立花山麓会

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関西花見紀行(2015年)

2015年04月10日 | 動静

4月2日から雨続きだった京都。立花山麓会花見同窓会当日の8日も午前中はひどい氷雨、ところが、京都駅ビル2階の「接方来」で和の昼食を採り終えて外に出ると、我々の来訪を待っていたかのように青空が広がって絶好の花見日和に。

いつもの大文字交通の9人乗りジャンボタクシーに、筒井先生、山本智子、藤本茂、松本廣治、田中功也の5人が乗り込んで1時出発。木下弓子さんが体調不良で欠席されたのは何とも残念。

1:25 嵐電北野線沿いの、平安遷都からの古社であり京都有数の桜のスポット平野神社へ。早咲きから遅咲きまで、既に散ってしまったものからまだ蕾のものまで、50種400本の桜が目を楽しませてくれました。平野妹背、衣笠、白雲桜、十月桜、御者返し、芝山、御衣黄桜、大島、白雪、朱雀、太白、緑桜などなど、先生も初めて見るという種類の桜もいくつかあって、満足。

 

   平野神社・紅枝垂れ桜      仁和寺・御室桜と五重塔

続いて、2:08 御室仁寺へ。200本の純白の御室桜がまさに満開!!

寛永21(1644)年建立の五重塔が桜の間から見え隠れし、重なり合って咲く白い花と青い空、緑の苔のコントラストが素晴らしく、しばし見とれて声もなし。
桜の時期に度々訪れていても、これほど見事な御室桜は見たことがありません。

  

    仁和寺・御室桜        上賀茂神社・斎王桜

京都の西から北へ。3:35 上賀茂(賀茂別雷)神社へ。白鳳6(678)年造営の古社。
枝垂れの巨木、斎王桜がちょうど満開!! ピンクの小さな花々が青空に映え、光り輝いていました。この日の京都の最高気温は11.3℃。冷やりとした風が逆に心地よく、花見には願ってもない天気となりました。3時のお茶の時間にと考えていた上賀茂名物の「やきもち」は売り切れで賞味することができず残念。

4:00 賀茂川の土手沿いに紅枝垂れ桜が1キロにわたって続く「半木の道(なからぎのみち)」へ。ここもちょうど見頃を迎え欧米人などたくさんの人々が、花のトンネルのそぞろ歩きを楽しんでいました。

 

半木の道・紅枝垂れ桜 造幣局通り抜け:今年の桜(一葉)・新種(園里黄桜)

タクシー運転手の藤田氏、今が見頃のポイント、ポイントを効率よく案内してくれ、今年も京都の桜を心から楽しむことができ、大満足の1日でした。

その後、哲学の道、平安神宮、冷泉通りなどを車窓から眺めて、三条の川で下車。
先斗町(ぽんとちょう)の狭い路地歩きを楽しんで、5:27 「豆八」へ。
豆腐と湯葉がメインの料理を肴に、9:00までお酒とおしゃべりを楽しみ、5月の博多での古希同窓会での再会を約して別れました。

(前半文責 田中功也)

翌9日も天候に恵まれ、用意していたセーターも不要なほどの陽気で、先生、山本、藤本の3名で、造幣局の桜の通り抜けへ。
毎年1週間程度(今年は4/9(木)~15(金))開催され、入園料が無料のため、1日10万人以上が集まる大阪の一大イベントですが、初日と言うことも有り、いつもよりは少なめ(4/9の公式入場者数:81,490人)でしたが、それでもラッシュアワー以上の混雑に翻弄されながら、迷子になること数度と大変でしたが、今年の花「一葉(いちよう)」や、今年から新登場した「園里黄桜(そのさときざくら)」など、132品種・350本もの、珍しい八重桜や枝垂れ桜の競演に圧倒されました。

造幣局の通り抜けは、明治時代の開始以来132年目だそうです。実は、110年目の時に、品種が110種あることに気付き、それ以来毎年新品種を1種増やしているので、132年目の今年は、132品種になったとのことです。(4/10、18時台のテレビ中継からの受け売り!)

その後は、「あべのハルカス」に行き、案内版の無い館内で何度か迷子になりながらも、大阪マリオット都ホテル・57階(最上階=60階のすぐ下)のレストラン「ZK(ジーケー)」へ。地上300mの日本一の超高層ビルから、ヘリコプターが眼下を飛行する珍しい光景を見たりと、大阪市内を一望できる素晴らしい景色を堪能しつつ、優雅な昼食を食べながら、いつものように思い出話を3時間も続け、最後は、新幹線「さくら」で帰福された筒井先生をお見送りして、解散しました。

(後半文責 藤本 茂)                


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