見出しの画像は、石堂層で採集したオウサマウニ科のシダリスです。
ペルム紀下部から現世にかけての生き残り、これが現在のシダリス(ネットから拝借)
初めて見る種なので何の化石なのか不明でした。・・・が変形も少なく、棘の部分は無く(痕だけ)、殻も付いていませんがシダリスと確認できました。デコボコは棘の痕です。
このウニ化石の上にトリゴニアの化石があったのですがそのクリーニングが終了しトリゴニアを除いた所、不思議な事に残った母岩の中からシダリスが出て来たんです。
比較ではありませんが珍しいウニ化石なのでヘミキダリスと並べて見ました。
石堂層から産出するウニ化石は、大型のヘテラステル・マクロホルクスが有名ですが、今回のシダリスとヘミキダリスは貴重な標本に入るのかも知れません。
Cidaris
石堂層
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