スケベウサギのDiario del Caribe

カリブ海の島国、ドミニカ共和国での生活をつれづれなるままに日記にしたためる・・・つもりです

サンクリストバルでラスかさす その1

2010-03-31 22:49:02 | Weblog
こちらの昨日の新聞1面は「リッキー・マーティン、自らをホモセクシュアルと告白!」という記事でにぎわしておりました。
ホホっ~ そうだったのですかぁ。(昔からそういうウワサがあったらしいですケド)
雑誌でかんわい~双子の息子連れてる写真も出ておったんですがね。
しかし、1面で取り扱うとはラテン世界でのリッキーというのはまだまだスターやっちゅうことですねぇ。
日本では「あ~、なんかおったなぁ。郷ひろみがリッキーのカバーしてノリノリになってたっけ?」てなところでしょう。
ま、それはおいといて、と。

続きましては、サンクリストバル デ ラス カサス(San Cristobal de Las casas)という長~い名前の街へ移動。
パレンケからバスで5時間。

このサンクリストバル・・・は標高2200mぐらいのところにあるのです。
何の考えもなしに、トイレに近いからって後部座席を取ったら揺れる揺れる!
山道をうねうね登りつつ、さすがのわたくしもちょっち気分が悪くなりかけたところで到着~

で、バスを降りましたところ・・・さ、寒いーっっっっっっ
あきらかにこれまでと体感温度が違う!
しかも直前のパレンケは暑かったし・・・
とうとう兼ねてから怖れていた「寒さ」とのご対面でごわす
と言っても日本の冬ほどじゃないんですけど。

気を取り直して、街に出てみました。


↑黄色がかわいいカテドラル


で、早速遭遇したのがインディオのおばちゃんたち(おねえちゃんもおるが)↑
メリダにもこんな風に物を売りに来てるインディオの人達がいましたが、ここは圧倒的に数が違う!
そうなのです、ここサンクリストバル・・・はメキシコの中でも一番先住民の人口が多いと言われているチアパス州の中心の街。
近郊にはたくさん先住民の村が点在しております。
で、それぞれの村から観光客が集まるこの街に自分たちの民芸品を毎日売りに来てるというわけです。
つまりは民芸品の宝庫なんですね~
しかもわたくしが好きな刺繍ものや織物がたくさんあります





街もこんな感じ↑で、どの通りも絵になりますな~

そして、ほかのところより教会の数が多いんちゃうかな?という印象。

ちょっと金比羅山を思わせるような、丘の上の教会↑

とりあえずヒーヒーいいながら登ってみました。
ふと思えば、高度2200mのところやからヒーヒー言うのも当たり前ですな

上に登ると街の全景が見渡せます。↑

「寒さ」にはちょっとやられてしまいましたが、街自体大きすぎず小さすぎず、気になる店はいっぱいあるわ、食堂やカフェもいっぱいあってよりどりみどりやわですんごい気に入ってしまいました。
ま、ここが今回の旅の目玉や!と決め込んでたので、見事に期待を裏切らないでくれたサンクリストバル・・・であります

しかし、日が暮れるとひんやり度は増し、思わずドミニカではずぇーーーったい必要のない「スパッツ」を購入してしまったのでした・・・

パレン家

2010-03-22 04:08:09 | Weblog
はい、続きましてはPalenque(パレンケ)だす。
タイトルはひらがなを変換したらあーなったのでそのままで。ちょっとウケたもんで。ハハハ



メリダを朝8時半に出発。パレンケ着は夕方5時。
バスに8時間半も揺られてるとさすがに疲れますな~
で、バスを降りると・・・暑い!暑いじゃ~あ~りませんかっ!
半袖で大丈夫や~!やった~!いいぞーパレンケ~
と、ちょっとテンション上がったところで街の中心へ。

といっても、この街はほんまにこじんまりしたちっちゃい街でメインストリートで↑こんな感じ。
旅行者にとってはここからミニバスで20分ほどで行けるパレンケの遺跡に行くためだけに宿を取る街、といったところ。
わたくしも、遺跡ファンに人気やっちゅうパレンケ遺跡なるものを見てやろうじゃーないか!ということで立ち寄ったわけです。
次の日、お昼前から遺跡見学へ。

こちらの遺跡はジャングルの中に800年間人知れず眠っていた・・・というだけあってジメジメ~
階段もツルリとすべっちゃいそうで、上り下りには要注意!



↑の階段をヒーヒー言いながら登って撮りやした↓



なかなかいい景色ですなぁ~。
なんかウシュマルとは趣が違うのがお分かりいただけるかと。
しかし昔の人はよくぞこんなジャングルの中にこれだけのもん作りはったもんやなぁ・・・
メインの建物が集まってるところの他にも、小さめの神殿とかが点在してて結構な敷地です。
んで、この日もいい天気な上にジメジメ暑いもんで見学も結構疲れてしまいました。
なんか、人も多いし。

↓遺跡入り口近くの博物館の展示物。マヤ文字のレリーフですな。


これまたかっくいいナ~

そして、わたしゃやっぱりウシュマルのほうが好きやな~と思いながら街へ戻ったのでした。

んで、あ~、疲れたわい、と小さい街をぶらぶらほっつき歩いてたら遺跡で出会った日本のMさん&中国のRさん(と偶然の再会!
小さい街やから縁があればまた会うかもね~と思ってたらほんまに会っちゃいました。
お二人は初め、新婚旅行で来てるんかな?と思ったけど、そうじゃなくて二人ともL.Aの大学に留学中のお友達同士で一緒に冬休みの旅行中とのこと。
せっかくなので3人でお食事。
「そういえば、今日クリスマスイブやったね~」なんて言いながら。
街もそないに派手にクリスマスって感じにしてないから、旅行してるとよけいにクリスマスや正月の感覚がなくなってましたんですよね。
なんか公園でパンパン花火やってたみたいやけど。

Rさんとは一生懸命英語で会話を試みていたのですが、(中国語はちびーっとしかわからんし)いや~、スペイン語が完璧ってわけでもないのに、もう英語の単語がなかなか出てこん出てこん!でまいっちまいました。トホホ

めりダ! その2

2010-03-19 12:13:58 | Weblog
今日はちょっとノッてきたんで、続けていっちゃいますで~!
メリダからバスで1時間半ほどのところにUxmal(ウシュマル)というマヤの遺跡があるので行って来ました。

この辺の近郊にはチチェン一ツアーという超有名なマヤの遺跡もあるのですが、そっちは大学生の時に行きましたので。
あのころは例の、春分の日と秋分の日にはピラミッドに蛇のような影が現れる!っちゅうピラミッドに登れたんですが、何年か前から登るの禁止になったそうです。
いや~、あの時登っといてよかったな~

では、ウシュマル遺跡ツアーの始まり始まり~(ってたいしたことないけど・・・)

↑まずはその名も「魔法使いのピラミッド」がお出迎え。
ほかには見られない、丸みを帯びた外観がめずらしゅうございます。
残念ながらこちらも登れなくなっておりました。

↓「尼僧院」宮殿だったんじゃないかと言われてるところ。



↓南側にある大ピラミッドに登って撮影。森の中にポッカリ現れる遺跡。
ロマンを感じますなぁ~



この遺跡の特徴は↓のように壁という壁にびっしりモザイクやいろんなモチーフを彫刻して装飾しているところ。

わたくし、こういうデザインもすんごい好きなのであっちもこっちも!と写真撮りまくりでござんした
ちなみに左側に顔っぽいのが連なってますが、これは「チャック」という雨の神様です。
このあたりは河川がないので、雨水が頼りだったわけでこの遺跡にはチャックがい~っぱいいてはります。
いやぁ~、かっくいいなぁ~
真ん中は蛇のモチーフですね。

この日は写真でもおわかりのようにやっと青空を拝めました~!
カラッとさわやかいい天気で絶好の遺跡見学日和。
ウシュマル。来てみてよかった!気に入った!(始めから来るつもりやったけど~)
今のところNo.1お気に入り遺跡となっとります

めりダ! その1

2010-03-19 11:06:53 | Weblog

いやいや~ もう3月も半ば。
こちらサントドミンゴはすーっかり暑くなってまいりました。
というのに、このブログ上では昨年末のメキシコ旅行が終わっておりましぇんっ!
オ~ノ~

でも、ここにきて複数の写真をのっける術がわかりましたので~
ちゃちゃちゃ~っといきたいな、と。
前々から一つの記事に写真何枚かのっける方法があるはず!と探っていたのがようやく解明しましたアハ
遅いっちゅーねん

で、続きです、続き。
カンクンからバスで3時間。メリダに到着。
カンクンの街はそんなに趣きがないねんけど、もうメリダあたりからはだいたいどこへ行っても街の真ん中にカテドラル(大聖堂)と公園、碁盤状に街が区画されてて石畳の道もある、といういわゆる典型的なメキシコの(というかラテンの国特有の)町並みが楽しめるのでございます。
上の写真がカテドラルと公園。↑
このような街の中心のことををZocalo(ソカロ)と言います。
ちょっと道に迷ってしまったりしたら、とりあえずソカロに戻ってやりなおせばよろしい。
だいたいソカロには観光案内所やお役所関係、レストランやお店が集まってるから便利。

メリダに着いて、メキシコやな~って改めて感傷にひたるもののカンクンにひきつづきまだ曇り空&肌寒い~
この先ちょっと標高が高い街にも行くしな~、とこの先の「寒さ」におののき安ものの長袖シャツを購入・・・
薄手のパーカーとか長袖ブラウス持ってきてたけど、なんせドミニカ仕様なもんでそんなんじゃ間に合わんのですわ。
ここではソカロに面したとても便利な安宿、その名もHostal Zocaloに泊まったのですが、そこのお兄ちゃんたちも「いつもはもうちょっと温かい、というか暑いねんけどねー」と言っておりました。
どうやらここ数日ちょっと異常気象みたいですわ。

でもまー、メリダの街はほどよい大きさでぶらぶら歩きを堪能。
民芸品の店もいっぱい!ソカロに行くとおとなりのチアパス州から先住民の女の人たちが刺繍のブラウスなんかを売りに来てます。
うーん!いいねぇいいねぇ!
この後チアパスに行くから値段聞くだけ聞いて市場調査したりね。
お~楽しいわ!

で、あー!店ごと持って帰りたい!っちゅうお店に遭遇↓


入り口のま~るいおっちゃんとおばちゃんの人形がたまらんかわいいでしょ~!
店内はこのテイストの置物とかい~っぱい!
このお店のオリジナルみたいで、ユカタン半島(カンクンとかメリダがあるところ)の人達がモチーフになっとります。


↑こっちはまた違うテイストのコーナーですが。いや~!なんとカラフルな世界~ たまらんですなぁ

ほんま、あれもこれも買って帰りたかったのですが、割れ物やし・・・
ということでお店の人にお願いして写真撮らせてもらった次第です。
今度はスーツケース持って仕入に行きたいなぁ~ なんちて。