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アプリ開発の基本手順について徹底的な説明

2024-10-24 18:34:30 | 日記

アプリ開発には様々なプログラミング言語や開発ツール、ゲームエンジンなどの選択肢がありますが、最も重要なのは「どのようなアプリを作りたいのかを明確にすること」です。これを要件定義と呼び、アプリ開発の基本的なステップとなります。以下に、開発を進める上で決めるべきポイントをリスト化しましたので、参考にしてください。

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1. アプリ開発の基本手順

1.1.アプリのジャンルを決める

最初に、作成したいアプリの種類を明確にしましょう。エンターテインメント系のゲームアプリや音楽アプリ、業務の効率化を支援するアプリなど、自分やユーザーのニーズを考慮しながら選定してください。

1.2.アプリのターゲットを決める

アプリを使用するユーザーのニーズに基づいて設計することが重要です。ユーザーが使いやすく、メリットを感じられるアプリを目指しましょう。ターゲットが不明確な場合、誰にとっても使いにくく、結果として利用されないアプリになりかねません。ターゲットに合わせた使いやすいアプリを開発することが成功の鍵です。

※関連記事: My Kaopizアプリ、カオピーズ社員専用「スーパーアプリ」が正式に登場しました!  https://kaopiz.com/ja-news-my-kaopiz-app-has-been-officially-released/

1.3.アプリの設計を行う

次に、アプリを使用する端末やプラットフォームを決定します。スマートフォンやPC、各OSによって必要な開発環境が異なるため、ターゲットユーザーが普段使用するデバイスやOSを選ぶことが重要です。プラットフォームが決まったら、具体的なアプリの設計に取り掛かります。この段階ではまだプログラミングは行いません。

アプリの設計は、アイデアを具体化するプロセスです。特に、画面遷移とレイアウトは非常に重要な要素です。

1.4. 画面遷移とレイアウトを考える

画面遷移とは、ユーザーがアプリ内でアクションを起こした際に、どの画面に移動するかを計画することです。アプリの構造を考える作業といえるでしょう。

例えば、アプリを起動した際に最初にロゴが表示され、その後にどのような画面が出てくるかを検討します。

・どの画面が最初に表示されますか?

・その画面にはどんなボタンや機能がありますか?

・ボタンを押すと次にどの画面が表示されますか?

・前の画面に戻ることは可能ですか?

これらの要素は小さなことのように思えますが、十分に考慮されていないと、ユーザーの使い勝手に大きく影響します。レイアウト設計では、ボタンの配置やサイズ、表示情報を考慮し、特に使用頻度の高いボタンはアクセスしやすい場所に配置することが求められます。ストレスのない設計を目指して、試行錯誤しながら進めましょう。

遷移が決まったら、必要な画像や音声も検討し、ボタンの数やサイズ、効果音やローディング画像など、アプリの使いやすさに寄与する要素を明確にしておきましょう。

※関連記事: ゼロからのアプリプログラミング方法 | 2024年完全ガイド  https://kaopiz.com/ja-news-app-programming-method/

1.5. 開発とテスト

要件定義と設計が完了したら、設計に基づいて開発を進めます。開発のポイントは、一度に全てを作るのではなく、小さな機能ごとに開発し、テストを繰り返すことです。料理の下ごしらえを思い浮かべてみてください。例えばカレーを作る場合、玉ねぎを刻む、肉を炒めるなど、一つ一つの工程を完了させてから鍋に入れます。同様に、アプリ開発でも機能を個別に作成し、テストを行いながら全体をまとめていくことで、不要なバグや不具合を防ぐことができます。

開発が終わったら、アプリ全体が正常に動作するかをテストします。個々の機能は問題なく動くのに、まとめると不具合が生じることもあるため、機能別のテストに加え、全体のテストも忘れずに行うことが重要です。

1.6. リリース

テストが完了すれば、アプリをユーザーに公開します。使用するデバイスに応じた公式プラットフォームでのアカウント作成やライセンスの取得など、必要な手続きを行いましょう。Androidの場合はGoogle Play、iOSの場合はApp Storeが公式プラットフォームです。アプリを公開したら一区切りですが、その後も運用や保守を行い、新たに発生する不具合の修正やOSのアップデートに対応し、ユーザーの満足度を向上させていく必要があります。

2. 自社開発と外注開発のメリット・デメリット

企業がアプリ開発を計画する際には、自社開発か外注開発かを検討する必要があります。それぞれにメリットとデメリットがあるため、慎重に考えましょう。

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2.1. 自社開発

2.1.1.自社開発のメリット

新規事業としてアプリを活用する場合、自社開発の利点はノウハウの蓄積にあります。社員のスキルが向上すれば、機能の追加や仕様変更にも柔軟に対応でき、外注よりも迅速に品質向上を図ることが可能です。

2.1.2. 自社開発のデメリット

自社開発のデメリットは、社内にエンジニアやプログラマーがいるかどうかで大きく変わります。エンジニアがいない場合、採用が必要ですが、現在エンジニアの需要は高く、人材の確保が難しい状況です。そのため、スムーズに開発を進めるにはコストや時間がかかることが考えられます。

※関連記事: オフショア開発|意味・メリット・成功させるポイント【必見】 https://kaopiz.com/ja-news-what-is-offshore-development/#:~:text=%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A2%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%A8%E3%81%AF%E8%8B%B1%E8%AA%9E,%E5%A7%94%E8%A8%97%E3%81%99%E3%82%8B%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%89%8B%E6%B3%95%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

2.2. 外注開発

2.2.1.外注開発のメリット

外注開発のメリットは大きく2つあります。1つは、社内にエンジニアがいなくても専門家に依頼できるため、迅速に開発を進められることです。アプリに特化した開発会社に依頼することで、想定外のトラブルにも対応してもらえます。2つ目は、コストが管理しやすくなる点です。外注の場合、人件費を変動費として計上できるため、必要な時にだけ発注することでコストを適切にコントロールできます。

2.2.2.外注開発のデメリット

外注開発のデメリットは、開発会社の良し悪しを判断しにくい点です。各会社のスキルや方針が異なるため、適切なパートナーを見つけるのが難しい場合があります。

3.アプリ開発成功の2つのポイント

アプリを多くのユーザーにダウンロードされ、高評価を得るためには、3つの重要なポイントがあります。自社開発でも外注開発でも、共通するポイントを押さえ、アプリ開発を成功に導きましょう。

3.1. ユーザビリティを考慮した設計

ユーザビリティとは、ユーザーがストレスを感じずに使いやすいことです。使いにくいアプリは自然と避けられてしまいます。高評価のアプリは、ユーザビリティを考慮した設計がされており、使いたいことが簡単に実現できるようになっています。見た目だけでなく、実際の使用感を考えながら設計することが重要です。

※関連記事: アプリ開発に必要なものは?オフショア開発するメリットも紹介  https://kaopiz.com/ja-news-application-development-with-offshore-service-kaopiz/

3.2. リリース後の運用を考えた開発

アプリは作るだけでなく、リリース後の運用も大切です。ユーザーからのフィードバックを受けて必要な機能を実装し、アプリを成長させていく必要があります。最初から完璧なアプリは少ないですが、ユーザーと共に進化することで良いアプリになります。リリース後の改善をスムーズに進めるためには、柔軟な開発体制を整えておくことが求められます。

4.まとめ

日本で150以上のクライアントに対して600以上のプロジェクトを完了し、カオピーズは10年の専門知識と品質と信頼性における強力な評判を誇っています。新規クライアントの皆様には、私たちとのオフショア開発の利点をぜひ体験していただきたいと思います。

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アプリ開発の種類 ・言語・開発の方法は何ですか?

2024-10-24 11:51:53 | 日記

現代のデジタル社会において、アプリは私たちの生活に欠かせない存在となっています。スマートフォンやタブレットを利用する人々が増え、アプリの需要も急速に拡大しています。「自分でもアプリを作ってみたい!」という人も少なくないでしょう。この記事では、アプリの基本知識や作成手順、そしてアプリ開発に伴う利点と課題について詳しく解説します。アプリ開発に興味がある方、初心者の方にとっての指針として役立つ情報をお届けします。

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まずは、アプリにはどんな種類があり、どのようなプログラミング言語が必要なのか、基礎から押さえていきましょう。


1.アプリの種類

アプリは大きく分けて、以下の3つのタイプに分類されます。それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。

1.1. ネイティブアプリ

デバイスに直接インストールして利用するタイプのアプリです。iOSやAndroidなど、特定のOSに最適化されて開発されているため、動作が高速で安定しています。しかし、開発には時間やコストがかかることが多いのがデメリットです。例えば、InstagramやLINEはネイティブアプリの一例です。

1.2. Webアプリ

ブラウザ上で動作するアプリです。インストール不要で、インターネットさえあればどのデバイスでも利用可能です。開発コストが低く、短期間で作成できる点が利点ですが、デバイスに依存した機能が使えないなど、ネイティブアプリに比べて制約があることも多いです。
※関連記事: My Kaopizアプリ、カオピーズ社員専用「スーパーアプリ」が正式に登場しました!  

1.3. ハイブリッドアプリ

ネイティブアプリとWebアプリの両方の利点を組み合わせたアプリです。Webアプリのように「HTML」「CSS」「JavaScript」で開発しつつ、ネイティブアプリのようにデバイスに依存した機能も利用できます。動作の速さや安定性ではネイティブアプリに劣る場合もありますが、複数プラットフォーム向けに効率的に開発できるのが強みです。

2. アプリ開発に使われるプログラミング言語

アプリ開発には、使用するプラットフォームに応じてさまざまなプログラミング言語が必要です。

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・iOS向け: 「Swift」という言語が主に使われます。Appleが開発した言語で、iPhoneやiPad向けのアプリ開発に適しています。

・Android向け: 「Java」や「Kotlin」が一般的です。Googleがサポートするプログラミング言語として、Androidアプリの開発に使われます。

・Webアプリやハイブリッドアプリ: 「HTML」「CSS」「JavaScript」が主な言語です。これらの言語は、Web開発の基礎でもあり、習得が比較的容易なため、初心者にもおすすめです。

※関連記事: ゼロからのアプリプログラミング方法 | 2024年完全ガイド 

3.アプリ開発の方法

アプリを作成するには、主に以下の3つの方法があります。目的やスキルレベルに応じて、最適な方法を選びましょう。

3. 1. プログラミング言語で開発

プログラミングを使用してアプリをゼロから作成する方法です。「Swift」や「Java」、さらには「JavaScript」など、アプリ開発に適した言語を学ぶ必要があります。プログラミングの知識が要求されますが、柔軟性が高く、カスタマイズの自由度が高いのが特徴です。

初心者の場合、まずは「JavaScript」でWebアプリを作成するのがおすすめです。JavaScriptは多くのアプリケーションで使用されており、学習コストが比較的低い言語の一つです。また、JavaScriptを習得することで、他のプログラミング言語も比較的スムーズに学べるようになるため、効率的にスキルを伸ばすことができます。

3. 2. ノーコードツールを利用

ノーコードツールは、プログラミングの知識がなくてもアプリを作成できる便利な開発ツールです。多くのノーコードツールが提供されており、初めてアプリを作る方でも簡単に取り組めます。例えば、「Bubble」や「Glide」などが有名です。

この方法は、時間が限られている場合や、まずはプロトタイプを試作したい場合に最適です。複雑な機能を実装するには制限がありますが、アイデアを迅速に形にできるのが大きなメリットです。
※関連記事: アプリ開発に必要なものは?オフショア開発するメリットも紹介 

3. 3. ゲームエンジンを使用

ゲーム開発には、専用の「Unity」や「Unreal Engine」といったゲームエンジンが利用されます。特に、ゲームアプリの開発には欠かせないツールです。UnityはC#を、Unreal EngineはC++を使用して開発されることが多いです。

ゲーム開発に興味がある方や、グラフィックやアニメーションにこだわりたい方には、この方法がおすすめです。

4. まとめ

アプリ開発は技術的なスキルが求められる一方で、アイデア次第で大きな成果を生むことができる分野です。初心者の方でも、基本を押さえ、適切な開発手法を選択することで、素晴らしいアプリを作成できるチャンスが広がっています。

日本で150以上のクライアントに対して600以上のプロジェクトを完了し、カオピーズは10年の専門知識と品質と信頼性における強力な評判を誇っています。新規クライアントの皆様には、私たちとのオフショア開発の利点をぜひ体験していただきたいと思います。

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ソフトウェア開発とは何か、システム開発との違い、主要なソフトウェアの種類について解説

2024-10-09 12:38:47 | 日記

現代社会において、IT技術と密接に関わる「ソフトウェア開発」は、私たちの生活に欠かせない存在です。しかし、「ソフトウェアとは何か」を正しく説明できる人は少ないかもしれません。

今回は、参考となる記事を交えながら、「ソフトウェア開発とは何か」について、基本的な知識や学び方などを幅広く紹介します。IT業界での経験が浅い方でも、ソフトウェア開発への理解を深めたい方は、ぜひご一読ください。

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1.ソフトウェア開発とは

ソフトウェア開発は、ソフトウェアの要件や利用目的を分析し、それを形にして世に送り出すまでの一連のプロセスです。商業用として開発される場合もあれば、公共の利益のために無償で開発されることもあります。

ソフトウェア開発は、人々のニーズや課題を解決するために始まり、その結果としてソフトウェアが生み出されます。

1-1 ソフトウェアの定義

「そもそもソフトウェアとは何か」と疑問に思う方もいるでしょう。ソフトウェアは、コンピューター上で動作するプログラムの総称であり、プログラムとは「コンピューターを動かすための指示」です。すべてのソフトウェアは、このプログラムを基に成り立っています。

1-2 ソフトウェア開発とシステム開発の違い

システム開発」という言葉は、しばしばソフトウェア開発と混同されることがありますが、システムはソフトウェアとハードウェアを組み合わせて特定の機能を実現する仕組みのことを指します。つまり、ソフトウェアはシステムを構成する一部の要素です。

2.ソフトウェアの種類

ソフトウェアにはさまざまな種類があり、代表的なものは次の5つです。

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2-1 ウェブアプリケーション

「ウェブアプリケーション」は、ウェブブラウザを通じて利用されるソフトウェアです。有名な例として、動画視聴や共有ができる「YouTube」があります。インストールが不要で、インターネットさえあればパソコンやモバイル端末で使用できる点が強みです。ただし、インターネット接続が必要です。

※関連記事: WEBシステム開発とは?言語・流れ・契約形態も徹底解説

2-2 デスクトップアプリケーション

「デスクトップアプリケーション」は、パソコンにインストールして使用するソフトウェアです。代表的な例として、「Microsoft Office」のような業務用ソフトがあります。インストールが必要ですが、インターネット接続がなくても利用できる機能があるため、オフラインでの使用が可能です。

2-3 モバイルアプリケーション

「モバイルアプリケーション」は、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスにインストールされて使用するソフトウェアです。代表的な例として、コミュニケーションアプリ「LINE」が挙げられます。インターネットに接続しなくても、一部の機能はオフラインで使用できるのが特徴です。

※関連記事:【必見】日本システム開発|意味・メリット・企業が知るべきポイント


2-4 組み込みソフトウェア

「組み込みソフトウェア」は、電子機器の動作を制御するために機器内部に組み込まれるソフトウェアです。ATMや家電製品、スマートフォンなど、私たちの身近にある多くの製品にこのソフトウェアが搭載されています。ハードウェアを物理的に動かす役割を持つため、精密な動作が求められます。

2-5 AI(人工知能)ソフトウェア

「AIソフトウェア」は、人間の思考を模倣する人工知能(AI)を利用するソフトウェアです。代表的な例として、音声指示でスマートデバイスを操作できる「Siri」や「Alexa」が挙げられます。AIソフトウェアの開発には大量のデータを使って学習させる必要があり、時間やコストがかかる高度な技術です。

なお次の記事では、AIソフトウェアの基礎知識やテストとの関係性について解説しているため、あわせて参考にしてください。

※関連記事:【必見】日本システム開発|意味・メリット・企業が知るべきポイント



3. まとめ

ソフトウェア開発は、私たちの日常生活やビジネスに欠かせない技術です。さまざまなソフトウェアが、私たちのニーズを満たし、問題を解決するために開発されています。これらの知識を深めることで、IT技術への理解が広がるでしょう。

カオピーズでは、10年以上にわたる経験を持ち、150社を超える日本企業のクライアントを支援し、売上の拡大やビジネス課題の解決を図るために、数百のシステム開発してまいりました。日本企業文化への深い理解と、お客様のニーズを的確に捉え、高品質なシステム開発を、オフショア価格で実現いたします。

ソフトウェア・システム開発でお悩みの方は、ぜひお気軽にカオピーズにご相談ください。


システム開発とは?初心者向け解説

2024-10-02 17:56:51 | 日記

1. システム開発とは?

システム開発とは、企業や自治体が抱える問題を解決し、業務の効率化を図るための仕組みを作る仕事です。開発されるシステムは多様ですが、その主な目的は、業務上の課題解決と効率化です。

システム開発に携わる技術者には、システムエンジニア(SE)やプログラマーが主に関わります。また、プロジェクトマネージャーや関連業界での経験者がシステムの開発や運用に関与することもあります。

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2. システム開発の事例紹介

技術者によって開発されるシステムの代表例として、以下が挙げられます:

・勤怠管理システム:社員の出退勤状況や有給休暇を管理します。

・在庫管理システム:商品の在庫数や価格を効率的に管理します。

・生産管理システム:製造業において、製品の生産プロセスや品質を管理するシステムです。

※関連記事: システム開発|開発手法や成功させるポイント、費用について解説

3. システム開発導入のメリット

システム開発を導入することで、さまざまなメリット を享受できます。

システム開発の最大のメリットは、業務効率化です。技術者であるシステムエンジニアやプログラマーが開発したシステムを導入することで、これまで手作業で行っていた業務を自動化でき、生産性が向上します。

さらに、システムを運用する中で蓄積されたデータを活用し、ビジネスや組織の運営に役立てることができます。既存のビジネスでの成果に加えて、事業拡大や新市場参入時にもこのデータを活用することで、新たなビジネスチャンスを生み出すことが可能です。

4. システムエンジニア(SE)とプログラマーの役割


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システム開発には不可欠な役割を果たすエンジニア(SE) とプログラマーです、

システム開発に関与する職種は、大きく二つに分類されます。システムエンジニアとプログラマーです。ここでは、各職種の役割を簡潔に紹介します。

・システムエンジニア(SE)

システムエンジニアは、システムの要件定義や基本設計を担当します。また、システムの納品後に運用サポートを行うこともあります。

・プログラマー

プログラマーは、システム設計に基づいて実際にプログラミングを行います。システムエンジニアが立ち上げたプロジェクトに従事し、システムを構築するためにコーディングやバグ修正などの業務を行います。未経験の分野で技術者として働く場合、まずプログラマーとして経験を積んでから、システムエンジニアへとキャリアアップするのが一般的です。

5.職種別の技術力について

エンジニアには、業務内容が異なる多くの職種があります。クライアントから求められる技術力やプログラムで実装する機能も多様です。以下に、システム開発における職種別の仕事内容を紹介します。

・アプリケーションエンジニア

アプリケーション エンジニアは、業務系やスマートフォン向けのアプリをプログラミングする役割です。クライアントが求める機能をシステムに反映させるため、最新技術の習得が必要です。

アプリケーションエンジニアとして成功するためには、JavaやObjective-Cなどのプログラミング言語の知識が不可欠です。また、ユーザーインターフェースのデザイン経験も役立ちます。

※関連記事:ゼロからのアプリプログラミング方法 | 2024年完全ガイド

・サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、サーバーの設計や構築、保守を担当します。クライアントの要求に応じて最適なサーバーを設計し、サーバー OSでプログラミングができるスキルが求められます。

この職種で活躍するためには、LinuxやUnix、Apacheなどの知識が必要です。さらに、プログラマーとしてのスキルだけでなく、システムセキュリティやクラウド技術の知識も重要です。

・ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、ネットワークの設計や構築、保守を行う役割です。クライアントの要望やプログラム機能に応じてネットワークを構築し、適切に運用するスキルが求められます。

この職種は、他のプログラマー系職種と比較してシステム開発をあまり行いませんが、コンピュータ間の通信システムなどハードウェアに近い知識が必要です。

ネットワークエンジニアとして活躍するためには、DNSやLANに関する知識が役立ちます。また、通信プロトコルやサーバーに関する理解も重要です。

・社内SE

社内SEは、自社で使用するシステムやプログラムを管理する役割です。この職種には、システムの設計を行うシステムエンジニアと、実際にプログラミングを行うプログラマーが含まれます。

社内SEとして成功するためには、技術者としての経験に加え、自社の業務や業界に関する知識も必要です。社内の各部署をクライアントとし、必要な機能を実装するスキルが求められます。

・ブリッジSE

ブリッジSEは、海外のプログラマーとシステム開発を行う際に橋渡しをする役割です。海外のプログラマーとのコミュニケーションを円滑にし、文化的な違いを考慮しながらプロジェクトを進行します。

この職種で成功するためには、技術者としての経験やプログラミング知識に加えて、外国語のスキルが求められます。クライアントの要求やプログラムの機能を正確に伝えるため、高い言語能力が必要です。



6. システム開発の工程

システム開発の主な工程は次の通りです:

・要件定義:システムの目的や機能、納期などを明確にします。

・外部設計:システムの操作画面やインターフェースを設計します。

・内部設計:サーバーやデータベース、APIを決定し、プログラムの詳細を設計します。

・プログラミング:設計に基づいて実際のコーディングを行います。

・テスト:開発したシステムに不具合がないか確認し、修正が必要な場合はプログラマーが対応します。

・引き渡し:テスト完了後、クライアントにシステムを納品します。

・運用:システム稼働後は、運用や保守を担当する技術者が対応します。

※関連記事: システム開発の工程を徹底解説!開発モデルの種類も紹介【必見】

7. 主要なシステム開発手法

システム開発には大きく分けて、ウォーターフォールモデルとアジャイルモデルの2つの手法があります。

・ウォーターフォールモデル:開発工程が順序立てて進み、後戻りができないため、計画通りに進めることができます。

・アジャイルモデル:開発途中での仕様変更に柔軟に対応できるため、顧客の要求に即応することが可能です。

システム開発は、技術力だけでなく、マネジメント能力やヒアリング能力、問題解決力などのスキルも必要です。

※関連記事: システム開発手法とは? 開発プロセスの詳細と一般的な開発モデルの比較

8. 技術力だけじゃない!システム開発に求められるその他のスキル

システム開発に携わるエンジニアには、技術者としての経験やプログラミング能力に加え、以下のスキルも必要です。

・マネジメント能力

複数のプログラマーへの業務分担やスケジュール調整を行うプロジェクトマネージャーとしての能力が求められます。

・ヒアリング能力


クライアントがプログラムに求める機能や業界特有の注意点を正確にヒアリングする能力が重要です。

・問題解決力

予期しないトラブルや技術的な制約が発生した際に、柔軟に対処する能力が求められます。


9.まとめ

システム開発は、組織のニーズに応えるために、ソフトウェアやアプリケーションを設計、実装、維持するプロセスです。カオピーズでは、10年以上にわたる経験を持ち、150社を超える日本企業のクライアントを支援し、売上の拡大やビジネス課題の解決を図るために、数百のシステムを導入してまいりました。当社は、先進的なソリューション、高速な開発、そして確かな品質を提供することに誇りを持っています。柔軟で効果的な開発モデルを適用し、クライアントのビジネスアイデアを確実に実現いたします。貴社のニーズや目標に最適なシステム開発をどのようにサポートできるか、ぜひ私たちにご相談ください。


システム開発と構築の違いを具体的に解説する

2024-09-25 18:25:03 | 日記
システムの開発や構築は、現代のIT業界において重要なプロセスです。しかしながら、「システム開発」と「システム構築」という言葉は似ているため、しばしば混同されがちです。この記事では、ITに詳しくない方々でも理解できるように、これら二つの概念の違いを明確にし、各プロセスの詳細を説明していきます。

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1. システム開発とは?

まず、「システム開発」とは何かについて考えてみましょう。システム開発は、顧客のニーズやビジネス要件に基づいて、新しいソフトウェアやシステムを設計・実装するプロセスを指します。ここで重要なのは、「開発」という言葉が示すように、新しいものをゼロから作り上げることです。

システム開発には、以下のステップが含まれます。

・要件定義

・設計

・実装(コーディング)

・テスト

・リリースと保守

※関連記事: 【必見】日本システム開発|意味・メリット・企業が知るべきポイント

このように、システム開発は「新しいものを作る」という創造的なプロセスであり、ビジネス要件に合った最適なソリューションを提供することが求められます。


2. システム構築とは?

次に、「システム構築」について見ていきましょう。システム構築は、既存の技術やリソースを用いて、システムをセットアップするプロセスを指します。簡単に言えば、「システムを動作させるための環境を整える」ということです。

システム構築には、次のようなステップが含まれます。


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インフラの準備: システムが動作するためには、サーバー、ネットワーク、データベースなどのインフラが必要です。クラウドサービスを活用する場合もありますし、オンプレミス(自社サーバー)で構築する場合もあります。システム構築の初期段階では、こうしたインフラを準備し、最適なパフォーマンスが得られるように調整します。

ソフトウェア のインストールと設定: 必要なソフトウェアやミドルウェアをインストールし、設定を行います。たとえば、データベース管理システム、Webサーバー、アプリケーションサーバーなどが含まれます。これにより、システムが効率的に動作する基盤が整います。

セキュリティ対策: システムを保護するために、セキュリティ対策を実施します。ファイアウォールの設定、アクセス制御、暗号化技術の導入など、情報漏洩やサイバー攻撃に対抗するための措置が必要です。

テストとチューニング: 構築したシステムが適切に機能するかどうかを確認するために、負荷テストやパフォーマンステストを行います。ここで、システムが予定通りのパフォーマンスを発揮し、正常に動作することを確認します。また、パフォーマンス向上のためにチューニングを行うことも重要です。

システム構築は、新しいシステムを作り上げるのではなく、既存のリソースを適切に組み合わせて稼働環境を整えることに重点を置いています。



3. システム開発と構築の違い

システム開発とシステム構築の違いを明確にするために、以下のポイントに焦点を当てて、さらに詳しく説明します。



3.1. 目的の違い

システム開発: 新しい機能やアプリケーションをゼロから作り上げ、ビジネスニーズやユーザーの要求に合致するソフトウェアやプログラムを開発することを目的とします。システム開発は、アイデアや要件を具体的なソフトウェアに変換するプロセスです。ここでの「開発」とは、新たな創造や発明の意味合いを持ちます。

システム構築: 既存のシステム、ソフトウェア、ハードウェアを使って、適切な稼働環境を整えることを目的とします。システムが正常に動作するようにインフラを整備し、必要なリソースを組み合わせて稼働させる準備を行います。構築は、既存の技術やリソースを活用して環境をセットアップする工程です。

※関連記事:オフショア開発|意味・メリット・成功させるポイント【必見】  

3.2. プロセスの違い

システム開発: このプロセスは、要件定義、設計、プログラミング、テストなどのステップを含みます。ソフトウェアやアプリケーションの仕様を決定し、それに従って開発を進めます。開発の中心は、新しい機能を実装し、ユーザーが使用するアプリケーションやシステムを作り上げることです。

システム構築: システム構築では、サーバーやネットワークの設定、セキュリティ対策、ソフトウェアのインストール、パフォーマンステストなどが主な作業です。新しいシステムの運用環境を用意する作業に重点が置かれ、開発したソフトウェアやアプリケーションが動作する基盤を整えることが目的です。



3.3. 技術の違い

システム開発: システム開発には、プログラミングスキルやアルゴリズムの知識が求められます。開発者は、Java、Python、C#などのプログラミング言語を使って、システムやアプリケーションの機能をコーディングします。また、UI/UX設計、データベース設計、API開発なども含まれます。

システム構築: システム構築には、インフラに関する知識が必要です。ネットワーク設定、サーバー管理、ストレージの最適化、セキュリティ設定など、主にインフラの技術が中心となります。クラウド環境(AWSやAzureなど)の利用も多く、システムが安全で効率的に動作するようにチューニングします。



3.4. 成果物の違い

システム開発: 開発の成果物は、主に動作可能なソフトウェアやアプリケーションです。開発されたソフトウェアは、新しい機能やサービスをユーザーに提供します。ユーザーインターフェース(UI)やバックエンドシステムなど、具体的なソフトウェア製品が最終的な成果物となります。

システム構築: 構築の成果物は、システムの運用が可能な環境そのものです。つまり、サーバー、ネットワーク、セキュリティ設定が整い、開発されたシステムが正常に稼働できるようになった状態です。システム自体を作るのではなく、運用のための基盤を提供することが成果物となります。



3.5. タイミングの違い

システム開発: 開発プロセスは、システムやソフトウェアを作り始める最初の段階です。ビジネスやプロジェクトの開始時に、新しいシステムを設計・開発するフェーズが先に来ます。ここで新しい機能やサービスが作り出され、その後に運用されます。

システム構築: 構築は、システム開発が完了した後に行われることが多いです。システムを運用するために必要な環境を整え、開発されたシステムを設置して稼働させる段階で進行します。開発が終わったシステムがスムーズに動くようにする最後のステップです。

※関連記事: Webシステム開発|その流れとオフショア開発

3.6. 責任範囲の違い

システム開発: 開発者やソフトウェアエンジニアが主に担当し、プログラムコードを書くことや、システムの論理的な動作を保証することが責任範囲です。新しい技術やフレームワークを使って、顧客の要件に合致するソフトウェアを作り上げます。

システム構築: システム管理者やネットワークエンジニアが担当し、インフラや環境整備が主な責任範囲です。既存の技術やハードウェアを用いて、システムが円滑に動作するためのインフラを整えます。システムが継続的に安定して動作するためのメンテナンスも含まれます。

※関連記事:請負型開発とラボ型開発 の違いについて

3.7. 適用例の違い

具体的な適用例として、企業が新しい顧客管理システムを導入する場合を考えてみましょう。

システム開発の場合: 開発チームが新しい顧客管理システムをゼロから開発します。ユーザーインターフェース、データベース設計、バックエンド処理を含む一連のシステム全体を作り出します。顧客の情報を管理するための新しいソフトウェアそのものが開発の成果物です。

システム構築の場合: 開発された顧客管理システムを運用するために、サーバーを設置し、ネットワークを構築し、システムが適切に動作する環境を整えます。クラウド環境を利用する場合は、その設定を行い、システムのパフォーマンスを最適化します。



4. まとめ

システム開発とシステム構築は、どちらも重要なプロセスですが、その役割や目的には明確な違いがあります。システム開発は、新しいソフトウェアやシステムを設計・作成するプロセスであり、ビジネスニーズに応じた最適なソリューションを提供します。一方、システム構築は、そのシステムが動作するための環境を整えるプロセスであり、インフラの準備やセキュリティ対策などを行います。

システム開発と構築の違いを理解することで、企業は効率的にプロジェクトを進め、より効果的なITソリューションを実現できるでしょう。

Kaopizは、最新のITトレンドを常に把握し、デジタル時代における顧客の成功を最大化する最も競争力のあるシステムを開発・構築しています。ご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。