要求仕様化を行う際にとっかかりがつかめず何も進められないことがよくあります。書いていることが要求なのか、理由なのかもわからないし、そもそも要求を現時点で書いて良いのかもわからないし、書き始めた要求、理由、仕様は範囲がかぶったり、ピンと外れのような気がするし、設計してしまっていることに気づいたりもするし、懸案が次から次へと出てきてそれが決まらないとその先の作業を進めても無駄なような気がしたりするしと、一向に先に進まないのです。
これを解決するためには次の認識と実践が必要です。
この認識は失敗を恐れないというような生ぬるいものではありません。『最初の一回は必ず失敗しなければいけない』と言っているのです。どの道、それは避けられませんから。ので、さっさと始めて一回失敗するのが正解というわけです。
それで、これを実践する為に、まず行うのがマインドマップの作成です。ここで作成するマインドマップは人に見せるわけでも、システムに対する正しい分析を導き出すためのものでもない、前述の通りに失敗するために書くものです。ので、センターに配置するトピックも適当でいいし、各々のブランチから派生されるブランチの構成が元ブランチとの関連から逸脱する、親子が逆、各ブランチの粒度がバラバラなどといったことは一切気にする必要もなし、システムの分析以外の要素、例えばこのプロジェクトに対する感想「な~んか嫌な感じ」、「だるい」、「ぶっちゃけやる気でない」などもドンドン書く、グチも書く、スピード優先なので手書きで全然OK、というより手書きの方がいい。これを行うと、世にも見事なカオスが表現されたマップ(?)が出来上がります。これは誤りだらけの分析、状況把握になりますが、『何が誤っているのか』を知る貴重な材料になります。そして貴重な失敗になる。自分自身のイカレタ認識を見るのは愉快です。
やってみるとわかりますけど、このカオスマインドマップ(←造語)を作った後は、再度マインドマップを作るにしても、要求仕様化を進めるにしても、タスクを洗い出すにしても、懸案抽出と解決を図るにしても、とてもスムーズに進みます。これは、自分の思考の課題がカオスマインドマップによって認識済みであること、そしてでたらめでも取っ掛かりがあることによって得られる効果です。
ともかく、カオスマインドマップの作成のみならず、リリースするまではどんなに失敗したってかまわないんですから、『一回でも多く、早く、失敗をしまくりましょう』。それが結局早道です。
これを解決するためには次の認識と実践が必要です。
一つは捨石にするつもりでいなければならない、どうしたってそうせざるをえないのだから
この認識は失敗を恐れないというような生ぬるいものではありません。『最初の一回は必ず失敗しなければいけない』と言っているのです。どの道、それは避けられませんから。ので、さっさと始めて一回失敗するのが正解というわけです。
それで、これを実践する為に、まず行うのがマインドマップの作成です。ここで作成するマインドマップは人に見せるわけでも、システムに対する正しい分析を導き出すためのものでもない、前述の通りに失敗するために書くものです。ので、センターに配置するトピックも適当でいいし、各々のブランチから派生されるブランチの構成が元ブランチとの関連から逸脱する、親子が逆、各ブランチの粒度がバラバラなどといったことは一切気にする必要もなし、システムの分析以外の要素、例えばこのプロジェクトに対する感想「な~んか嫌な感じ」、「だるい」、「ぶっちゃけやる気でない」などもドンドン書く、グチも書く、スピード優先なので手書きで全然OK、というより手書きの方がいい。これを行うと、世にも見事なカオスが表現されたマップ(?)が出来上がります。これは誤りだらけの分析、状況把握になりますが、『何が誤っているのか』を知る貴重な材料になります。そして貴重な失敗になる。自分自身のイカレタ認識を見るのは愉快です。
やってみるとわかりますけど、このカオスマインドマップ(←造語)を作った後は、再度マインドマップを作るにしても、要求仕様化を進めるにしても、タスクを洗い出すにしても、懸案抽出と解決を図るにしても、とてもスムーズに進みます。これは、自分の思考の課題がカオスマインドマップによって認識済みであること、そしてでたらめでも取っ掛かりがあることによって得られる効果です。
ともかく、カオスマインドマップの作成のみならず、リリースするまではどんなに失敗したってかまわないんですから、『一回でも多く、早く、失敗をしまくりましょう』。それが結局早道です。