本日はスプリンターズS、秋のGⅠ戦線の開幕だ。
スプリント界は抜けた絶対的な存在と言える馬は不在で、短距離重賞レースの勝ち馬もレースごとに変わる混戦模様。今年の短距離重賞のCBC賞以外の勝ち馬が全て出走していて、さらに昨年の当レースの勝ち馬、今年の高松宮記念のワンツースリーが出走。現時点でのこの距離でのベストメンバーが揃った感じだ。抜けた馬がいないという事は、今日の馬場状態、コース取りなど条件が嵌った馬が勝つようなギャンブルレースに見える。この同じメンバーで10回走ったら10回とも勝ち馬や順位が変わっても不思議ないメンバー構成だ。
そんな時はいつもと違ったアプローチで臨む。いつもは外国馬は「出ていなかったことにする」事でハナから検討外の対応。実際JCなんて馬券に絡む外国馬が近年ではいない。ただ、自腹で来日するJC以外のレースは別だという考えに変える。今年の高松宮記念も外国馬を完全無視したら3着に突っ込まれた。その3着馬が今回も来日したビクターザウイナー。安田記念もロマンチックウォリアーは出ていないことにしたらあっさり勝たれた。ここはいつもとは逆に、外国馬は絶対に馬券名絡むという方向で組み立てたい。
◎14ビクターザウイナー
香港は右周り。慣れない左回りの中京で3着に粘り切った力がある馬が、いつもの右回りに変わることはプラスになる。前走前々走の負けは気になるけれど休み明けの方が走るなら今回も条件は好転。さらに来日も2回目なら慣れも見込めるだろう。そして短距離の香港馬のレベル自体が日本のGⅠ級と遜色ないうえ、冒頭に書いたとおり抜けた存在がいないメンバー構成ならこの馬が勝ち切って何ら不思議ない。
△2トウシンマカオ
△3ウインマーベル
△5ナムラクレア
△6ママコチャ
◎1頭軸3連単流し中心で。