見出し画像

母恵夢(ポエム)

蛍(ほたる)で繋がる~源氏物語と俳句





恋の狩人「光源氏」も、はや世の重鎮としての日々を送り、
最愛の「紫の上」を傍らにおき、落ち着いた日々を過ごしていた。
しかし、若き日の薄倖の恋人「夕顔」の忘れ形見「玉鬘(たまかずら)」を
養女として引き取って以来…
父として振る舞いながらも、若く美しい「玉鬘」に次第に惹かれていく源氏!
源氏の思いがけない愛の告白に玉鬘は困惑するばかり…。

その一方で源氏は 弟の蛍兵部卿宮
(ほたるひょうぶきょうのみや) との交際を
そそのかしたりする。
 屈折した源氏の思いは、「玉鬘」の美しさを弟宮に見せつけて
惑乱させてやろうという思いにまで及ぶ。

その宮が五月雨の夜、玉鬘を訪れた。
源氏は頃合を見計らって、玉鬘の近くに蛍を放ち、
その光に浮かぶ玉鬘の姿を宮に見せた。
源氏の思惑通り、宮はますます玉鬘への思いをつのらせるのだった。


 源氏物語~(紫式部)





松尾芭蕉の俳句
(草の葉の上で光っていた蛍が、
するすると葉を滑り落ちたと思った瞬間、飛んでいった。)


見出し画像は『ホタルブクロ』です。





ブログ村に登録しています。
  PVアクセスランキング にほんブログ村
ポチッと応援クリック お絵描きの励みになりますのでお願いします。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「オートシェイプの絵」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事