まさかの笠間生活

三鷹に住む私が100㎞離れた笠間に月の半分住んで気づいた。平凡なはずの笠間は「まさか」が一杯の街。

紅葉を楽しめた丘と川をめぐる笠間的散歩道

2016-11-19 03:32:12 | まさかの笠間生活

笠間は田舎であり、クルマ社会である。

逆に、道路を人が徒歩で歩けば異常であり危険が伴う。民家の犬に

確実に吠えられる。

散歩好きの私には耐えられない散歩環境である。
スーパーや美術館へ行くにもすべてクルマである。 

と、思うが、本当だろうか。
笠間クラインガルテンから、稲田駅・西念寺、あるいは焼き物通りまで
危険でない散歩道は無いのか。

 

次のコースをガルテンから焼き物通りまで歩いてみた。小春日和のお昼に。

クルマは通らず、犬に吠えられない最高の道だった。

7キロを1時間半でゆっくり。丘を3回下りて、上り下り。森あり田んぼあり、
川あり、アートあり。笠間らしさが一杯の散歩道である。 

 

クラインガルテン裏手の109号道路を42号まで下り、根渡神社への橋を

渡るとのどかな田んぼである。あぜ道を42号に沿って小川の右岸を歩くと

馬頭尊がある。

この脇を進むと、陶芸家のアトリエがある。

 

草むらの中に作品を置いたり楽しんでいる。

 

 林道を少し上ると下りになり、セキスイの工場にぶつかる。
工場に沿って回ると「南スポーツ公園」になる。

涸沼川沿いの広い田んぼが見え、気持ちが良い。 

 田んぼの畔と小川に沿って歩くと橋があり、南吉原の丘を望む。
涸沼川にぶつかるので、下流の橋を目指す。 

橋のたもとに馬頭尊ト「石橋」の石碑がある。

橋から眺めると、上流南方向は本戸の前山。西側には「北」吉原の

丘が見える。
 

 

下流はカントリークラブ・ザレイクスの丘であり、クラブハウスが見える。


 

橋を渡ると、丘を背景にした集落・南吉原であり、長屋門の屋敷、
集会所やお堂がある。

 
 

ちょうどここまでが、散歩コースの距離の半分になる。


お堂の坂の上は紅葉がきれいだった。(トップ写真)


このあたりの森の中には、パンを焼くカフェや陶芸家の家があり

おしゃれな雰囲気の芸術の匂いがする。

丘を北側に下るとをまた田んぼであり、南吉原公民館がある。 
ここからは、水戸線の手越方面も見渡せる。

田んぼの先はまた丘であり、「芸術の森」になる。坂を上ると

日本画の田中嘉三記念館などがある。陶芸家のアトリエも多い。

 この丘の頂上付近は、今、大工事中。

笠間の商店街をバイパスする輸送道路が建設されている。
西側は完成している。南中学方面が見下ろせる。

 

北側の下市毛方面を見ると、「工芸の丘」が見える。


丘を下って、水戸線の踏切を越せば、焼き物通りはすぐだった。

焼き物通りに出るところに「等身大の人形」を街に置く作家の家があった。

笠間の街にはいたることろにアートがある。
 

散歩道の終点は、笠間いわま竹細工工房のあるギャラリー・
バレンドである。 

 このギャラリーは奥田陶芸という陶アートの敷地内にある。

本戸(もとど)のクラインガルテンから7キロ。3回丘を上り下りした。
1時間半かr2時間の、この散歩コースは、ほとんど車に出会わない。
犬にも吠えられなかったなあ。 



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