想い出のストラトキャスター １

タイトルの想い出は、自分ではなく息子の物です。
高校生になり、有る時エレキギターが欲しいから、買いに行くのに付き合ってくれと頼まれました。
友達とバンドをやろうと言う事に成った様でした。
 
当時の自分は楽器からはずっと離れていました。
家にある「古いフォークギターじゃ駄目なのか」と聞けば、エレキギターが欲しいと言う事でした。
 
ギター雑誌で見て、吉祥寺に見に行く事に成りました。
当時から楽器のメッカはお茶の水でしたが、吉祥寺や荻窪もギターのお店は沢山有ったのです。
 　
何が欲しいと聞けばフェンダーだと言う、、。
そんな物が買えるのかと聞けば、お年玉で買えるのだと言いました。
昔だったら、夢の様な話でしたが日本製でデザインもそのままに、可成り安く売っていた事には驚きました。
　 
とは言え、アンプまで含めて１セットで結構な金額に成ったと記憶しています。
同じフェンダーのストラトでも値段とモデルの種類が５４年式、５７年式、６２年式、７０年代とストラトも種類が有ります。

（54リーシューフェンダーJAPANの中では一番安いモデルです） 

７０年代と言えばラージヘッドで有名な、ジミヘンですし５４年式は三角ネックでクラプトンと言う様に長い事作られているギターなので歴史も色々有るのです。
先日まで直していたテレキャスターは当初、ブロードキャスターと呼ばれ、その次に出たモデルです。
とは言え、勿論、そのレプリカの様なギターですが同じ物でも音が違う事が判り驚きました。
　
結局、少し傷が有るけど一番良い音だったストラトを三鷹楽器（今は無い様ですね）で買う事にしたのです。
店員さん（店長かも）が凄く上手で、ビートルズやストーンズを自由に弾き熟すのを見て、憧れを持ってしまいました。

その想い出のギターをテレキャスと同じ様にお掃除したいと思います。
基本はオリジナルに忠実に掃除をしてゆきたいと思います。
しかし、ヘッドのブッシュを外す時に要らない傷を付けてしまい、これも元の様にしなけりゃいけない仕事を増やしてしまいました。

かけらを集めてピンセットでつまみ、接着しました。 

このギターを直すのに当たって息子の許可は電話で貰ってあります。
その時に、あのテレキャスは何処で拾ったと聞いたら、近くの妙正寺川に捨ててあったんだそうです。
だから、木が少し腐りかかっている所が有ったのか、、、勿論、綺麗に出来るだけしましたが、、。

◯　テレキャスに続き、ストラトも可成り汚れていて昔、息子がぶつけて塗装が割れた所を修復したのですが、これも汚いので、もう一度挑戦して綺麗にしたいと思います。

何カ所もぶつけて、塗装が割れたのをパテ盛りして色を塗ったのも、もう２０年程経っています。
しかし、金属部分は可成り錆も浮いて来ているので、テレキャスよりも難しいかも知れません。
　　　
　　
記録写真を撮っておく事は大事で、元へ戻す時に参考にします。

現在は総てバラバラにした状態のままです。
傷だらけのピックガードも交換しようかと思いましたが、ストラトの場合この柔らかさで音が違うんだそうで、オリジナルのまま行く事にしました。
錆びたネジとペグ等はお店でみたのですが、ネットの方が種類が多いのでネットから２軒のお店に注文しておきました。
年を越してからかな、、、。

◯　今夜は世間的にはクリスマスですが、カレーを作りました。
カレー粉はジャワカレーとゼッピンをミックス、、これが最近のお気に入りです。