見出しの画像は、クリーニングが終わり、角度を変えて撮ったものです。
軟体動物門腹足綱、ゾウクラゲ科の巻貝、体は透明で寒天質で海中を泳ぐところから名付けられたそうです。 和名は、ゾウクラゲガイ。
今回のモノは、非常に珍しく、薄い殻が殆ど残っている。先端部がかなり尖っているのが解る標本なんです。(未確認ですが、先端部に1㎝位の針状のものが着いた化石が外国で見つかったそうです。?)
母岩が殻の上に被っていたので慎重にクリーニング。これは、削る前のモノ。
クリーニングが終わったモノですが、それほど変化が無い様な、ある様な。
石堂層から産出したのですが最近は、あまり出て来ないようです。
露頭(当時の生息状態や海底環境)の状態に左右されているような気がします。