム一丸となって、難しいボールに飛びつきピンチを救っていました。

そして後半、新谷さんのサービスエースを含む4連続得点で20-12と大きく引き離した時、やっと「これで大丈夫かな…」と、見ているこちらも少し息をつきました。ところが、ここから相手の激しい反撃を受けます。こちらが2ポイントを上げる間に、6ポイントを奪われ22-18。負けじと根岸さんのバックアタック、室井さんのサービスエースでマッチポイントをつかんだところまではよかったのですが、なんと4連続得点を決められて24-22と詰められます。土壇場での巻き返しを狙う、驚異的な粘り。「ジュースに持ち込まれたら、追い上げるほうが有利に違いない。ここで何とか…」と、祈るような気持ちでコートを見つめると、キャプテン菅さんが相手ブロックを打ち破る力強いアタックを決めて、県大会への切符を勝ち取りました。この日は初戦から、ハラハラドキドキの連続。集中を切らしたら流れが持っていかれたところを、よくぞ踏ん張りました。先輩たちの、粘り抜く松国バレーの伝統はしっかり引き継がれているようですね。県大会も厳しい戦いが続くと思いますが、持ち味をさらに磨いて頑張ってください!
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