6月9日、日系センターで開催された翻訳通訳ワークショップは素晴らしいものでした。
カナダサミットでの同時通訳、天皇皇后両陛下カナダご訪問の際の通訳等、第一線で活躍される安武優子氏、カナダと日本で勲章を受章された作家のジョイ・コガワ氏、日加両方で活動される精神科医師の野田文隆氏と、豪華ゲストが1日の間にスピーチされたんです。
内容もさることながら、皆さんお人柄が素晴らしい!!
自分からもっと事前に多くの人たちに紹介すればよかった・・・と終わってから思いました。
レポーターとして伺ったので、その後、この素晴らしさを原稿に落とし込むことにプレッシャーを感じていましたが、なんとかドラフトをいったん書き上げ、現在関係者に確認のご依頼中。(6月21日のバンクーバー新報に掲載予定です)。
そんなときは、過去の下書きファイルなどをがーっと整理したくなって、今あれこれ開いて見ていたら、2008年に膨大な時間を費やした原稿を読んですごく懐かしくなりました。
あの時のプレッシャーは忘れがたいものでした。今は「自分にできないことはできない、自分にできることを精一杯やるしかない」という開き直りみたいなものがありますが、あの時はなかなかそうはなれませんでした。
昨日、一緒に話していた方が「母親の言葉に決まってあった愚痴がなくなり、態度がポジティブになっていることを母自身は気が付いていない・・・」と語っていました。自分ではそういう変化ってわかりにくいですよね。
過去の記事を読んで、自分の過去のことを思い出すと、そんな変化が感じられました。記事の最後に普通は書かない自分の感慨も書いているんですが、その考え方も、今は少しニュアンスが異なってきている自分を感じます。
ご関心があればどうぞ。サウジアラビアの体験を語る元バンクーバー日本国総領事夫人・大塚はるひさんをレポートした記事です。赴任当時のスターバックスのカップが面白いです。
ここまで違う国が作れるんだったら・・・と何か希望のようなものも感じます。
「大塚はるひさんに聞く アバヤから見えたサウジアラビアの人々の姿」
前編
http://www.v-shinpo.com/08special/33special/special.html
後編
http://www.v-shinpo.com/08special/34special/special.html
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