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ヒールを演じる人は必要だが演じることを忘れたらおしまいだ~亀田雑感

亀田雑感亀田ファミリーの処分は昨日から今日にかけて報道されたとおりです。30年以上のボクシングファンである私としては結果としてはしょうがない事なのかなぁというのが素直な感想です。亀田興毅のランダエダとの初戦の時に「プロボクシングなんて所詮は興行の側面もありステージに上がった演者に対してだけバッシングするのは如何なものか」とどちらかというと興毅擁護論を書きました。

今までのこういった格闘技のプロスポーツなんて「興行上のヒール」=「ヒールを演ずるいい人」というのが前提にあったと思います。要は「ヒール=悪者=悪者の役割=演じているだけでいるだけで本当はいい人」というような図式があったはずなんです。辰吉丈一郎なんて「浪速の不良」と言われていて剃りこみいれてサングラスもかけてたけれどリングを下りるとめちゃくちゃ礼儀正しい青年だった。

亀田ファミリーがここまで叩かれたのは彼らのヒール度は興行上の「演ずるヒール」ではなくて本物の悪者だったからなのでしょう。調印式とかで暴れて物投げたりしても、後で裏側で「ちっとやりすぎてすみません、盛り上げるつもりでやりすぎました」とか言って謝ってるのが興行上の「演ずるヒール」。亀田ファミリーは本当の悪者(ヒール)だって事が関係者にも分かってしまっていたのだと思います。ただ今までは、協栄とか帝拳などの大手プロモーターが絡んでいて「本当の悪者だ」とはボクシング関係者も言い出せなかったのではないでしょうか。そんな背景があってこんな全国メディアがバッシングする問題が起きたら堰を切ったように処分へとなだれ込んだ。そしてこんな重い処分に追い込まれた。

JBCが亀田に対して毅然とした態度が取れなかったのも、虚構のヒーローを作り上げたTBSも、経済原則に則ってやっただけ。それほど責められる事ではないと思います。責められるべきは「ヒールを演じないでほんとのヒールになった」亀田ファミリーのばかさ加減じゃないでしょうか。あんた達は所詮は巨額の経済が背景にあるショータイムの「演者」なんだよ。演じるのではなくて本物の悪者になったらディレクターにゲットアウトと言われるだけ。今回は世論にもボクシング機構にもマスコミにも退場を言い渡された。勘違いする馬鹿な人間はどこの世界でも排除されると言うことです。

スープレックス!
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